インタビュー
“白騎士物語45日間生活”映像コンテンツ配信開始。北川愛萌さんと白河優菜さん,二人の“新人騎士”に振り返りインタビューを実施
北川愛萌さんインタビュー
■「新人騎士物語」を終えて
4Gamer:
よろしくお願いします。約1か月半にわたっての対決企画,お疲れ様でした。新人騎士物語を終えた直後は,どのような気持ちでしたか?
「ああ本当にやってよかったなぁ」って達成感もあったんですけど,終わったあとしばらくは,ずっとポケーっとしてました(笑)。
4Gamer:
最終日の生放送が終わったあと,最初にしたことは何でしたか?
北川さん:
家に帰って,チワワのコモモを“わっしょい”しました。45日も会えなかったから,もう忘れられているかもしれないと思っていたんですけど,ちゃんと覚えてくれていて。一緒に寝てのんびりしました。
4Gamer:
そのあと普段の生活に戻ってからはどうですか?
北川さん:
45日間,ずっとジオネットのみんなと毎日話したり遊んだりしていたし,ほかに会う人があまりいなかったのでスタッフさんもすごく頼りにしていたので,そういう人達に会えなくなるっていうのは,すごく寂しかったです。
家ではインターネットにつなげなくて,しばらくジオネットに入れなかったんですよ。いつも会っていたみんながTwitterで「元気だよ」とかコメントをくれたりしていたんですけど,次にジオネットに行ったときにはみんな忘れているんじゃないかとか,終わったからもう来ない人もいるんじゃないかなと心配していたんです。
でも,ジオネットに入れるようになって「今日行くよ」って言ったら,部屋を作ってみんな待っててくれていたので,すごく嬉しかったです。
4Gamer:
最近はTwitterを積極的に使っているんですか?
北川さん:
元々白騎士生活を始める前からやっていたんですけど,「Twitterもやっているよ」って言ったら,みんな始めてくれたので。今はみんな,ゲームの実況とか交流とかで活用しているみたいです。
4Gamer:
今は,ジオネットで「光と闇の覚醒」を遊んでいるんですか?
北川さん:
今住んでいる家ではインターネットができなくて,実家に帰らないとジオネットに入れないんですよ。
あと,1回ジオネットに入るとどうしても朝方まで遊んじゃうので,次の日早いときとかはちょっと自粛しています。時間があって朝まで遊んでも平気なときは入ってます。
4Gamer:
現在は,新人騎士物語で一緒にプレイしたり,フレンド登録したりした人達と遊ぶのが中心ですか?
北川さん:
そうですね。ただ,Twitterとかで聞いているんですけど,行きたいけど行けない,部屋に人が多いと入るのをあきらめちゃう人がたくさんいるんですよ。なので,今後はそういう人達ともっと話せるようになったらいいなあと思っています。
あと,対決企画中はできなかったボイスチャットで,みんなの声が聞けたときは新鮮でした。
4Gamer:
新人騎士生活までゲームの経験がほとんどなかった北川さんにとって,「白騎士物語」は初めてエンディングを見たゲームになるわけですが,ストーリーの感想はいかがでしたか?
北川さん:
実は,もう一度最初からやりたいんですよ。最初の頃はよく分からないままにやっていて,あとずっとしゃべってばかりだったから,あまりお話を覚えていないんです(笑)。
4Gamer:
これからは,「白騎士物語」をどのように楽しんでいこうと思っていますか?
北川さん:
放送が終わってからは,縛りがないのですごい楽なんですけど,その分,無駄にしゃべっちゃったりとかで,レベルもギルドランクも全然上げられていないんです。宿題を前日にやるタイプなので,対決企画中もギルドランクとかは前日に徹夜して上げていたし(笑)。そんな簡単に上がるものじゃないので,がんばらなきゃなぁと思っています。
そういえば,最近は舞台があってあまりジオネットに行けなくなっちゃったんですけど,この前,「めめ騎士団」の人達が舞台を観に来てくれたんです。
4Gamer:
おお,それはいい話ですね。
ゲームが好きな人達だから,ゲーム内だけで終わっちゃうかなと思っていたから,嬉しかったです。
ただ,放送で漢字が読めないとか,計算ができないとか,愛萌はアホの子だっていう印象が一番にあるみたいで,セリフを覚えてちゃんとやっていたのを,みんなにビックリされたんです。「セリフどうやって覚えたの?」「結構,長いセリフしゃべっていたけど,覚えられるんだね」みたいな(笑)。
4Gamer:
さんざんな扱いですね(笑)。
そのほか,新人騎士物語が終わって,ゲーム以外の生活の面で何か変わった部分はありますか?
北川さん:
自分でしゃべるのは苦手だったんですけど,番組でのおしゃべりが楽しくできるようになったことですね。
今まで,2時間ある番組を一人でもたせることは経験がなかったので,最初はすごくプレッシャーでしたけど,毎日ディレクターさんがいろいろと教えてくれて。
初日とか最初の頃は,すごくくだらないことで泣いていたんですけど,最終日の頃には,自分からそういう環境に飛びこんでいけるようになったので,強くなったし,本当に今後に活きてくると思っています。「人として成長した」って言ったら,笑われましたけど(笑)。
■「新人騎士物語」を振り返って
4Gamer:
対決企画中の話を聞かせてください。新人騎士物語では,毎日のミッションのあとに,ご褒美としての賞品がもらえましたが,なんだか良いのか悪いのか分からないものも多かったですよね。その中で何が印象的でしたか?
