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城建築ストラテジー「Stronghold 3」の最新スクリーンショット公開。ただし発売は2011年夏へ延期
イギリスのゲームメーカーFireFly Studiosは,開発中のストラテジー「Stronghold 3」の最新スクリーンショットを公開し,同時に,ゲームの発売日をこれまでの2011年4月から夏(6月〜8月)へ延期すると発表した。延期の理由は,本作をより良い作品にすべく,新たな機能をいくつか追加したためとのこと。
2月10日に掲載した記事でもお伝えしたように,日本では「ストロングホールド3 日本語版」としてズーから発売される予定の本作だが,こちらも夏以降ということになるわけで,ファンはもうしばらく待たなければいけないようだ。
「ストロングホールド3 日本語版」公式サイト
「Stronghold 3」公式サイト
2001年にリリースされたシリーズ第一作「Stronghold」は,中世イギリスに自分の城を築き,敵の侵略から城を守り切るというゲームで,独特の緊迫感が楽しめる作品として,日本でも多くのファンを獲得した。敵の城を攻めることもできるが,そうした戦いよりも,城内の人々の生活を豊かにし,経済や技術を発展させていくというシミュレーション性が重視されている。
シリーズ従来作は,同社が自作したゲームエンジンで作られていたが,バグが多いという評価もあった。最新作となる今回は,Trinigyの制作する「Vision Engine」をライセンスし,さらに物理エンジンとして「Havok」を採用するなど,エネルギーをゲームシステムに集中させている印象。Havokにより,攻城戦の迫力もパワーアップしそうだ。
Stronghold 3では,シリーズでは初となる夜戦もフィーチャーされており,夜になると城の周りは暗闇になる。その場合,たいまつを焚くなどして,夜間の敵の攻撃に備えなければならないわけだ。マルチプレイモードなども一新されるとのことだが,そのあたりは,今後の情報を楽しみにしたい。
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ストロングホールド3 日本語版
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(C)2010 Firefly Studios