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NVIDIA,48SPのDX11世代GPU「GeForce GT 420」を製品リストに追加。OEM向け
本製品が持つ最大の特徴は,Fermiアーキテクチャを採用し,DirectX 11に対応するGeForce 400シリーズとして,初めて「GT」型番が付与されていること。公開されている主なスペックは下にまとめたとおりだが,48 CUDA Core仕様なので,エントリークラス向けと見ていいだろう。
●GeForce GT 420の主なスペック
- CUDA Core:48基
- コアクロック:700MHz
- シェーダクロック:1400MHz
- メモリクロック:900MHz
- メモリタイプ:DDR3
- メモリインタフェース:128bit
- メモリ容量:2GB
- PureVideo対応:○(PureVideo HD)
- 3D Vision対応:○
- CUDA対応:○
- NVIDIA PhysX対応:○
- DirectX API対応:11
- 接続インタフェース:PCI Express 2.0 x16
- カード長:約 14.5mm(5.7インチ)
- GPUクーラー:アクティブクーリング,1スロット仕様
- 公称最大消費電力:50W
NVIDIAは2010年後半にもGeForce 400シリーズをミドルクラスより下の市場へ展開すると見られているが,それに先だって,組み込んだPCを出荷するメーカー各社の便宜を図るべく,OEM専用モデルの情報を開示した,といったところではなかろうか。
搭載PCがいつ登場するかは明らかになっていないため,今すぐ4Gamer読者に影響のあるような話ではないが,エントリークラスの低価格GPUに注目している人は,そのスペックを押さえておくといいかもしれない。
※2010年9月7日追記
当初,製品情報ページは,
http://www.nvidia.com/object/product-geforce-gt-420-oem-us.htmlに上がっていたのだが,6日21:00過ぎに確認したところ,削除されていた。発表前の製品情報が掲載されていたのは手違いだった,ということなのだろう。
なお,公開されていた製品情報ページのスクリーンショットは以下のとおりだ。
9月初旬の一時期,NVIDIA公式サイトに掲載されていたGeForce GT 420製品情報ページ
- 関連タイトル:
GeForce GT 400
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