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ミアベルの大切な友人は“聖堂荒らし”?「アンティフォナの聖歌姫」新キャラクターなど最新情報を紹介
今回公開されたのは,主人公達と対立する“聖堂荒らし”や,彼らが登場するときのエピソード,専用のミュージカルなど。また,音楽要素が盛り込まれているという戦闘システムの情報にも注目だ。
“聖堂荒らし”との出会いは,リリーの声が奪われ旅に出たミアベル達が,各地で「聖堂荒らし」の噂を耳にすることから始まる。それは,魔王の手先によって,襲われた聖堂や大聖堂から,音楽的な力が奪われるというものだ。ミアベル達は,その情報を追ってとある聖堂に向かうのだが,そこでミアベルの大切な友人“カンパネラ”(CV:能登麻美子さん)と出会うことになる。
カンパネラは「こちら」の記事で,ミアベルの“ライバル”として紹介されているのだが,実は魔王にさらわれたのちに,ライバルとなっているようだ。自らの意思で動いているのか,それとも? カンパネラの身にいったいなにが起きているのだろうか。
次に,本作の戦闘は,基本的に人間が4人,そのパートナーである人形4体が参加して行われる。通常攻撃は「こらしめる」というちょっとユニークで微笑ましいコマンド名となっている。また,パーティに入っていないキャラクターは後ろで待機しており,相手をこらしめているときには,乱入して力を貸してくれるとのことで,戦闘シーンはいろいろとにぎやかなものになりそうである。
人形は,直接戦闘で戦うわけではなく,特殊な能力を使ったり,事前に設定したスコアを自動で演奏し,パートナーやパーティに良い効果を与えたりといった,人間のメンバーをサポートする役割となるようだ。
また,冒険の途中で手に入る「メロディーカード」を演奏することでも,味方の防御力を増やしたり,攻撃用の魔法を放ったりでき,さらに,演奏するカードを組み合わせることで,より大きな効果が生まれることもあるという。祈歌団「チェレスタ」らしくみんなで演奏すれば,より強力な音楽になるわけだ。
なお,敵モンスターから逃げるときは,「あやまる」コマンドを選び,ひたすらボタンを連打するとのこと。なんとなく,ボタンを押した数だけ必死に「ごめんなさい! ごめんなさい!」と,頭を下げているミアベルの姿が想像できそうだ。
このほか,チェレスタのメンバーになる,二人でひとつの人形を共有する“奏で手”の双子の姉弟「アサラト,パチカ」,その相棒である人形「ダルセーニョ」が,新たなキャラクターとして公開されている。
アサラト、パチカ&ダルセーニョ
CV:斎藤千和 CV:齋藤彩夏 &CV:長谷川明子
髪を結び上着を着ているのが女の子のアサラト。
帽子をかぶっているのが男の子のパチカ。
見てのとおりの双子(姉と弟)です。
行動も発言も二人で1セットというように、常に一緒に行動しています。
どちらも天邪鬼でいたずら好き。「オトナの言うことなんて素直に聞いたら負けだ!」と思っている節がある困った二人組みです。
道化師の姿をした人形・ダルセーニョは、古いものらしく見た目はくたびれていますが、双子に大事にされています。
なお,前回紹介したクララ・ドルファーの人形であるレントと,フェリシアの人形であるアニマートのCVは,それぞれ吉住梢さん,下田麻美さんが担当するとのことだ。
エピソード紹介 聖堂荒しとの遭遇
魔王が奪っていったのは、歌姫(リリー)の声と――大切な友人(カンパネラ)
大聖堂をめぐるミアベルたちのチェレスタは、各地で『聖堂荒らし』の噂を耳にします。魔王の手先が、各地の聖堂や大聖堂を襲って荒らし、音楽的な力を奪っていくというのです。
件の聖堂荒らしがすぐ近くにいるという情報を入手し、ミアベルたちは、その暴挙を止めようと、とある聖堂に急行するのですが――
駆けつけた聖堂にいたのは、ミアベルの大切な友人“カンパネラ”と奇妙な精霊たちでした。
歌がとびきり巧くて、幼くしてレイアラークに選ばれたカンパネラは、ミアベルの大切な友人であり、姉のリリーと同様に憧れの的でした。
が、再会した彼女の様子は、以前とはかなり違っていました。
もともとあまり感情を表に出さない少女でしたが、久しぶりにミアベルの顔を見ても眉ひとつ動かさない無表情。
それどころか、ミアベルなど知らないと口にして、聖堂荒らしの精霊たちとともに去っていってしまいます。
実は、リリーの声が奪われた混乱の際に、魔王の手で、レイアラークの養成所からさらわれたというカンパネラ。
彼女の身にいったい何が起きたのでしょうか?
