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The Elder Scrolls V: Skyrim

The Elder Scrolls V: Skyrim
公式サイト http://elderscrolls.jp/
発売元・開発元
発売日 2012/01/26
価格 オープン
ジャンル
レーティング
備考
その他

他のプラットフォーム

Nintendo Switch版 The Elder Scrolls V: Skyrim (発売元:Bethesda Softworks)
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このゲームの読者の評価
98
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 【まさに信頼と実績】【裏切らない】【安心のブランド】日本のメーカーにも見習って欲しい 100
    良い点
    レビュアーの皆さんが書き尽くしています。
    悪い点
    あるかもしれませんが思い浮かびません。
    見つけたとしても長所に霞んで気になりません。

    発売からしばらくはバグが多かったようですが、私が始めた時にはあらかた潰されていましたし、バグを回収する有志MODもありましたので、問題ない状態でした。
    総評
    総評:100点(歴史に残る傑作)

    発売から2年遅れてPC版で始めました。

    本体だけでも非常に面白いです。
    DLC3本、どれも傑作ぞろいです。
    そして各種MOD。最高です!

    1粒で2度ではなく3度美味しいゲームです。
    しかも1粒ごとが100点満点ですので累計は300点に!

    私の場合はMODをいじることも始めたので、多少とはいえ、コンピューターグラフィックスの知識を得ることも出来ました。

    ファンの中にはモニターを6台つなげたり、グラフィックスカードを複数枚使うなどしている猛者がいるようですが、そういうことを受け付ける作りになっていますし、それに見合う結果を得られる作りになっています。

    逆に低スペックでもそれなりに遊べます。実際最初の4ヶ月はCPU内蔵グラフィックス機能でプレイしていました。今となっては低FPSでよく我慢していたなと思いますが、ゲームに没頭していてその当時は全く気になりませんでした。MODを導入し始めてから別途グラフィックスカードを購入しました。

    もしも2015年現在で未プレイの方がいましたら、騙されたと思って手を出してみてください。(MODが使えるPC版をおすすめします)

    Steamのセールなどで購入できればとてもお得です。
    たとえセール期間でなくても、アイテム課金のMMOに支出する数十分の一の金額で、数十倍の楽しさを体験できます。

    良質なゲームです。
    素晴らしいゲーム体験を得られます。
    次回作への期待がいやが上にも高まります。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 間違いなく最高のRPG 100
    • 投稿者:QX(女性/30代)
    • 投稿日:2015/01/16
    良い点
    音楽、風景、世界観、ゲームシステム、文句の付けどころがない。

    一人称視点での没入感が最高。
    悪い点
    細々バグはあるが、ゲームの壮大さを考えれば許容できるレベル。
    総評
    アクションゲームが嫌いでないならそれだけですべての人にお勧めしたいゲーム。

    思春期にプレイしたゲームを超えるゲームは現れないと思っていたけれどスカイリムが人生で一番面白かったゲームだと思う。

    どのようにも生きる事が出来、どのように戦う事も出来る。
    何をしても何もしなくてもいい。
    前作オブリビオンではやや難解なレベルアップシステムのおかげでプレイヤーがある程度行動を制限せざるを得なかったが、単純明快で自由度の高いシステムに進化していて良い。
    これ以上の自由度と完成度を兼ね備えたゲームはあるのかと思うほど。

    唯一惜しむらくは舞台がスカイリム地方であったこと。
    折角の綺麗な風景がほとんど雪景色…。
    もちろん、それでも美しい場所は沢山あったがシロディールが舞台だったならもっと美しかったと思う。

    メインテーマもとにかくかっこいい!
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • ロールプレイというよりはシミュレータにちかい 100
    • 投稿者:take1111(男性/50代)
    • 投稿日:2014/11/26
    良い点
    本当に自由。
    街道を歩いていると鹿やウサギが。
    進行方向が同じなのかしばらく併走していると藪からクマが飛び出してきて、鹿を仕留めた。
    その後クマは自分を標的ににじり寄ってくる。

