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[TGS 2009]二次元に突入できる(?)と噂の「Project Natal」体験レポートをムービー付きで掲載
本システムはカメラの前のプレイヤーの動きや音声をリアルタイムで認識してゲームに反映するという仕組みになっており,その精度の高さと応用の可能性に期待が高まっている(関連記事)。
最初に本システムについて,「コントローラーも説明書も無しにプレイできるゲームを作りたかった」と語ったKudo氏。デモでは飛んでくるボールを弾き返してブロックを破壊していくゲームを,まずは自ら体を張ってプレイして見せてくれた。
Microsoftの偉い人とは思えない,相当面白い動きをしている様子がムービーで確認できるが,ネタ抜きで「Natal」の性能はかなりのもの。ゲーム画面を同時にお見せできないのが残念だが,細かい仕草まで完璧にトレースしていてド肝を抜かれた。
四方八方からボールが飛んでくるので非常に運動量が多く,Kudo氏曰く「このゲームの開発に携わって体重が10kg落ちた」とのこと。どうやらダイエット効果もかなり高そうだ。
その後筆者も同じゲームを体験させてもらえたのだが,開始時に顎を触ったり首をコキコキさせたりといった自分の細かいクセまで画面内のシルエットに完璧に反映されていて,気持ち悪いくらいだった。
そして実際にボールを弾き返す場面では自分の反射神経の鈍さに愕然。ムービーではモタモタと見苦しい動きをする筆者の姿が確認できるが,恥ずかしいのでできればあまりそちらには注目しないでほしい。
まぁスコア云々は抜きにして,ボールを弾き返す強さによってスピードがちゃんと変化したり,飛んでいく角度がリアルだったりと誇張ではなく本当にゲームの中に入り込んだような感覚が味わえた。
個人的には「Natal」がギャルゲーに応用されたらエライことになると思う。筆者を含めた全国の二次元移住希望者にとっては,まさに夢のシステムだ。否が応にも期待が高まってしまう……と,あまり妄言を並べ立てると編集者に怒られてしまうのでそろそろ自重する。
残念ながら一般参加者は体験できないが,ブースに用意された覗き窓やディスプレイでデモの様子を見ることはできるので,興味がある人はマイクロソフトブースに足を運んでみよう。
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