ニュース
より過激になったフィニッシュムーブをムービーでチェック! Warner Bros.の手であの「Mortal Kombat」が復活・発売へ
Mortal Kombatと言えば,1992年のアメリカで,アーケードゲームとしてMidway Gamesによって制作されたタイトル。当時「ストリートファイターII」の対抗馬とされていたことは日本でもよく知られるところだろう。
それから時は流れ,「Mortal Kombat vs. DC Universe」(2008年)のように欧米メディアからそれなりの評価を得たシリーズ作品もあったが,2009年のMidwayの経営破たんにより,当該作品が同社から発売される最後の作品となってしまった。そしてこのMortal Kombatのライセンスを獲得したのが,2009年からゲーム部門の拡張に乗り出している映画会社Warner Bros.だったというわけだ。
ところでファンにとって嬉しいのは,この新生「Mortal Kombat」を手掛けるNetherRealm Studiosが,オリジナルの開発者の一人,エド・ブーン(Ed Boon)氏によって設立された開発チームであるという点だろう。本作はこのスタジオがイチから作り直したゲームエンジンで制作されており,グラフィックスのクオリティが向上しているほか,本シリーズ最大の特徴といえるフィニッシュムーブ「Fatality」(日本語版では「究極神拳」)の過激さもかなり増しているという。またストーリーモードやオンライン対戦など,これまでのシリーズにはなかった要素も取り入れられているとのことだ。
Mortal Kombatについての詳細は,6月15日より開催されるElectronic Entertainment Expo 2010(E3 2010)で発表されることになる。……がその前に,今回いち早くMortal Kombatのトレイラーを入手したので,気になる人はチェックしておいてほしい。
- 関連タイトル:
Mortal Kombat
- この記事のURL:
キーワード