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[G-Star 2010]オンライン専用「ロックマン」はどんなゲームなのか。プレイアブル出展されていた「ロックマンオンライン」をさっそく遊んでみた
ロックマンオンラインと言えば,2010年5月に公開されたカプコンのIR資料でその存在が明らかになり,ゲーマーからの注目を集めた作品(関連記事)だが,その試遊バージョンが早くも出展されていたのである。
本作に関しては,原作「ロックマン」の特徴的なアクション性や,トラップといったギミックが強化された,オンライン専用の3D横スクロールアクションRPGであることが判明しており,プレイヤーキャラクターとして“X”(エックス)と“Zero”(ゼロ),“DUO”(デューオ)の3体が公開されていた。
まず本作は,人気ゲーム「ロックマン」シリーズをオンラインゲーム化したもので,最大4人でのパーティプレイが楽しめるのだという。しかし残念ながら,今回出展されていた試遊台は,マルチプレイに対応していないバージョンだった。
ゲームの流れとしては,まずキャラクターを選択すると,ロビーにあたる「タウン」に移動することになる。タウンでは,アバターや武器を購入したり,各ステージへ移動したりできるそうだ。Min氏によると,キャラクターのレベルが上がればより強いものが装備できるようになり,アバターのデザインに関しては,あくまで“ロックマンらしさ”を重視したものになるらしい。
今回試遊できたのは,G-Star 2010用に作成された特別バージョンで,タウンは実装されておらず,直接G-Starバージョンのステージが始まるようになっていた。Min氏によると,タウンは試遊バージョンには実装しなかったが,すでに完成しているという。
ロックマンの操作はいたってシンプルで,カーソルキーの左右で移動,下でしゃがみ,上はエリアの移動時に利用する。左右キーのどちらかを2回連続で押すと,その方向にダッシュできるが,Cキーを押すだけでもダッシュが可能だ。攻撃とジャンプは,それぞれZキー/Xキーで行い,Zキーの長押しでチャージ攻撃となる(試遊台にゲームパッドは用意されていなかった)。
また,4種類のバトルディスクという要素をTABキーで切り替え,Bキーでそれを活性化させるという要素も確認できた。バトルディスクは,例えばプレイヤーが針山に落ちてもダメージを受けないようにするものや,自動攻撃を行うもの,移動スピードを上昇させるもの,防御力を上昇させるものなどが用意されていた。状況に応じてうまく使いわけることで,ステージをスムースに攻略できそうだ。
加えて,1/2キーで,HP(ライフエネルギー)/MP(武器エネルギー)を回復するタンクが利用できた。回復には数秒のクールタイムが発生するものの,使用回数に制限はかったのだが,これはG-Starバージョンのみの仕様かもしれない。
ちなみに,Min氏の説明を受けながらのプレイだったため,筆者はヘッドホンをせずに遊んでいたのだが,キーボード操作に慣れないためついつい回復を忘れてしまい,何度もロックマンを死なせてしまった。ヘッドホンをしていたら,「ティウンティウン」というお馴染みの効果音が聞こえていたはずである。
最後に,本作のサービススケジュールについてMin氏に質問したところ,韓国では2011年内に公開テストを行う予定だが,正式サービスのタイミングについては未定。日本でのサービスについても,現時点では未定とのことだ。
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