連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第242回「スクーターに跨がり刀剣乱舞するフィギュア梶田」
加えて,「加州清光」のちょっと病んだ雰囲気もあざといですね。あの真っ赤なマニキュアは,俺を誘っているのでしょうか。いや,そうに違いない。審神者(さにわ)として可愛がってやらなきゃ。貴様らの鞘に俺の大太刀が(※以下略)。
先週(2015年1月23日)にお届けした「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第2回では,ライトフライヤースタジオの「消滅都市」(iOS / Android)を特集。番組ではゲストとしてゲームデザイナーのとの氏をお招きしただけでなく,急きょ「タクヤ」役の声優・杉田智和さんも駆け付けてくれました。
杉田さんによる生アフレコ付きという豪華な状況下でゲームを実際にプレイし,作品の成り立ちやタクヤというキャラクターを演じての感想などさまざまなお話を聞くことができました。
YouTubeでアーカイブを公開しているので,生配信で見逃してしまった方は,ぜひチェックしていただければと思います!
「消滅都市」公式サイト
2月8日,幕張メッセにて開催される「ワンダーフェスティバル2015【冬】」で,なんとマフィア梶田のフィギュアが発売されることとなりました。……なんで?
当然ながら本件,俺から「フィギュアにしてくださいよ〜」と思い上がったことを言い出したわけではありません。そんなもん,売れるわけないと思うじゃないですか! 普通は!
それなのになぜ,こんなことになってしまったのか。きっかけは「月刊モデルグラフィックス」にて不定期連載をしている「マフィア梶田の立体ヤりたい」という記事です。
当初は,そこで使う小道具の一つとして,企画に協力してくれているCONTRIBE(公式サイト)の初田晃一郎氏がフィギュアの原型を制作してくれたのですが,気が付けばモデグラの担当編集である通称「バーザム」氏と一緒に,「いっそワンフェスで売っちゃおうぜ!」という荒唐無稽な話に向かって突き進んでいったんですよ。
俺はといえば,どんどん具体的になっていく話を聞きながら,ただただ呆然としていました。露骨に「この人達,具合悪いのかな」という表情を浮かべながら。
いや,ありがたいんですけどね。自身をフィギュアにしてもらえるなんて,普通に考えたら貴重すぎる経験ですし。……ただ,それを販売するとなると話は別ですやん。出すだけ出してまったく売れなかった場合,俺のシルクのように繊細な心が受けるであろうダメージたるや,想像を絶するものになりますよ。
不安だらけの心境で初田氏やバーザム氏に「マジですか? 本気なんですか?」と何度も確認しつつ,いよいよ情報解禁の日を迎えたわけですが……それから連日,TwitterのTLがフィギュア梶田の画像で埋め尽くされる大反響っぷり。
続々とニュースサイトでも取り上げられ,予想をはるかに超える勢いで情報が拡散していく様子に,壮大なドッキリを仕掛けられているような気分です。
しかしながら,こうなると嬉しいのを通り越して新たな不安が襲ってくるわけで。……肝心のフィギュアを極少数しか用意していないんですよ! 元々,儲けるために作ったものでもないので……。せっかく買いに来てくれたのに,売り切れていたら申し訳なくてたまらない気持ちになること間違いなしです。
……いや,まだ売れると決まったわけじゃないんですけどね。当日になって手の平をクルリンパと,話題のわりにまったく人が来ないとかありえるなと。自分のフィギュアが売り物にされるという常軌を逸した出来事のせいで,すっかりナーバスになっているマイナス思考おじさんですよ。
とにもかくにも,ここまで来たら後戻りはできないわけで。なるべく頑張って宣伝していくしかありません。ワンフェス当日は12時半から「アーマーモデリング」ブースに顔を出してトークイベント的なことをやる予定なので,もし興味があれば遊びにきてください。さらに,その際にはフィギュア梶田の追加分も抱えていきますので。万が一,午前中に売り切れてしまってもワンチャンあります! よろしこ!
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(C) Wright Flyer Studios, Inc.
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