［TGS 2009］“自分の彼女”の似顔絵をミノ☆タロー氏に書いてもらえる抽選イベントも。「ラブプラス」の「デキシーズ 幕張出張所」レポート

　4Gamerでもたびたび取り上げているKONAMIのニンテンドーDS用コミュニケーションゲーム「ラブプラス」だが，東京ゲームショウ2009では，オフィシャルの彼女通信広場「デキシーズ 幕張出張所」がKONAMIブース内に設置されている。

　デキシーズとは，主人公と本作のヒロインの一人「姉ヶ崎寧々」が務める，バイト先のファミレスのこと。あくまでも“彼女通信広場”……要するに既存のプレイヤーを対象にしたコミュニケーションスペースとなっており，ラブプラスプレイヤー達がニンテンドーDSを持ち寄って彼女通信をしあう社交場といった雰囲気。
　ブース内は，プレイアブルのゲームが展示されているわけでもなく，また何か特別なオブジェクトがあるわけでもない（一応，キャラクターのポップパネルなどは置いてあったが）のだが，常に“彼女連れのプレイヤー”達で賑わっており，後述するミノ☆タロー氏による似顔絵付きサイン色紙プレゼント会が行われた折りには，イベントスペースがギャラリーでぎっしりになるほどの賑わいを見せていた。


　ちなみに「ミノ☆タロー氏による似顔絵付きサイン色紙プレゼント会」というのは，開場からデキシーズ内にて配布される応募券を持っている人を対象に抽選を行い，当選した人の“彼女”の似顔絵を，本作のキャラクターデザインを務めたミノ☆タロー氏本人が描いてくれるというもの。つまり，ニンテンドーDS内で表示されている“自分の彼女”（髪型や服装がそれぞれ異なる）を，ミノ☆タロー氏が即興で描いてくれるという，ラブプラスプレイヤー達とって垂涎物のイベントである。

当選した5人の彼女の似顔絵を描いていくミノ☆タロー氏。その淀みのない筆捌きを，集まったギャラリーが真剣な眼差しで見つめていた

　このイベントは，本日26日と明日の27日，つまり一般公開日のみを対象としているのだが，当選者数は，それぞれで僅か5名づつという少なさ（その場で手書きするものなので，こればっかりは増やしようもないが）。本日分の整理券自体も，開場から1時間強ほどで配り終わってしまっているなど，いろいろな意味で倍率が高い状況になっている。

　とはいえ，ミノ☆タロー氏の直筆による似顔絵ともなれば，最高の“思い出の品”となることは疑いないわけで，本記事を見て「ちょっと欲しいかも……」と思ってしまった人は，明日の東京ゲームショウ最終日に向かう準備をしておいた方がいいかもしれない。

「デキシーズ 幕張出張所」でプロデューサーの内田明理氏がトークイベントを行う一幕も。司会者の「続編の構想はありますか？」との質問に対して，「いや，当然ありますよ！」という爆弾発言もしていた。まぁとはいえ，もちろん会社としてのプロジェクト云々という話ではないが，曰く「とはいっても，じゃあ2を出しますといって，愛花や凛子や寧々がいなくなってしまうのもどうだろう？とか，どういう形がいいのかは悩ましい」などとコメントするなど，「次」に向けていろいろ考えているのは確かなようだ

プロデューサーの内田明理氏，ディレクターの石原明広氏，キャラクターデザインを務めたミノ☆タロー氏らの3人は，コナミのステージイベントにも出演。あの小島秀夫監督とのトークショウも行われた。ちなみに，なんと小島監督もラブプラスを遊んでいるのだとか

せっかくなので，編集部の面々でも彼女通信をしてみた……のだが，あまりに電波が混雑しているせいか，なかなか接続ができなかった。仕方がないので，編集部の二人（ペンネームは隠すが本名は隠さず）で彼女通信をしてみたの図

「ラブプラス」公式サイト