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「魔界戦記ディスガイア4」の追加シナリオ「暴君ヴァルバトーゼ編」「フーカ&デスコ編」が2011年8月/10月に発売。三森すずこさんと水野愛日さんへのインタビューも掲載
今回はその「ディスガイア4」で,新しいシナリオが追加リリースされることが明らかになった。その追加シナリオは「暴君ヴァルバトーゼ編」と「フーカ&デスコ編」の2本となる。
ここでは,追加シナリオの概要紹介および,風祭フーカ役の三森すずこさんとデスコ役の水野愛日さんへのインタビューをお伝えしていこう。
まずは,追加シナリオの概要からだ。
第1弾となる「暴君ヴァルバトーゼ編」は,PlayStation Storeで2011年8月31日に追加ダウンロードコンテンツ(DLC)の形で配信が予定されている。価格は600円(税込)。
「フーカ&デスコ編」は2011年10月27日配信予定で,非常にボリュームのある内容になるため,DLC(税込2000円)とパッケージの両方がリリースされる。
パッケージでは,本編ディスクが必要なアペンドディスク(税込4179円)と,本編ディスク+で追加シナリオ「フーカ&デスコ編」を収録したフルバージョン(税込6090円)が,ダウンロード版と同日の2011年10月27日にリリースされる予定だ。いずれもこれまでに配信済みの無料コンテンツ/パッチデータを収録している。
なお,アペンドディスク版にはデスコの特製フィギュアと,追加シナリオ用新BGM入りのマキシシングルCDが付属する。ただしこちらは数量限定の完全限定生産品となり,注文受付は2011年7月24日までとなっているので,購入を予定している人は早めに注文しておこう。
また,プレイヤーキャラクターとして使えるヴァルバトーゼは,専用技がすべて新技になっているとのこと。
以下に,ヴァルバトーゼ役の鈴木達央さん,フェンリッヒ役の羽多野 渉さんのコメントを掲載しておこう。
詳しい内容はまだ不明だが,全4話の大ボリュームで,本編を超えるドタバタストーリーとなる模様。なんでも,2人の“姉妹愛”が感じられる作品になっているのだとか。
本シナリオはダウンロード販売版とパッケージ版2種類が用意され,2011年10月27日に配信/販売予定となっている。なおパッケージ版には,原田たけひと氏が描き下ろしたイラストが使用されるとのこと。
以下に,フーカ役の三森すずこさんと,デスコ役の水野愛日さんのコメントを掲載しておく。
なお,「暴君ヴァルバトーゼ編」「フーカ&デスコ編」ともに,シナリオ音声は新収録となり,とくに「フーカ&デスコ編」では,メインキャラクターが入り乱れる内容になっているそうだ。遊びごたえ&聴きごたえがあるものになりそうなので,ファンは楽しみに待っていてほしい。
また,2011年5月に行われた音声収録の現場におじゃまして,風祭フーカ役の三森すずこさんとデスコ役の水野愛日さんにインタビューしてきたので,その模様をお伝えしよう。
――今回,「フーカ&デスコ編」を収録した感想を聞かせてください。
つい先ほど収録し終えたばかりなんですが,ディスガイアの脚本は本当に面白くて,家で練習しているときから笑ってしまうぐらいなんです。今回も笑いあり,キュンとするような切ないシーンありで,すごく盛りだくさんな内容です。
水野愛日さん(以下,水野さん):
私はゲームを最後までプレイしたんですが,もうちょっとこの先が知りたい,もっとこの世界を楽しんでいたいという,“腹六分目”くらいのところで終わってしまった感じだったんです。
今回,”フーカおねえさま”(笑)との姉妹愛もよく描かれていて,それぞれのキャラクターの新しい展開を楽しみながら演じることができたのが,本当に嬉しかったですね。
デスコ的には,すごく難しいお芝居もあったんですが,がんばりました。
――今回,主役というオファーを受けたときの気持ちを教えてください。
三森さん:
私は,声優デビューしたばかりのときに,このディスガイアで役をいただきました。とにかく収録が楽しみで,収録がすべて終わったときには,「もうこれで終わってしまうのかな」という寂しい気持ちになったんです。
