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“栃木の星”U字工事が,宿敵・茨城のぷよぷよPR大使に!? ニンテンドーDS用ソフト「ぷよぷよ7」大連鎖イベントの模様をレポート
ぷよぷよ7は,大人気落ちものパズル「ぷよぷよ」シリーズの最新作。本作では,ぷよの大きさを変化させて大連鎖が狙える“だいへんしん”モードや,ぷよぷよ初心者でも基礎から学べる“がっこう”モードが新たに追加された。
またWi-Fiプレイで,全国のプレイヤーと対戦できたり,ダウンロードプレイによって,1本のソフトで最大8人まで楽しめるようになっていたりと,プレイの幅が広いところにも注目のパズルゲームだ。
本イベントにはお笑い芸人のU字工事が出演し,対戦会やトークイベントなどが行われた。本稿ではそのときの模様をレポートしていこう。
MCの女性が「ぷよぷよ7のハッピ似合ってますね」と振ると,益子さんは「そうですね! これを着るために生まれてきたようなもんですから。……若干すべってますね(笑)」とコメントして会場を沸かす。
またどのような経緯で,ぷよぷよ7の茨城PR大使に選ばれたのかという質問に対し,福田さんは「最初は,ぷよぷよ7で勝負して負けたほうが茨城のPR大使になる予定だったんです。でもさまざまな事情があって二人でここに来ることになりました」と述べた。
「さまざまな事情」について詳しく知りたい人は,ぷよぷよ7の公式サイト内にある動画コンテンツ“U字工事のぷよぷよ7 ガチンコバトル”をチェックしていただきたい。ちなみにこのコンテンツは,現在第三話まで見られるようになっている。U字工事のお二人の涙ぐましい(?)努力の日々が見たいという人は必見だ。
「ぷよぷよ7」公式サイト
そんな掛け合いをしつつも,そこはやはり,ぷよぷよ7 PR大使のお二人。会場にいるお客さんにも分かりやすいように,しっかりとキャラの魅力を伝えた。ちなみに益子さんのお気に入りキャラはシグ。その理由は,どうやらシグと益子さんの誕生日が同じらしく(6月16日),親近感を覚えたかららしい。
続いては“でかぷよ”と“ちびぷよ”について。こちらのシステムについても,お二人はしっかりと説明を行った。その途中,なぜか最前列の女の子が突然ベソをかき始め,それを見た益子さんがすかさず「突然,目の前のちびっ子が泣いてしまいました。ごめんねごめんね〜」とおなじみのネタを披露し,ステージを笑いで包んだ。
最後は,本作の特徴的なシステムの一つである“がっこうモード”についてもそつなく説明し,PR大使としての面目を保った。
参加者の圧倒的なレベルの前に,U字工事為す術なし?
ぷよぷよ7 ガチンコバトル
続いては,会場のお客さんとU字工事による,ぷよぷよ7 ガチンコバトルがスタート。一人めの対戦者は,若干8歳の女の子。U字工事からは福田さんが参加した。さすがに,PR大使として練習を積んできた福田さんの実力はかなりのもので,会場の空気を無視して,ものの数十秒で圧勝してしまった。「うわ〜,こいつ容赦しねえよ〜。酷いですね〜」と益子さん。「おれがまるで悪い人みたいだな〜」と福田さん。「悪いわ! しかも秒殺でしょ! いやなおじさんだね〜。」と益子さん。「いやでも……,こういう仕事やってるから負けるわけにはいかなかったんだ」と,少々申し訳なさそうにする福田さんだが,会場は爆笑の嵐で大いに盛り上がった。
福田さんはぷよぷよ7のグッズ。益子さんは,ぷよぷよ7とは関係ないが,栃木の餃子ストラップを女の子にプレゼントし,しっかり地元をアピール。
続いて二人めの対戦者として,会場から男の子が選ばれた。益子さんも,福田さんと同じくかなり練習を積んできた様子で,難なく男の子に勝利した。すかさず福田さんから「おめえこそ秒殺じゃねえべか!」との手厳しいツッコミが放たれた。
益子さんは対戦相手に「大会とかには出たんですか?」と質問。すると対戦相手の男性は「はい。大会三連覇です」とコメントした。それを聞いた益子さんは「おいおい! これ仕込みじゃねーか! 勝てるわけねえよ〜」とオーバーリアクションで会場を沸かす。
また「U字工事のお二人の実力はいかがですか?」とのMCの質問に対し,対戦相手は「まだまだ伸びると思います」と静かに語ると,福田さんが「コーチか!」と,コントばりの勢いで突っ込んだ。
ガチンコバトルはこれにて終了。U字工事のお二人は「茨城県でこんなに暖かい人達に集まっていただいて,容赦なく子供に勝てて嬉しかったです(笑)」(福田さん),「まだ持ってない人もいると思うんですけど,ぷよぷよ7はみんなで盛り上がれて楽しいですから,友達や家族と盛り上がって下さい」(益子さん)と,それぞれコメントした。
最後に「最初の二人に勝っちゃって謝ったほうがいいな」と福田さんが益子さんに振ると,益子さんは「ごめんねごめんね〜」と,この日二度目の十八番ネタできっちりと締めた。
イベント終了後は,U字工事のお二人と,ぷよぷよ7のプロデューサーの細山田水紀氏による囲み取材が行われたので,いただいたコメントを掲載しよう。
――PR大使に任命されたときの心境を教えていただけますか?
