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[TGS 2009]「最強を目指すRPG」の原点は「ストII」? カプコン「LAST RANKER」プレゼンステージレポート
LAST RANKERは,約10万人という人口のほとんどが戦士という世界で繰り広げられるRPG。プレイヤーは「戦侯機構バザルタ」に属する主人公のジグとなり,ランキング戦を勝ち抜いて,世界のトップを目指していくのだ。キモとなるバトルでは,アクションゲームとは異なる“RPGならではのスピード感”を表現するという。
続いて作曲の下村陽子氏と,キャラクターデザインの吉川達哉氏が登場。下村氏は,バトルの曲を歌入りにしたいとディレクターの新納氏が打診してきたことに対して,最初は「それはうるさいんじゃないか?」と思ったエピソードなどを披露。実際には,いわゆる雑魚キャラ相手のバトルでは通常の下村節,ランキング戦では歌入りの曲になるとのこと。下村氏の曲といえば,「ストリートファイターII」や「キングダム ハーツ」などで定評があるだけに,本作のバトルではどういった使われ方をするのか楽しみなところ。
なお吉川氏は「10体以上,100体未満」という大変アバウトな数のキャラクターをデザインしているとのこと。松川氏の補足によれば,街にいるNPCの子どもがかわいいというので,かなり手広く手がけていることがうかがえる。それを受けて,お気に入りのキャラはいるのかという質問が出たが,吉川氏曰く「たくさん作るので,どれが特別というのはない」そうだ。また下村氏も自身が作る曲について「曲中のポイントで凄く好きな部分や,全体に好きという曲はあるが,基本的には全部好き。格好つけてるわけではないが,選べない」と述べた。
最後の挨拶では,下村氏が「プレッシャーを前向きに受け止めて気持ちを高めている」,吉川氏が「新たなデザインに期待してほしい」,松川氏が「業界の大先輩に協力していただいて,新しい挑戦をしている」とそれぞれの思いを述べ,締め括った。
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