マルチプレイヤークエストの状況が分かる，「Star Wars: The Old Republic」の最新ムービーが登場

　Electronic Entertainment Expo（E3）でプレス向けに公開された「Star Wars: The Old Republic」（以下，SWTOR）のマルチプレイヤーデモの様子を撮影したムービーが，公式サイトにて公開されている。
　このムービーでは，BioWareの制作ディレクター，Dallas Dickenson（ダラス・ディッケンソン）氏による解説が行われており，スターウォーズの世界で，プレイヤー達がどのように連携を取って戦うのかが，よく分かるものになっている。

トワイレックのスマグラー

SWTOR公式サイト内「E3 Multiplayer Demo」

　このデモは，先月開催されたE3で公開されたライブデモと同じ内容で，共和国側の4つのキャラクタークラス（トルーパー，スマグラー，ジェダイ・ナイト，ジェダイ・コンスラー）を使って，巨大ドロイドの猛攻を防ぐクエストの様子がうかがえる。
　ガトリングガンでメイン・ターゲット（Imperial Breach Droid）を攻撃するトルーパーを，ヒーラー的な役目を担うジェダイ・コンスラーが脇からサポートし，前線では銃を持ったスマグラーと，ライトセーバーで肉弾戦を繰り広げるジェダイ・ナイトが，セカンダリ・ターゲットとなる敵兵を攻略するというもので，MMORPGで遊んだことのある人なら，わりと分かりやすい構図であろう。

E3 Multiplayer Demo

※年齢認証後，ムービーが再生されます。
　SWTORは，LucasArts Entertainmentのスターウォーズ・サーガをBioWareが開発し，Electronic Artsが販売を手掛ける2011年春にローンチ予定のMMORPGだ。
　映画シリーズで描かれたよりも3600年前の銀河を描いており，まだジェダイ・ナイトの人口が多く，共和国側と帝国側の均衡は破られていない状況にある。上の共和国側の4クラスに加え，帝国側のバウンティ・ハンター，インペリアル・エージェント，シス・ウォーリアー，シス・インクイジターの合計8クラスがフィーチャーされ，すべてのクエストでNPC達のフル音声が用意されているなど，おそらくゲーム史上最大のボリューム，最高の制作費になると思われる，壮大なプロジェクトとなる予定だ。

チスのインペリアル・エージェント