プレイレポート
多彩なコンボが気持ちいい! 新作3DアクションRPG「ハウリングソード」をテストに先駆けてプレイしてみた
そんな本作では,プレオープンβテスト(いわゆるクローズドβテストに該当)が行われる予定で,現在は参加者の募集が行われている。今回はテストの開始に先がけて,本作をプレイできたので,ゲームの概要やプレイフィールを紹介しよう。アクションゲーム好きは要チェックだ。
「ハウリングソード」プレオープンβテスター募集記事
「ハウリングソード」公式サイト
もはや説明不要。俯瞰視点の3DポリゴンアクションRPG
序盤はとりあえずボタンを連打していればなんとかなる,コンボ主体のお手軽操作がウリ |
MMOタイプの街エリアでパーティを組み,パーティメンバーだけが入れるプライベートダンジョンで戦い,クエストをクリアしてキャラクターを成長させていく。4Gamerの読者には,こういった説明すら不要かもしれない。
ハウリングソードは韓国ですでにサービスインしており,パーティ募集リスト,ギルド結成,競売場などの基本要素がすでに実装済みだ。そして,ほぼそのままの状態で日本に入ってくるため,基本コンテンツがしっかり揃っているのが嬉しい。
街でのイベントやボス登場時など,重要シーンではショートムービーが挿入される。最近流行りのコンシューマライクな作りだ |
キャラクターメイク時に選択できるクラスは4種類で,プレオープンβテストでは,そのうち3種類が使用可能だ。今回は,実際に試せた2キャラクターを紹介しよう。ちなみに,ハウリングソードのキャラクターにはそれぞれ名前が設定されているが,当然ながらプレイヤーが好きな名前をつけられる。
ブレーカー:アルフォンソ
大剣を使う,いかにも主人公といった風貌のキャラクター。一撃の威力が高く攻撃範囲も広いが,スピードがやや遅いため,うまく立ち回らないと攻撃の間に割り込まれてしまう。わりと上級者向けのキャラクターかもしれない。
大剣は,攻撃スピードの遅さを補って余りある,威力と攻撃範囲の広さが特徴。コンボの派生ルートによる攻撃方法の変化を把握し,モンスターを蹴散らそう |
ボタンを溜め押しすることでエフェクトが変化し,攻撃範囲が拡大。豪快なスキルを思う存分ぶっ放せ |
ブレイダー:クリスティアン
細身の片手剣を装備した美形キャラクター。ブレーカーよりもスピードに長けており,各種のコンボがつながりやすい。短めのリーチと攻撃力の低さは,コンボの数で充分にカバーできる。初心者でも操作しやすいキャラクターだ。
スキルの中にはそれなりの攻撃範囲を持つものもあり,集団が相手でも充分に対処できる。攻撃される前にメッタ斬りにしてしまおう |
気になる残りの2キャラは,遠距離型の「ガンスリンガー」と範囲型の「メイジ」で,両方とも女の子キャラだ。アクションゲームのお約束として,こういったタイプのキャラはコンボが苦手なイメージがあるが,「ハウリングソード」ではそんなことはない。どちらとも近接キャラにも負けないコンボを持っている。
豊富なコンボ攻撃を状況ごとに使い分けよう
コンボ継続か,ダッシュで間合いを詰めるか,バックステップで一度退くか。瞬時に判断してザックザク斬りまくれ |
連打することで4段前後のコンボを出せる通常攻撃と,突進や飛び道具といったスキル攻撃を使っている分にはごく普通のアクションRPGだが,ダッシュやバックステップなどを行ったあとに攻撃することで,立ち状態からとは違ったモーションの攻撃が繰り出せる。周囲の状況に応じてダッシュとステップと,そこから出せるコンボを使い分けることで,スピーディな戦闘が展開するのだ。
溜め攻撃は強力だが,溜め中は一瞬だけ無防備になってしまう。状況を見て使わないと手痛い反撃を受けることも |
今回のテストプレイは1時間ほどだったため,敵の強さやキャラクターの成長度合い,アイテムの入手難度といったRPG的なバランスを確認するまでには至らなかった。だが,アクションゲームとしての操作感はおおむね良好で,すぐにでも正式サービスを始められそうな出来栄えだった。そんな本作をなるべく早く体験してみたい人は,テスターの募集手続きを忘れずにやっておこう。
「ハウリングソード」公式サイト
「戦闘に集中できるように」との配慮から,カメラ位置は固定で回転などはできない。しかし視点の関係上,手前に向かって移動するときなど,どうしてもカメラを背後に回したくなる。可能なら今後のバージョンアップで,「できない」から「しなくてもいい」に変更してほしいところ |
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