このゲームの読者の評価
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日常感あふれるRPG? 60 - 投稿者:消閑の放浪者(男性/30代)
- 投稿日:2009/01/21
- 良い点
- 〜〜〜【ゲームシステム】
主人公の生活を自分で自由に決められる。
三勢力のうち、どこにでも属せるのだが、その中でさらに「どのような行動をとったか」でエンディングが変わる仕様。
一日の時間がしっかりと流れており、夜でないと行えないこと、昼間でないと開かない店。といった、時間の制約や、
勢力内で友好度が高いと、話しかけなくても声をかけてくる町民の挨拶。といった、現実的変化が多くあるため、達成感や生活感を感じるので、ゲームとしても楽しい。
土下座と抜刀システムも面白い。
お店の人に土下座したり、そこらへんの町人に土下座すると、いろいろ反応が返ってきて…
イベントで主要人物を抜刀して殺してしまうこともできるため、このあたりにも自由度がある。
〜〜〜【伴侶システム】
別名「黙っておれについてこい」システム
ある程度伴侶候補と仲良くなると、自宅で同棲するのだが、伴侶によっていろいろな能力を発揮してくれるのがミソ。
金庫の中身を増やしてくれたり、刀箪笥を持ち歩いてくれたり、家に別の男つれこんだり(笑
複数の女性と付き合うと起こるイベントや、各伴侶ごとのエピソードも含まれているため、どの伴侶と付き合うか?というシステムだけでも面白い。
〜〜〜【武器が豊富】
大雑把には剣と槍があるのだが、各武器によって覚える技が異なり、自分で刀身や鍔なんかを集めてオリジナル武器を作ることも可能。
コレクション性が高く、こだわりの一本を作ることができるのもいい。
〜〜〜【移動】
全体地図から、別の町へとジャンプできるのは良システム。
時間がひたすら動くゲームだけに、このシステムがあると進行がスムーズになる。
ちなみに、服装によって移動速度が異なるのもリアル思考で面白い。
〜〜〜【個性的なキャラクター】
主要人物でない町民であっても、個性的な人はたくさんいる。
大根と墓石を同時に投げてくる主婦。マゾヒストな坊さん。ストーカーの山賊など、私的には物語に関係しない人と話していて楽しいゲームではあった。 - 悪い点
- 〜〜〜【戦闘イベント】
あまりにもひどすぎる。
グラフィック面はある程度看過できるのだが、モーションの雑っぷりが気になる。
ある意味リアル思考だからなのか…?
〜〜〜【チュートリアル不足】
一番初めのチュートリアルが発生する前に、抜刀システムと土下座システムが使えるのだが、それぞれイベントを戦闘に置き換えてしまったり、スキップさせてしまったりするシステムなので、一番はじめにこの行動だけでも教えてもらいたかった。
しかも、チュートリアル中に抜刀ボタンを教えてもらうのだが、抜刀すると怖がって話しかけても答えてくれなくなるという…
ここだけ例外を作ってはリアル思考にならないだろうけど…
〜〜〜【マップ】
全体地図は別にいいのだが、街ごとの地図がとにかく見ずらい。
崖や溝など、侵入不可のエリアが一番わかりづらく、結局は自分で地形を覚えるハメになる。
時代背景を考えると、地図に不備はないのだが… - 総評
- 現実感をにじませる日本式洋ゲー。
良い点と悪い点が表裏一体になりがちで、基本的に悪い点はほぼ「リアル性をつきつめたため」という点に尽きる。
クエスト形式のイベントは、「毎回受ける度に変化する」ので、飽きにくくなっているが、「二週目以降も変化していく」ことから、進行にイライラする。
勢力ごとの友好度は、二週目になるとリセットされるため、「各勢力ごとのエンディングを見るのは楽」だが、「同じ勢力の別エンディング」をみるためには、もう一度似たようなことをしないといけなくなる。
ゲームとしてはとっつきやすく、楽しいのだが、現実思考に偏りすぎて二週目以降のモチベーションとやりこむモチベーションが高くないと、楽しみきれないと思う。
生活感あふれるゲームをやりたいのであれば、お勧め。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 4 3 3 5 -
プレイヤーの意欲が問われる 60 - 投稿者:ろー(男性/40代)
- 投稿日:2008/11/26
- 良い点
- ・音楽がいい意味での「渇き」を感じさせる
・イベント発生場所が表示され、マップ移動も可能
・武器に対するこだわりを持てる作り - 悪い点
- ・展開が似るため、複数回遊ぶ意欲が沸きにくい
・渡世(仕事)も含めてイベントの質・量とも不足
・物語にゆとりがない - 総評
- 武器の量・構え・合わせに連殺と、戦闘は味わい深いです。
グラフィックには特に見るべき点がありませんが
本シリーズの魅力は「みてくれ」にはないのでいいでしょう。
むしろ方向性が変更された自由度が評価の分かれ目になります。
本作は大きく一本の物語を軸に各イベントが配置され
達成具合や関連で結末が変化するスタイルです。
比較的ルート選択に近い雰囲気で区別化されていた前作に比べ
どうしてもイベントの調整を繰り返す事が多くなりがちに。
ダイナミックな展開を想像すると、違和感を感じるかもしれません。
自分なりの楽しみ方を見出せる方にはお勧めできますが
今まで以上に「楽しむ」意欲が要求され、人を選ぶ作品です。
※プレイ時間:35時間 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 4 4 3 2
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