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Cooler Master,合計11ボタンを搭載するMMORPG向けマウス「CM Storm Inferno」を2月18日に日本市場で発売
筐体サイズは80(W)×135(D)×40(H)mmで,そこそこ大きめといったところ。それにしては重量は165.5g(ケーブルを含むかは未公開)となっており,ずいぶん重いマウスといえそうだ。
といっても,左サイドに小型のボタンがまとめられたRazer Nagaと違って,Infernoは,筐体全体にボタンが散りばめられた印象を受ける。左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,メインボタンの両脇に各1個用意されるのとは別に,ホイール近くに×3,左サイド×3が用意され,合計11ボタン仕様になっているためだ。
これだけのボタンを何に使うのかというと,Infernoにおいてはマクロを割り当てることが想定されている。本製品のマクロ機能はかなり充実しており,マウスやキーボードの入力,ボタン入力のタイミング,マウスの動きなどを登録可能だという。昨年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2010にてマクロ機能を確認した限りでは,特定の行動をループさせるスクリプトの活用や,その時間調整などもできてしまい,いわゆる“オートマウス”的な動作にまで手が届くほどだったと説明すれば,その強烈さは想像できるだろうか。
さらに物議を醸しそうなのが,そんなマクロ設定は,マウス本体に内蔵されたフラッシュメモリに保存され,ドライバレスで読み出せること。簡単にいえば,日本でサービスされているMMORPGのアンチチートツール下でもマクロが動作する可能性が高いわけである。
ただし,ゲームでのマクロの使用は,規約で禁止されていることも多いので,実際に利用できる場面は限られてくるだろうが。
●CM Storm Infernoの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン数:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,メインボタンの両脇×1ずつ,ホイール近く×3,左サイド×3
- イメージ処理能力:未公開
- トラッキングスピード:2.9m/s
- フレームレート:未公開
- 最大加速度:未公開
- トラッキング解像度:最大4000DPI
- レポートレート(ポーリングレート):1000Hz
- リフトオフディスタンス:2mm
- スリープモード:未公開
- マクロ登録機能:あり
- オンボードフラッシュメモリ:搭載 (最大3つまでプロファイル設定を保存可能)
- 本体サイズ:80(W)×135(D)×40(H)mm
- 重量:161.5g(※ケーブル含むかは未公開)
- ケーブル長:未公開
- 接続インタフェース:USB
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP/2000
- 予想実勢価格:6500円前後
- 発売日:2011年2月18日
Cooler Master公式サイト
- 関連タイトル:
Cooler Master(旧称:CM Storm)
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