ニュース
ゾンビの襲撃に耐えて,発電機にガソリンを満たせ! 「Left 4 Dead 2」の新たなマルチプレイモード「スカベンジモード」が発表に
スカベンジモードは,人間4人と感染者4人とが戦う対戦モード。ゲームがスタートすると,人間側プレイヤーはマップのあちこちに置かれているガソリンの入った缶を探し出し,それを持ち帰って発電機に給油していく。対して感染者側はそれを阻止しなければならない。
ゲームには2分間の制限が付けられており,人間側プレイヤーは発電機への給油が1回成功するたびに20秒の追加タイムとポイントを獲得する。タイムオーバーになるか,ガソリン缶がなくなった時点でゲームオーバーだ。これを1ラウンドとして,人間側と感染者側がラウンドごとに入れ替わりながら合計6ラウンド行い,最終的にポイントの高いチームが勝利するというわけだ。オフェンス(人間)が発電機に給油すると得点となり,ディフェンス(感染者)がそれを阻止するという,アメリカンフットボールの試合のような雰囲気の戦いになるのかもしれない。
人間側は銃などの武器を使えるが,ガソリン缶を持っている間は武器による攻撃が不可能となる。そのため,ガソリン缶を運んでいる途中はひたすら逃げ回るか,ガソリン缶を一時手放して応戦しなければならない。
感染者用キャラクターとしてボスゾンビが用意されており,Left 4 dead 2で新登場するCharger(Tankのような肉弾系ゾンビ),Spitter(遠距離攻撃系ゾンビ),Jockey(人間プレイヤーに飛び移り操れるゾンビ)といった,「Left 4 Dead 2」で新登場するボスクリーチャーも選べるようだ。8人のプレイヤー以外にもコンピュータが操作する無数のゾンビが登場し,人間に襲い掛かってくる。
というわけで,今回明らかになったスカベンジモードを加えてLeft 4 dead 2には4種類のマルチプレイモードが用意されていることになる。
ほかのプレイヤーと協力してシングルプレイシナリオを行うおなじみのCo-opモード,感染者の来襲に耐えてどれだけ長い間生き延びられるかを競うサバイバルモード,人間チームと感染者チームが戦うバーサスモード,そして今回のスカベンジモードだ。このほかにシングルプレイキャンペーンもあるので,かなり充実した内容になっており,発売がいよいよ待ち遠しくなったといったところだろう。今後さらに新しいマルチプレイモードが発表される可能性もある。
また,腕に覚えのあるハードゲーマーのために,Left 4 Dead 2にはリアリズムモードという難度が用意されているらしいことを,1UP.comが報じている。
これに関しては,まだ詳細が明らかにされていないのだが,Valveのダグ・ロンバルディ(Doug Lombardi)氏によれば,「Valve社内のテストチームが30分かけてクリアするキャンペーンを,わずか10分ほどでクリアしてしまう猛者がLeft 4 Dead発売数週間後には現れた事実を受けて設定された」とのこと。
これ以上のことは分からないのだが,“リアリズム”だけに,感染者に襲われたらそれで終わりで,死んだら復活できないといったシビアなものになるのだろう。
- 関連タイトル:
LEFT 4 DEAD 2 日本語版
- 関連タイトル:
レフト 4 デッド 2
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2009 Valve Corporation. All rights reserved. Valve, the Valve logo, Left 4 Dead, the Left 4 Dead logo, Source, the Source logo, Half-Life, Counter-Strike, Portal and Team Fortress are trademarks or registered trademarks of Valve Corporation in the United States and/or other countries.
(C)2006 Valve Corporation. All rights reserved.