【PR】「NEW ALIENWARE 13 OLED VR」×バイオハザード7×男色ディーノ。有機ELパネル搭載ノートPCはゲームに何をもたらすか，プロレスラーが考えてみた

　スペシャリスト。
　なんともカッコいい響きよね。特定の分野に深い知識や技術を持つ専門家のことだけれど，「ある分野においては突出した能力を持つ」って，マンガや映画，物語の主人公っぽくて憧れるわ。私だけじゃなく，自分だけが持ってる能力を生かしたスペシャリストになりたいって人，多いと思うの。
　……あ，どうも。紹介が遅れたわね。私，男色ディーノです。今ここではライターとして記事を書かせていただいているけども，本業はゲイのプロレスラー，略してゲイレスラーなのです。

　ケツ論を言ってしまうと，今回私はこの記事で「ALIENWARE」（エイリアンウェア）のノートPCを紹介するんだけど，今回紹介するにあたって「スペシャリスト」について深く考えさせられたのよね。
　私の場合，プロレスラーと言ってもみんながイメージするようなガチムチマッチョではなく，ゲイという性癖を前面に出して対戦相手の股間や唇を狙っているような選手なの。で，プロレス界で15年キャリアを重ねてきてるんだけど，おかげさまでそんなゲイを基調とした変則的な戦い方が定着して，「普通のプロレスでは見られない変な試合をするスペシャリスト」として認知されているわ。
　……いいの。他人から見て羨ましくない能力でも。周囲が認知さえすれば，それもまたスペシャリストなんだから。

男色ディーノ，ALIENWARE STORE AKIBAでノートPCを借りる

　ところで，「ゲイムPC」というものはご存知かしら。そう。文字どおりゲイムをプレイするためのPCのことね。PCの中でも，ゲイムを最大限楽しむためのスペシャリスト。そしてALIENWAREはあのDell（デル）が手がける，ゲイムPCとしては世界一の認知度を誇っているブランドなのね。言ってしまえばこの記事は，スペシャリストの私がスペシャリストであるALIENWAREのゲイムPCについて語る記事ってことよ。
　スペシャリストになりたい！　自分にはできないことをやってのける，そこにシビれる！　あこがれるゥ！　って人は，ゲイムPCにさほど興味がなくてもとりあえずは何も言わずに読んで欲しいわ。

　さて，今回紹介するのはALIENWAREのノートPCなんだけど，ここで私は違和感を覚えたのよね。「なんでまたノートPCなのか？」と。
　というのも，私のイメージでは，ゲイムPCすなわちデスクトップPCなのよ。ノートPCって，基本的には持ち運ぶためのサイズってことじゃない。となれば，コンパクトな分だけ性能もコンパクトになっているわけで，コンパクトにしたのはいいけど，そのサイズでじゃあ昨今の重厚なゲイムのポテンシャルを発揮させられるのかという疑問がぬぐえなかったというか。

　いや，つつがなく紹介することはできるわよ。私もプロだから。
　ただ，その場だけじゃなく，実際にしばらくそのPCで日常的にゲイムをプレイしてみないと実際のところは分からないわ！　これは，ALIENWAREに直談判で商品の理解を深めねばなるまいて。てなわけで，行ってみました。秋葉原駅電気街口徒歩1分にある「ALIENWARE STORE AKIBA」に。

　駅から近い！　そして，店内がカッコいい！　さすが世界ナンバーワンブランド！　私が店内にいる間に，外国人観光客が入れ替わり立ち替わりで入店し，店内でプレイアブルのゲイムを楽しんでは笑顔で帰っていったのが印象的でした。それほど世界では認知度が高いってことなんでしょうね。私も普段着のコスチュームで店内に乱入したら，外国人観光客に写真を撮られてしまったわ。
　PCを注文できるショップというよりは，もはや気楽に入れるちょっとした観光地という雰囲気。ショーマン派のプロレスラーの私の意見として，この店が来店したお客様を楽しませようとしてるんだって心意気は感じたわね。