それがまた,追加シナリオという形で再び参加できて本当に嬉しかったです。
水野さん:
私はプレイヤーとしても,もう少しこの世界観を楽しんでいたいと思ったところでゲームが終わってしまったので,「またこの世界を楽しめるんだ!」という願いが叶って,演者とプレイヤー,両方の立場で嬉しさを感じました。
デスコとおねえさまとの関係も,本編でも一つ着地点はあったものの,その先で姉妹愛を深めることができたのがよかったですね。
――追加シナリオの見どころを教えてください。
水野さん:
私もすずこちゃんと同じく,シナリオを読みながら大爆笑してしまうこともあったんです。たとえば,ヴァルバトーゼのセリフでも「きっと(鈴木)達央くんはこう言うんだろうな」なんて想像できる,楽しそうなシーンがたくさんあったんですよ。実際に見て感じていただきたいところは,本当に盛りだくさんなんですね。
やっぱり見どころは姉妹愛です。ゲーム本編では,フーカおねえさまは100%ツンだったんですが,今回はデスコのおねえさまに対する想い(笑)が成就したようなところが出ていて,私も演じていてウルッときちゃうくらい嬉しいことでした。本当にそこは楽しみにしていただければと思いますね。
三森さん:
今,愛日さんがお話しした“姉妹愛”がキーポイントとして描かれていました。フーカって,ゲーム中では割とツンツンしたイメージが強かったんですが,今回のシナリオではお姉さんぶりが発揮されていて,そんな彼女に私自身もキュンとしてしまいました(笑)。そこはぜひ見てほしいですね。
――たとえば,2人にデスコのような妹がいたらどうですか?
三森さん:
私には一歳下の妹がいるんですが,さすがにデスコみたいに慕ってくれるタイプではなくて,どちらかというと,私のほうが妹に「ねえねえかまってよ〜」というタイプなんです(笑)。
お姉ちゃんとしては妹に甘えられたいので,デスコみたいな妹はすごく欲しいですね。
水野さん:
私は一人っ子なので,お姉ちゃんにも妹にも憧れますね。友達関係では作り得ない,姉妹にしかない雰囲気ってあるじゃないですか。
デスコみたいに100%慕ってくれる妹も気になりますよね。実際にいたらうざいのかもしれませんけど(笑)。やっぱり憧れというのはすごくあります。
――2人は,自分をお姉さんキャラと妹キャラのどちらだと思いますか?
水野さん:
自分で自分のことを妹キャラって言うのは難しいよね(笑)。
三森さん:
そうですよね。私も妹キャラって言いたいですけど,それはちょっとイタいかなあと思って(笑)。普段も妹に甘えてますし,どっちが妹かわからないって言われますから。
10代の頃は年上のお友達や先輩方と親しくさせていただく機会が多くて,かわいがってもらうことに対する甘えグセみたいなのができてしまったのかな,とも思っています。
水野さん:
妹っぽいお姉ちゃんね。でも妹がしっかりしている姉妹もいますよね。
三森さん:
まさにそんな感じですね。だから「私,妹キャラなんです!」って痛々しく書いていただいてかまいません(笑)。
水野さん:
私も,デビュー当時は妹的な役が多くて,当時は痛々しく妹キャラでいたんですが(笑),最近はお姉さんでいなければならない現場も増えてきて,年々お姉ちゃんになってきている気がします。
でも,実はお姉ちゃんは疲れちゃうので,本当は妹でいられたほうが自分らしいんですよ。お仕事ではお姉ちゃん,プライベートでは妹でいることが多いですね。
デスコになって「おねえさま」って言っているほうが楽なんですよ。だから私にとってはデスコは嬉しいポジションなんですよね。
――そんなお二人がフーカだったりデスコだったりしたら,魔界で何をしますか?
三森さん:
今回のシナリオに出てきた“おねえさま愛ランド”もいいなと思ったんですが,魔界でケーキ屋さんを開いて,チェーン展開してお金持ちになって,デスコと一緒に魔界一の豪邸に住む。……っていうのを,今考えました(笑)。
水野さん:
お金儲けがしたいのね(笑)。
私がデスコだったら,魔界だけど争いのない平和な世界にしたいですね。ゲームとしては成り立ちませんけど,天国のような魔界。あのエネルギーを利用して温泉を掘って,日頃の疲れを癒したいです。
――“おねえさま愛ランド”とは一体何なんですか?
