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ASUSとGIGABYTEが“Intel 6シリーズチップセット問題”への対応を発表
Intel 6シリーズチップセットの不具合報告記事
ASUSは,ひとまず英語版の特設ページを開設し,対象となるマザーボードおよびノートPCの製品名を明らかにしている。また,国内の広報担当者いわく,「該当マザーボードをご購入されたお客様への具体的な対応方法に関しましては、現在関係会社などと調整を行っており、追ってニュースリリースおよびWebサイトにてお知らせする予定です」(※報道関係者向けメールより原文ママ)とのことだ。
一方のGIGABYTEは,日本語リリースを発表。Intel 6シリーズチップセットのB2ステッピングを搭載した全製品の出荷停止と回収を行い,修正版となるB3リビジョンのチップセットが登場したら,それを搭載するマザーボードと送料無料で交換することなどを公表している。こちらも,詳細が判明したら,あらためてアナウンスが行われる予定という。
ASUSの特設ページ(英語)
GIGABYTEのニュースリリース
というわけで,現時点ではざっくりした案内があっただけだが,国内マザーボード市場におけるシェアの高い2社が動き始めたこと,それ自体には意義がありそうだ。
Intel 6シリーズチップセット搭載製品のユーザーは,今後も各社のアナウンスを冷静に待つのが吉だろう。
※19:00追記
MSIからも日本語リリースが到着したのでお知らせしたい。
それによると同社は,対象となるマザーボードの一覧を公開するとともに,出荷も停止済み。合わせて,エンドユーザー専用の問い合わせ窓口(67support@msi-computer.co.jp)も開設している。販売済みの製品は,「対策済みの製品を用意でき次第,サポート窓口から製品の交換を行う予定」とのことだ。
MSIのニュースリリース
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Intel 6
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