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[TGS_2010]これは気持ちいい! 反則気味の新兵器をさっそく体験。シリーズ最新作「KILLZONE 3」のプレイレポート
TGS 2010のSCEブースでは,2011年内に発売予定のPlayStation 3用ソフト「KILLZONE 3」がプレイアブル出展されていた。本作は宇宙共和国“ヴェクタ”と,独裁国家“ヘルガーン”との惑星間戦争を描いたFPSシリーズの最新作だ。もともと定評のあったグラフィックスに磨きがかかり,3D立体視にも対応するという本作。さっそくプレイしてきたので,そのインプレッションをお伝えしよう。
強力な新装備でヒグスを殲滅せよ
前作でISA(Interplanetary Strategic Alliance:惑星間戦略同盟)の特殊部隊員である“セヴ”と“リコ”に倒されたヘルガストの独裁者“ヴィサリ”。絶対的権力を持っていた彼の死により平和が訪れるかと思いきや,かえって内紛や派閥抗争を引き起こすことになり,戦争終結には至らなかった。
さらにヘルガストの首都ピュロスで核を起爆するという最悪の置き土産まで残し,ISAの侵攻軍は壊滅。増援も補給も期待できない絶望的状況で,再び強大なヘルガスト軍に立ち向かうことになる,というのが本作の大まかなストーリーだ。
試遊台では新装備である“ジェットパック”と“W.A.S.Pランチャー”を体験可能で,筆者は最初にジェットパックを選択。ジェットパックは飛行を可能とする装備でマシンガンが装着されており,空中から敵を奇襲したり,囲まれたときの緊急回避に利用できたりと非常に便利。戦略の幅が広がり,前作にはなかった要素として大きな魅力となっている。
なお,このステージではジェットパックを装備した敵兵士も登場。かなり厄介で,思わず「落ちろ蚊トンボ!」などと言いたくなる。ちなみにジェットパックを狙って壊すと,きりもみ回転しながら落ちるのでちょっとマヌケだ。
一方,W.A.S.Pランチャーは無数の小型ミサイルを発射する武器で,戦車すら蜂の巣にしてしまうほどの,若干反則気味の威力を持っている。W.A.S.Pランチャーが使えるステージには,弾薬を補給できる箇所があり,トリガーハッピーなプレイヤーには嬉しいが,その分敵の攻撃も激しい。待ち時間に見ていた限りではゲームオーバーになってしまう人が多く,実際に筆者も途中で何度か死にそうになった。
グラフィックスは相変わらず素晴らしいクオリティで,動きも人間らしい。前作では撃たれたときの挙動がリアルだというポイントが強くアピールされていたが,その要素はさらにパワーアップしているようだ。
FPSファンなら要チェックの「KILLZONE」シリーズ最新作。発売はまだ先になりそうだが,個人的にも非常に気になるタイトルである。今後とも続報を期待したい。
「KILLZONE 3」公式サイト
- 関連タイトル:
KILLZONE 3
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(C)2011 Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Guerrilla.
- KILLZONE 3(初回生産限定特典:オンライン対戦に役立つポイント(武器の解除やスキルの開放に使用可能)をダウンロードできるプロダクトコード同梱)
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