　来店早々ワールドワイドに愛想を振りまいた結果，青い目のステキな男性と仲良くなりかけたところで我に返った私は，本来の目的を遂行すべく店内の責任者を探したわ。そしてストアリーダーの中村匡喜さんをまさぐりながら聞いてみたのよ，「ノートPCでゲイムマシンって成立すんの？」と。すると，目を輝かせながら語るではありませんか。「いや，すごいんですよ！　ALIENWAREは去年，5年ぶりにノートPCをフルモデルチェンジしたんですけどね，これさえあればあと数年は余裕で戦えます！　もしグラフィックスに不満を感じた場合は外付けで拡張可能ですし！　これがALIENWAREの本気ってやつですよね！　使った方は皆おっしゃいますよ，『これは使いやすい』って！」。

　ここまで聞いて私は思ったわね。こいつぁヤバい，と。そして，触れちゃいけないモノに触れてしまった，と。そんな私の怯えに近い感情をよそに，中村さんのトランストーク……もとい仕事熱心なセールストークは続くのよ。
　「キーボード触ってみてください。すごく触り心地がいいですから。PCでゲイムをするのって，無意識でストレス感じるんですけど，ALIENWAREはキーボードでゲイムキャラを操作するのに一切ストレス感じさせないようになってます。ほら！　触って！　あと，このマシンで一番特徴的なのが……」。

　す，すまん！　私が悪かった！　まさかここまで一生懸命薦めてくるとは……。
　でもホラ，中村さんは，このマシンの良さを情報として知ってるからそういう言うけどさ，にわかには信じられないじゃん？　「そうですか？　じゃあこうしましょう。この商品を一週間お貸ししますよ。そうすればこのマシンがどれだけ使いやすいかわかっていただけるかと」。え？　いいの？　「まあ，もちろん特別に，ですよ。私とディーノさんの仲じゃないですか！」。お，おう。まさかこんなにハッキリとカミングアウトするとは思わなかったわ。では今度一緒にお食事でも……。「あ，それはいいです」。オイ断るんかい！
　中村さんをお持ち帰りはできなかったものの，ALIENWAREのゲイムノートPCを借りることができたから，ここはまあ良しとしておきましょうか。

ゲーム世界の黒が映えるALIENWARE 13 OLED

ALIENWARE 13 OLEDの製品ボックスを掲げる男色先生

　ALIENWARE STORE AKIBAでいろいろ試して，最終的に，自宅にALIENWAREのノートPC，具体的には13.3インチの画面サイズを持った「ALIENWARE 13」の最上位モデル「NEW ALIENWARE 13 OLED VR」（以下，ALIENWARE 13 OLED）を持ち帰らせてもらったんだけれども，機能よりも前に，まずこの「持ち運べる感」がすごいわね。ホントにコンパクトに持ち運べるデザイン。そして，商品が入っている箱がすでになんかかっこよくて機能的。ノートPCの利点である「持ち運び」を意識してるってのがこれだけで分かるわ。


　で，あらためて家で使ってみたわ。
　プレイするソフトは「バイオハザード7　レジデント イービル」（以下，バイオハザード7）。最新のもので，しかも描写が繊細かつ画面から伝わってくる雰囲気が重要なゲイムって言ったらこれしかないでしょ。

　ちなみに，今さらだけどバイオハザード7の説明をしておくと，映画化もされるくらい全世界で有名なサバイバルホラーゲイムの最新作。今作はとある一家の狂気を描いたものとなってるわ。

　というわけで，バイオハザード7ですよ。あ，先に言っておくけど私，PCに詳しいわけじゃないからね。このマシンがどれくらいのパワーがあって，何のテクノロジーが使われているっていうのって，正直よく分かんないのよね。なので，「スペックは以下のとおりです」と書いて，後は編集さんに任せることにするわ。最終的な記事では，下に私が使ったALIENWARE 13 OLEDのスペックが載っているはずです！　きっとすごいんだろーなー。