益子さん:
正直びっくりですね。実は子供のころ,ゲームをあまり買ってもらってなかったんです。で,友達の家に行ったらゲームがあるんですけど,あまりやったことがないから,難しいゲームはできないじゃないですか。そこで簡単にできるゲームとしてぷよぷよをやってましたね。
福田さん:
僕は上京したときに持っていったセガサターンで,ぷよぷよをプレイしてました。友達が集まると,「ぷよぷよやろうぜ」ってなるんです。当時東京で,あまり友達がいなかったんですけど,だれでも楽しくできるぷよぷよのおかげで,みんなと仲良くなりましたね。
――公式サイトにある“U字工事のぷよぷよ7 ガチンコバトル”で,実際に皆さんと対決された感想は?
益子さん:
いや〜,世の中には,ぷよぷよの強い人が沢山いるなって思いました。本当にいろんな方がプレイされているんで,ぷよぷよってすげえなって思いましたね。
福田さん:
瞬発力が強いと強いんですかね。だとしたら,アドリブの強い芸人さんとかって強そうですよね(笑)。
――栃木の星であるU字工事さんが茨城のPR大使でしたが,その点は?
福田さん:
いや〜,でも勝負で決めたことですから。
益子さん:
実は茨城も大好きなんです(笑)。関西で漫才やるより,茨城でやるほうが全然楽しいんです(笑)。
――他の芸人さんにぷよぷよを勧めたりとかはしてるんですか?
益子さん:
営業先で,空き時間とかに知り合いと対戦してましたね。ゆってぃさんとか,どきどきキャンプともよくやりましたよ。
福田さん:
ぷよぷよ7って,ソフトが1本あればみんなでできるじゃないですか。DS持ってる人って多いんで,かなり盛り上がりますよ。
――読者に一言お願いします。
益子さん:
ぷよぷよ7は本当に面白いんで,栃木や茨城の人に限らず,全国,全世界の人にやってほしいですね。
福田さん:
栃木の人と茨城の人も,ぷよぷよ7を通じて仲良くなってほしいですね(笑)。みなさん,ぜひよろしくお願いします。
――今回の企画の総括をお願いします。
細山田氏:
U字工事の二人はとてもお忙しい方なので,なかなかぷよぷよ7を練習する時間が取れなかったと思いますが,ほかの芸人さんとも遊ばれていたようなので,自分のレベルで遊ばれていたんじゃないかと思います。
正直,益子さんの上達ぶりはビックリしましたね。ご自分で編み出された技もあったみたいで。企画としては最初からお笑いのノリでやりたかったという部分もあるんで,今,登り調子のU字工事さん起用は大成功でした。
――U字工事さんを起用した理由を教えていただけますか?
細山田氏:
U字工事さんってネタが栃木ネタなんで,茨城を批判してるんですけど,そこに愛を感じるんですよね。
またゲームをかなりやってらっしゃるという理由もありました。あとは,単純に僕が個人的にU字工事さんのファンだったという(笑)。U字工事さんには,これからもぷよぷよ7のPR大使として頑張って広げていってほしいと思います。今後も,いろいろな媒体でPRしていく予定ですので,ご期待ください。
(C)SEGA
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