何を思って聖堂を荒らし、魔王に手を貸しているのでしょうか?
今のミアベルたちには、見当もつきません。
カンパネラたちを追い、魔王に会って、真相を確かめなければ!
ミアベルたちの冒険に、あたらしい目的が生まれたのでした。
アンティフォナ響国コラム
第3回
ミアベルのベル
ミアベルのベル
友人から預かった大切なお守り。
本タイトルのお話のキーアイテムをひとつ挙げるとするなら、ミアベルが持っているベルがふさわしいでしょう。ミュージカル『大切にしているベル』をはじめ、お話の端々で登場します。
実は、このベルはかつてカンパネラからミアベルが預かったもの。
以来、ミアベルはお守りとして大切に持ち歩き、カンパネラにあった際に返そうと心に決めていました。
しかし、再会したカンパネラは、ミアベルを他人扱いし、ベルも返せずじまいになってしまいます。
思わぬ再会を遂げた後も、ミアベルはベルを大切に抱えて冒険を続けます。
ベルには、不思議な力が備わっており、世界中に散らばっている“想いのかけら”を取りだすことができるのです。“想いのかけら”は人の想いが触れたものに宿り、音楽の源となる重要なアイテムです。
ベルの力を借りて各地で“想いのかけら”を集めれば、冒険に役立つことでしょう。
マップを移動中に□ボタンを押すことでミアベルがベルを振ったり
戦闘中に敵に向かってベルを振ることで想いのかけらを取り出したり
ストーリ上だけでなく、実際にプレイをする中でベルを使用する機会はたくさんあります。
戦闘システム歌って 奏でて 謝って!?
本タイトルの戦闘は、とてもにぎやかなものです。
パーティーは基本的に人間が4人。そしてそのパートナーの人形の4体が参加できます。
このキャラ数ですから、何もしなくてもワイワイガヤガヤとした雰囲気ですが、もちろんそれだけではありません。
通常攻撃にあたる『こらしめる』を選ぶと、右の写真のようにキャラクターたちが、ぽかぽかと殴りあうなど、ちょっと微笑ましい戦闘が展開します。
パーティーに入っていない味方も、後ろで待機。『こらしめる』際に乱入して、力を貸してくれます |
こらしめあっている間にハート(体力)を使い切ってしまうと、そのキャラははじき飛ばされて戦闘不能に |
行動権は、人間キャラに。人形がその行動をサポート!
ミアベルの活躍を支えるクレフ。ターン終了時にばっちりサポート!
味方の人間キャラクターの行動をコマンドから選び、戦います。
人形キャラクターに直接コマンドで指示を出して戦わせることはできませんが、事前に設定しておいたスコア(楽譜)を自動で演奏し、戦闘中にパートナーやパーティーに良い効果を与えてくれます。
レントの魔法でクララが大活躍!?
また、人形が持つ特殊な能力は、人間側のパートナーが
『とくしゅ』のコマンドから選択することで利用できます!
最大限パートナーの力を活かしましょう!
戦闘にもちりばめられた音楽要素『メロディーカード』
アンティフォナ響国は音楽が力を持つ国。
戦闘でも音楽の力が活用されます。
冒険の途中で手に入れたり、作成した音楽の力を封じ込めた『メロディーカード』を演奏することで、味方の防御力を増したり、実際に攻撃用の魔法を放ったりとさまざまことが行えます。
しかも演奏するカードを組み合わせると、個々のカードの効果だけでなく、さらに大きな効果が生まれることも!?
みんなの演奏をあわせれば音楽はどんどん魅力的に(強力に)なる、というのが実際に感じられます!
もう戦いたくないです、 ごめんなさい! そんな時には素直に『あやまる』
『あやまる』コマンドを選ぶと、ボタンの連打をすることで敵モンスターに謝れます!
時間内に相手に気持ちが伝われば、ゆるしてもらえるので戦闘から逃げ出すことができます。
ミュージカル紹介
聖堂荒らしを追いかけるミアベルたちのチェレスタの前に、現れたカンパネラたち。
その印象的な登場シーンは、なんとミュージカルからはじまります。
曲名は『秘密より黒く芳しく』
前回ご紹介した元気いっぱいのミアベルとは、ぐっと違った雰囲気のものです。
ミステリアスな歌詞や、個性的な振り付けに是非ご注目ください!
- 関連タイトル:
アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜
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