水野さん:
女子的に,あったらいいなと思っている場所です(笑)。
ちょっとネタバレなんですが,ゲーム中のとある出来事をきっかけに,フーカの心を引き留めるためにデスコが作ったのが“おねえさま愛ランド”なんです。
スイーツ食べ放題で,イケメンカフェがあってと,とにかくおねえさまの欲望がすべて集まっているんですよ。フーカって,趣味嗜好自体は普通の女の子なので,それが満たされる,夢のような“愛ランド”ですね(笑)。
三森さん:
甘い物とイケメンが好きで,素敵な恋がしたいって思ってますよ,彼女は(笑)。
――2人が演じるキャラクターについて,魅力と思い入れを聞かせてください。
三森さん:
フーカはいつもツンツンしていて,演じていて「こんなこと言っちゃって可愛くないなあ」なんて思うこともあるんです。でも,その中に垣間見える,夢見る乙女的な発言が可愛くて仕方ないですね。「あんた実はそう思ってんじゃないの!」なんて,演じながら突っ込んじゃうくらいです(笑)。
水野さん:
デスコは見た目も幼く表情もあどけなくて,本当に子供っぽい部分はあるんですが,実は結構中身は大人なんです。
自分の感情を我慢して飲み込むこともあるし,世界征服するとかラスボスになるとか,ちょっと変わった方向ではあるけど,自分の決めたことに対しての意志の固さは半端じゃないですからね。おねえさまに対する情の深さとか,そういう部分が私にとってはすごく魅力的ですね。
三森さん:
すっごい我慢して飲み込んでいるデスコの姿は,本当に健気で可愛いと思いますよ!
水野さん:
そうなんですよ! セリフではないモノローグ的なシーンでグッとくることが多いんですよね。
――お二人から読者に向けて,それぞれメッセージをお願いします。
三森さん:
とにかく面白いです!
その中で,フーカとデスコの姉妹愛をぜひぜひ見ていただいて,感動していただけたら嬉しいなと思っています。ぜひ遊んでください!
水野さん:
ゲーム本編をプレイしてくださった方であれば,ゲーム中にあるツッコミどころをある程度理解されてると思いますが,この追加シナリオでもツッコミは入れられると思います(笑)。
「ディスガイア4」だけで楽しめる空気感がまた味わえて,「笑いあり,涙あり」という表現がピッタリなお話に仕上がっているので,ツッコミを入れつつ,ウルッとしていただければ嬉しいです。よろしくお願いします!
――では最後に,フーカとデスコになりきって,今回の追加シナリオのPRメッセージをお願いできますか?
フーカ:
「追加シナリオを遊ばないなんて,あんたたち,損したって知らないわよ!」
デスコ:
「素敵なおねえさまがいっぱい登場するんだから,遊ばないなんて許さないです!」
――ありがとうございました。
【魔界戦記ディスガイア4 追加シナリオ】
対応タイトル 魔界戦記ディスガイア4(好評発売中)
シナリオ名
追加シナリオ『暴君ヴァルバトーゼ編』
追加シナリオ『フーカ&デスコ編』
対応機種 PlayStation(R) 3
発売日
暴君ヴァルバトーゼ編 2011年8月31日予定(PSストアでのDL専売)
フーカ&デスコ編 2011年10月27日予定(パッケージ販売2種、PSストアでの配信)
価格
『暴君ヴァルバトーゼ編』 600円
『フーカ&デスコ編』PSストア配信版 2,000円
PS3「魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。」 6,090円(税込み)
PS3「魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。数量限定アペンドディスク版」4,179円(税込み)
※アペンド版は、数量限定生産となります。数に限りがございますことをご了承ください。
※特典の内容・イメージ画像は仮のものです。実際のものとは異なる場合がございます。
シリーズ公式サイト http://disgaea.jp
魔界戦記ディスガイア4公式サイト http://disgaea.jp/4/
フーカ&デスコ編公式サイト http://disgaea.jp/4/fuka_desco
権利表記 (c)2011 Nippon Ichi Software, Inc.
商品名:魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。数量限定アペンド版
価格:3,980円(税込み4,179円)
仕様:完全限定生産。デスコフィギュアとサントラMAXIシングルを同梱
※アペンドディスクを利用するには、 PS3『魔界戦記ディスガイア4』と、本編をクリアした“後日談”の状態のセーブデータが必要です。
商品名:魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。
価格:5,800円(税込み6,090円)
仕様:DISC1枚に、PS3『魔界戦記ディスガイア4』と追加シナリオ『フーカ&デスコ編』、無料コンテンツとパッチデータを収録。
- 関連タイトル:
魔界戦記ディスガイア4
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魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。
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(c)2011 Nippon Ichi Software, Inc.
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