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なんとあの「Spore」がアクションRPGに! ディアブロ風味の「Darkspore」は,4人までの協力プレイが魅力
生物と文明の進化をシミュレートし,2008年に登場したWill Wright(ウィル・ライト)氏の野心作,「Spore」。そのテクノロジーを応用した新作アクションRPG,「Darkspore」がElectronic Artsによって発表された。広大な銀河に浮かぶ星々を舞台に,卓越した遺伝子操作技術を持つ“DNAマスター”となったプレイヤーが,さまざまなパワーを持つキャラクターを操りつつ,襲ってくる敵と戦っていくという内容で,2011年春の発売が予定されている。対応機種は,PCおよびMac。
「Darkspore」公式サイト
新作タイトルが続々と発表された,Electronic Artsのプレス向けイベント「EA Showcase 2010」
E-DNA(Exponential DNA)によって氾濫した,“Crogenitors”と呼ばれるクリーチャー。彼らによって制圧された銀河を,プレイヤーが作り出したGenetic Heroesと呼ばれるヒーローを操って解放していくというストーリーで,Crogenitorsを倒すことで,ヘルスパックなどと一緒にDNAポイントが獲得でき,それを使ってさらに,さまざまなヒーローを作り出していくという流れだ。
このあたりは,Sporeで開発された「Creature Creator」を応用したものになっており,Sporeの経験があればヒーロー作りは親しみやすいだろう。
シングルプレイ用のキャンペーンモードが用意されているものの,基本的に最大4人のプレイヤーがオンラインで協力しつつ戦っていくことを念頭において作られているとのこと。Crogenitorsもさまざまな能力を持っているので,プレイヤーはマップの状況に応じて適切なヒーローを作り出し,戦法を練っていかなければならないのだ。
紹介されたデモでは,ヒーローの容姿をカスタマイズできることや,何十種類ものヒーローをストアしておけることが確認できた。
カスタマイズによって,自分好みの外見を持ったヒーローの制作ができるが,テクスチャは,その能力に合ったものに自動設定されるようだ。例えば,火炎系のパワーを持つヒーローは熱い溶岩を思わせる外見になり,生物兵器を使用するクリーチャーは緑色になるといった具合である。また,レベルが上がるごとにDNAポイントが利用可能になり,彼らはそれを使ってさらに強力なヒーローに進化できる。
2011年に発売される予定のDarksporeだが,クリーチャーのパーツや惑星マップなどのDLC(ダウンロードコンテンツ)もすでに企画されているという。SporeとDarksporeのユーザー層が同じであるとはちょっと考えにくいが,Sporeに物足りない思いをしていたコアゲーマーにも満足のいく作品になるかも知れない。
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(C)2010 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved. Trademarks belong to their respective owners.
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