Sourceエンジンを使用したFPSとRPGのハイブリッド作品「E.Y.E」の公式サイトが更新。プレイムービーやスクリーンショットが公開に

　Valve SoftwareのSourceエンジンをベースに制作されているFPSとRPGのハイブリッド作品「E.Y.E」の公式サイトが更新され，プレイムービーや多数のスクリーンショットが公開されている。

「E.Y.E」公式サイト

　「E.Y.E」は，現在より何世紀も未来の世界を描いた作品で，プレイヤーは武装した宗教組織E.Y.Eに単身で乗り込んだ特殊エージェントに扮して，オープンワールド形式のゲーム世界を冒険することになる。本作は，フランスのデベロッパStreum On Studioが開発を手がけており，同社が1998年にリリースした「AVA」の世界観をベースにしているという。ビジュアル的には，映画「ブレードランナー」やアニメの「攻殻機動隊」を彷彿とさせる，未来と現在が交差したようなダークな世界が表現されている。


　ぱっと見は一人称視点でFPSライクな画面構成だが，RPG要素も含んでおり，プレイヤーは10種類のスキルを上げたり，能力を増幅させるサイバネティックインプラントに投資したりして，プレイヤーキャラクターをカスタマイズすることができる。武器も25種類が用意されているため，シューティングゲームとしても遜色（？）はなさそうだ。
　またプレイヤーキャラクターは「Mental Balance」という特殊スキルを持っており，相手に幻覚を見せたり，心理状態を不安定にさせたりすることで，有利にゲームを進められる。このあたりの仕組みも面白そうである。
　モードとしてはシングルプレイ/マルチプレイを搭載。マルチプレイでは，協力プレイのほか，ほかのプレイヤーが敵対するエージェントとなって登場したりするような遊び方も用意されている。リプレイバリューも高くなりそうなゲームだ。

　現在のところ，本作はSteam経由で販売される予定。Streum On Studioのプレスリリースによると，すでに5年近くも制作を続けているとのことなので，費やした時間相当の作り込まれた世界を期待してよさそうだ。