プレイレポート
[TGS 2011]「FINAL FANTASY 零式」TGSデモバージョンで朱雀奪還作戦をいち早くプレイ
使用できるメンバーは,ロングソード使いのクイーン,槍使いのナイン,カード使いのエースの3人で固定されている。いずれも比較的使いやすいタイプのキャラクターだ。また,常にリレイズがかかった状態になる生命の指輪を装備してのプレイということで,多少無茶をしても大丈夫な親切設計になっていた。
朱雀内に侵入している白虎兵を全滅させながら,先へと進んでいくという展開だが,近接攻撃の届かないところにいる敵がいたりすることも。その際は,魔法やエースの遠距離攻撃をうまく使っていく必要がある。場合によっては,遠方からの攻撃をウォールの魔法で防ぎつつ,手近な敵を倒すと楽だったりと,零式のミッションの攻略性の高さを感じさせる内容になっていた。ほかにも,破壊活動による火災に巻き込まれる前に敵を倒して先に進むといったシーンもあった。
また,ラストシーンでは軍神の“オーディン”を召喚して,白虎クリスタルの“ルシ”であるクンミが搭乗するクリスタルジャマー搭載の魔導アーマー,ダーインスレイブとのバトルが楽しめた。難度は抑えめになっているようで,雑魚は一騎当千といった感じで一撃のもとに切り伏せることができる。また,ボスに対しても,ボタンを押しっぱなしの溜め攻撃で威力が大幅にアップする「斬鉄剣」により,数太刀で破壊は可能だった。もちろん,クンミには機械のポテンシャルを引き出すルシならではの力があるので,これでは終わらないのだが,オーディンの強さをたっぷりと味わえる内容になっていた。
なお,TGS会場に足を運んだときに忘れてはならないのが,圧巻のシアターでの映像だ。豪華声優陣による数多くの登場人物による群像劇が魅力でもある本作。シアターでは,その登場人物達の登場シーンが一挙に紹介されていた。さらに,零式の過酷な戦いの様相がこれでもかといったボリュームで収録されている。優秀な戦士であるラサメが苦しそうに表情をゆがめるシーンもあれば,軍神(召喚獣)ディアボロスの姿も。そしてラスト近くのシーンではマキナに抱きかかえられた血まみれのレム……。彼女の運命は!? といった具合に,とにかく気になるシーンのオンパレードだ。ぜひ会場で確認すべし!
「FINAL FANTASY 零式」公式サイト
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FINAL FANTASY 零式
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