Unreal Engine 3を使ったスペイン生まれの新作アクション，「The Scourge Project」がSteamでも12月中に発売

　スペインのゲームデベロッパ，Tragnarion Studiosは，新作タイトル「The Scourge Project」を2009年12月中に発売すると公式サイトで発表した。販売はValveのデジタル配信システムである「Steam」でも行われる予定だ。本作にはXbox 360版も存在し，そちらはXbox LIVEを通じて2010年3月にリリースされることになっている。

「The Scourge Project」公式サイト（要年齢認証）

　The Scourge Projectは，新エネルギーを独占することによって世界経済を支配する巨大企業「Nogari Corporation」と，彼らに抵抗する人々によって集められた傭兵集団「The Tarn Initiative」の激突を描いた，三人称視点のSFアクションだ。

　「Unreal Engine 3」を使用した美しいグラフィックスが特徴で，シングルキャンペーンのほか，最大4人のプレイヤーによるCo-op（協力プレイ），そして最大16人までが参加できるマルチプレイが用意されている。
　Co-opでは，1チーム4人のプレイヤーで行動することになるが，プレイヤーが集まらないときはコンピュータが操作する仲間がチームに加わってくれる。また，キャラクターには経験値が設定されており，シングルプレイやマルチプレイで経験値を稼ぎ，レベルアップしていくといったRPG的な要素も含まれている。

　ゲームの公式サイトで，スクリーンショットなどが確認できるが，登場するキャラクターの雰囲気がちょっとB級映画っぽくていい感じだ。
　スペイン生まれのゲームというと，プレイしたくてもなかなか手に入らないこともあるが，本作はSteamの配信が決まっているので，「入手が困難」「入手するためのハードルが高い」ということにはならないはずだ。