基本的に,愛萌がもらったのって,役に立たないものが多かったんですよ(笑)。ライバルとの部屋入れ替えのときに,向こうの部屋には実用的なものが多かったのに。それは運がないだけって言われたんですけど。
4Gamer:
最終日の決戦で,そのライバルが白河さんだと分かったときはどうでしたか? お二人とも同じ事務所所属で,既知の関係とのことでしたが。
北川さん:
決戦は,いつもの部屋じゃない場所で,カーテンが突然落ちてご対面っていうことになったんですけど,今までずっと戦っていた見えない相手が,元々知っている子だって分かったときは,なんだかちょっとほっとしました。
4Gamer:
結局,44日間,ライバルが誰かは分からなかったんですか?
北川さん:
全然分からなかったです。放送でも,みんなライバルって言ってて分からないようにしていたので。
あと,多分どっちも応援しているっぽい人が,ジオネットでぽろっとライバルの名前を書いちゃったことがあるみたいなんです。そのときは,「めめ騎士団」の人達がばーってチャットを流して,見えないようにして。
愛萌がちょっと目を離した隙に空白が一杯になっていたから「あれ? どうしたの?」って聞いたら言ったら「なんでもないよ」って(笑)。
4Gamer:
45日間を振り返って,一番思い出深かったエピソードを教えてください。
北川さん:
一番覚えているのは,「光と闇の覚醒」パートに入った日のミッションです。
放送時間内にクリアできないってくらい,ずーっと連続でゲームオーバーになって,やりたくない,それでもやらなきゃいけないって,本当に嫌だったんですよ。
とりあえずクリアはできて,そのあとジオネットにも行ったんですけど,「なんでゲームやっているんだろう,もうやだなぁ」と心が折れちゃって,本当にもう逃げたいと思ったんです。
でも,毎日会っているみんなはそういうの分かるじゃないですか。「別に勝負なんかどうでもいいから,楽しくやろうよ」ってすごく励ましてくれて。その日は,本当にずっと泣きながらチャットを見ていたんですけど,もう一回がんばろうと思いました。
4Gamer:
一緒にプレイした人達が,心の支えにもなっていたんですね。
あと,最後の頃になるんですけど,放送が終わったあとにジオネットに行ったら,いつも来てくれるメンバー達が,一人一言のメッセージ付きで立てた部屋がばーっと並んでいたんです。
お別れも近かったけど,みんながこんなに思ってくれているっていうのが嬉しくて,ずっとここに居たいなって思いました。始めの頃は,こんなに応援してくれるようになると思わなかったので,本当に,感動しました。
■「闇の生活」と映像コンテンツについて
4Gamer:
そして,新人騎士物語では残念ながら北川さんは「闇の生活」になってしまったわけですけど,闇の生活はどうでしたか?
北川さん:
みんなは肝試しで号泣するって予想してたみたいなんですけど,愛萌は霊感とか全然ないから,ちょっと楽しかったくらいです(笑)。
4Gamer:
スタッフの思惑が外れてしまったんですね。
北川さん:
収録が終わったあと,なんか肩が痛かったんですけど,ビデオカメラを持って自分で移動していたから,その筋肉痛だと思っていたんですね。
でも,そのあと「肩に霊がついている」って言われて除霊してもらったんですけど,そのときも,初めて霊体験ができてちょっと嬉しかったんです(笑)。でも,嬉しいと思っていたら,なんかそれもドッキリだったみたいで,結局霊体験もできませんでした。
4Gamer:
あまり怖くもなかったと。
北川さん:
暗いのは怖かったんですけど,自分では霊が見えないし,寒気とかもなかったので。それよりも,ストーカーとかそういうほうが怖いですね。
4Gamer:
ああ,たとえば,ホテルのベッドで寝ていたら突然黒づくめの男に連れ去られて,45日間ゲーム漬けの生活をしなさいと言われるとか。
北川さん:
そう,そういうの! あっちのほうが怖かったかも(笑)。
4Gamer:
今回,新人騎士物語の総集編が映像コンテンツとなり,北川さんと白河さんが後日談を語る追加収録も行われているとのことですが,PlayStation Store販売版に収録されている特別映像では,どんなことを話したんですか?
北川さん:
二人で,対決企画を一週ずつ振り返りました。
愛萌は,最初の頃やるだけで精一杯だったから全然覚えていなかったんです。優菜はゲームに慣れていたのもあると思うけど,すごく細かいところまで覚えていたんですよ。
優菜はどういうふうに思いながらやっていたのかを聞いて,たぶん45日でもまったく違う感じで生活を送っていたんだろうな,勝利に対する意識の差がけっこうあったのかなって思いました。
4Gamer:
特別映像について,その見どころを教えてください。
やっぱり,優菜と愛萌が二人で一緒に出ることは今までなかったし,ちょっとした裏話みたいな2人での振り返りが入っているので,それを見てほしいですね。
あと,ニコニコ動画のダイジェストにはなかった映像も入っているので,そういった違いも見てほしいと思います。
4Gamer:
では最後に,新人騎士物語は北川さんにとって,どんなものだったかを教えてください。
北川さん:
初めてゲームをやって,思っていた世界とは違っていて,最初はもう嫌だと思っていたけど,最後はすごく楽しかったです。
ゲームを通して自分もすごく成長したし,いろんな人に出会って人の温かさとかをすごく感じました。
本当にみんなに感謝しています。
4Gamer:
ありがとうございました。
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