●男色ディーノ選手が試したALIENWARE 13 OLEDの主なスペック

• CPU：Core i7-7700HQ（4C8T，定格2.8GHz，最大3.8GHz，共有L3キャッシュ容量6MB）
• チップセット：Intel HM175
• メインメモリ：PC4-17000 DDR4 SDRAM 8GB×2
• グラフィックス：GeForce GTX 1060 6GB（グラフィックスメモリ容量6GB）
• ストレージ：SSD（NVMe M.2接続，容量512GB）
• パネル：13.3インチ有機EL，解像度2560×1440ドット，グレア（光沢），静電容量方式タッチスクリーン仕様
• 無線LAN：IEEE 802.11ac＋Bluetooth 4.1
• 有線LAN：1000BASE-T×1
• 外部インタフェース：Thunderbolt 3×1，USB 3.0 Type-C×1，USB 3.0 Type-A×2，Mini DisplayPort 1.2×1，HDMI 2.0（Type A）×1，3極3.5mmミニピン×2，有線LANポート，Graphics Amplifier専用ポート×1
• スピーカー：内蔵2chステレオ
• マイク：内蔵
• カメラ：内蔵（720p，顔認識機能対応）
• バッテリー容量：76Whリチウムポリマー電池
• ACアダプター：180W
• 公称サイズ：330（W）×269（D）×22（H）mm
• 公称重量：2.6kg
• OS：64bit版Windows 10 Home
• BTO標準構成価格：23万9980円（税別，送料込）

　私自身は無理しない。ライターとしての私ができるのは，「このALIENWARE 13 OLEDがプレイする人に何をもたらすのか」を，読んでる人に伝えることの一点よ。
　そういう視点で見るとですね，ALIENWARE 13 OLEDは，何の違和感もなくバイオハザード7をプレイさせてくれたって事実。ゲイムPCだからって，ノートPCだから結局は動作がカクカクするんだろうなって思ったら，そういうのはなし。私，コンシューマでバイオハザード7をプレイしてるからそれと比べるんだけど，そういう意味での遜色は一切なかったわ。

2560×1440ドットで実行中のバイオハザード7。この解像度でグリグリ動く

　そして，とにかくゲーム機と比べて圧倒的に優れているのが画面ね。「解像度2560×1440ドットの有機ELパネル」を採用してるってのは中村さんに聞いたんだけど，普通の（解像度1920×1080ドットの）テレビと比べて高精細ってだけじゃなくて，有機ELは，黒が本当に黒いのよ。
　ALIENWARE STORE AKIBAで中村さんに聞いたところによると，液晶の場合は後ろからライトで照らしているから，「黒」にも光が当たっているんだけど，有機ELはそれ自体を発光させるから，黒を表示するときは本当に何も光らなくなって，その分，ほかの色が映えるんですって。

　確かに，ALIENWARE 13 OLEDでプレイするバイオハザード7は，画面に奥行きが感じられて，「自分がそこにいる」という距離感までも鮮明に表現できていると感じたわ。
　平たく言うと「コントラストが鮮明」，もう少し付け加えると「黒が深いがゆえに，表現したいモノを鮮明に表現できている」ってところかしら。今回は，ALIENWARE 13 OLEDと，定番の（と編集さんが言っていた）ゲーマー向け液晶ディスプレイ，BenQ ZOWIE「XL2430」を横に並べて，バイオハザード7の同じ画面を表示させたところをカメラマンさんに撮ってもらったから，下の写真を見てもらいたいんだけど，「本当に表現したいものを正確に表現するため，黒が本当の意味で黒子に徹している」あたりが分かってもらえるかしら？

　液晶ディスプレイも，単独で見ている分には全然問題ないというか，むしろ「後ろからライトで照らしている」ことを考えると，相当きちんと黒を表現できているわ。でも，ALIENWARE 13 OLEDの有機ELは，黒も含めて，より鮮やかな色になっているの。バイオハザード7は，描写やストーリーを映えさせるために，どうってことのない部分も鮮明かつ印象的にすべてのモノを描いていて，ALIENWARE 13 OLEDの有機ELは，ゲイムソフト側の要求にちゃんと応えているわけよ。

ALIENWARE 13 OLEDでは黒が沈み，光と影のコントラストが強くなっている

屋外のシーンにおいても，影になっている部分はALIENWARE 13 OLEDのほうがより暗く，闇を表現できている

光源によって影になっている部分に注目。ALIENWARE 13 OLEDはコントラスト感が見事だ

影になっている部分もさることながら，草木の表現でも有機ELと液晶の違いは大きい

　上の写真を見て，13.3インチの画面だから，24インチクラスと比べると小さいのは当然としても，ここまで違うとコンパクト過ぎて見づらいんじゃないかって思う人もいるでしょう。

　でもその点は大丈夫。根本的に矛盾するような，大画面で楽しみたいっていう楽しみ方を求めていないのであれば，見づらさは一切感じないわ。
　理由は単純で，画面との距離よね。ノートPCだから，ゲイムをするときに目にする画面との距離が近いの。しかも，ALIENWARE 13 OLEDの場合は有機ELで，これも効いてくる。コントラストがハッキリしているってのは私たちが思っているよりもすごいことで，より細部がはっきり見えるのよ。たとえ大画面じゃなくても。「これ何？」ってシーンは皆無。あ，もちろん意図的な演出としての「何これ？」は別よ。

　逆に言うと，意図的な演出としての「何これ？」もこのサイズでちゃんと細かく表現してくれてるわ。なので，画面のサイズに関する心配はしなくて大丈夫。素直に「有機ELすげえな！」って思えるくらい，画面に関してのストレスはないわね。

スペシャリストが作った，「ゲームのスペシャリスト」

　ここまでのことを総合して，本当にフェアな意見として述べると，ALIENWARE 13 OLEDを使ったからといって，ゲイムが直接面白くなるわけではないわ。ゲイムPCを使ったからといって，ゲイム性が120％になるわけじゃない。私は嘘は書かないから，そこは率直にそんなことはないって言い切っちゃう。
　ただ，同時にもう1つ断言できるわ。ALIENWARE 13 OLEDは，ゲイムがプレイヤーに伝えたい内容を，100％に限りなく近い形で我々ユーザーに伝えることができるってことを。

　ALIENWARE 13には，液晶パネルを搭載してより安価な選択肢もあって，それを選んでも，ゲイムを100％に近い状態で楽しめるわ。ここ大事。でも，それでは満足できない人がいて，100％に限りなく近い状態を求めていたりするわけ。であれば選べるものを出そうっていうの，すごく，世界一のゲイムPCブランドっぽいわ。
　PCゲイムの楽しませるにあたって，そこまでしてくれるっていう信頼が，ブランド力を生んでいる。世界一には相応の理由があるのよ。そこまで考えたとき，ALIENWARE 13 OLEDというノートPCが存在することと，ALIENWARE STORE AKIBAが「販売店」然としてなくて，ゲイムが楽しそうに見えるレイアウトだったことの両方に合点がいったのよ。

　ゲイムノートPC。ゲイムを楽しませるためのスペシャリスト。言うてもPCだから，安い買い物ではないわ。とくにALIENWARE 13 OLEDは，コストの高い有機ELパネルを採用しているから，はっきり言って高価です。
　でも，ノートPCでゲイムをプレイしてみようというのであれば，ALIENWARE 13，とくにALIENWARE 13 OLEDを選択肢に加える価値があると思うのよ。ことPCゲームを楽しませてくれるってことに関して，ALIENWAREは世界で一番のスペシャリストなんだから，値段だけを理由に選択肢から外すのはもったいない。そして何よりALIENWARE 13 OLEDは，これまでPCゲイマーの信頼に応え続けてきたスペシャリストが，とことんこだわる人のためにわざわざ用意してきた特別マシンなんだから。

DellのNew ALIENWARE 13製品情報ページ

ALIENWARE STORE AKIBA撮影：増田雄介，テスト撮影：佐々木秀二

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