    こんな感じの出来事がそれぞれのオブジェのルーチンで起こったりします。
    ああ、この世界はこの世界の摂理で動いているんだな、なんてこのとき思いました。

    Modを入れて冬景色を春や夏にするもよし。
    エンカウント調整Modで2日に一回はドラゴンの大群と死闘を演じるもよし、死にかけて逃げまくるのもアリだったりします。
    結婚したリディアさんとそんな旅路を・・・なんて事も出来ます。
    悪い点
    シナリオはあくまでもモジュール形式。
    一回そのラインにのってしまったら結末が成功・失敗の二つのみ。
    ダンジョンであれば全く問題ないんですが、町の住人がからむ盗賊ギルドのシナリオだと結局悪事を働くことになり、結局義賊になることは出来ません。
    でも、アウトローなんてこんなモノですよね。映画のようにはいきません。
    その辺も出来てたらもう最高なんだけどな〜。

    あと、制作スケジュールが間に合わなかったのか王都ソリチュード周辺のイベントがちょっと力尽きる感を感じました。
    総評
    日本のゲーム制作会社であれば絶対に出来ない詰め込み型の箱庭制作系をすごいところまでやりきっています。
    昔あった容量の上限が無くなった今、ゲーム制作が洗練されたミニマムな取捨選択から、量的な情報の詰め込みの限界に挑戦する方向へシフトしました。

    どちらが良いかと言うの事ではありません。でも、ハードウェアの高性能化に対する答えとしてこの方向がソフトウェアの王道の一つであることは確かだと思います。

    この世界を作り込んだゲームデザイナーたちに惜しみない賛辞を!
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 4 5
  • 期待外れ 30
    • 投稿者:apple_orange(男性/40代)
    • 投稿日:2014/08/14
    良い点
    ・キャラ育成の自由度。

    戦闘系のスキルを上げるのに必ずしも戦闘をする必要がない。

    ・ゲームの雰囲気

    日本の最近のゲームと違ってキャラがまっとう。
    日本のRPGは気持ち悪いキャラデザイン(ロリ)とかくだらないウケ狙いが多すぎる。
    昔のようにRPGしてる気がしない。
    昔はキャラが必死に生きてて感情移入、世界に没入できた。最近は時流を反映してか、しょうもない笑いを演出する作品が多すぎて、辟易する。
    生死とか世界の存亡とかかけてる奴らがそんなんな訳ないだろう、と思ってひく。
    その点このゲームはくだらないギャグとか無いし、リアリティを演出する姿勢が伺える。
    悪い点
    ・NPC

    「キャラが生きている」「生活している」という意見がありましたので、期待していましたが、まったくでした。
    毎日寸分違わず同じ道のりを歩くキャラクターたち。むしろコンピュータ的な印象しか受けません。

    敵キャラも主人公側が放った矢に気づき、「誰かいるのか!?」と言って辺りを見回すが、矢が敵に当たってないときなど、いくら敵の近くを矢が通過していたとしても、こちらがしばらくじっとしてれば「気のせいか…」とか言って、索敵を中止する。矢が目の前通過して気のせいはないでしょう…と失笑。
    敵に矢が当たった時でもあったような気もする。

    ・おもしろくないクエスト

    クエストが唐突に始まり、背景とか目的とか曖昧なままただ行き先表示の矢印の方向に向かって進み、アイテムを入手したらクリアというのが多い。
    「日本のRPGは一本道でつまらない」という意見もあるようですが、自由に選べるクエストの積み重ねも結局はクリア時には一本の道になっていて、順番を選択できるってだけ。つまらないクエストを積み重ねるより、先が気になるストーリーを追う方が断然マシ。このゲームをプレイして「先が気になるからもう少し」とか思うことは皆無でした。

    ・戦闘

    「戦闘がつまらない」と他の方が書いてありましたが、想像以上でした。
    「避ける」とか「スキをつく」とか無く、こんなに戦闘がつまらないゲームは始めてでした。
    こんなんで良しとした開発陣には驚きを禁じえない。
    総評
    期待して購入しましたが、あまりにもつまらなくて挫折しました。
    広大なオープンワールド!とか言いますけど、徒歩数分で次の町に行けたりする。
    ゲームだから仕方ないけど、それで広大、と言われましても…

    何にしてもメインストーリー、サブクエストのつまらなさ、戦闘のつまらなさが壮絶で、「せっかく買ったから…」と歯を食いしばって続けましたが、限界です。

    リアリティを出したいのはわかるが、逆にコンピューター感が強く感じられ、いっそwizardry的な町とかダンジョンの方がよっぽど良いと思いました。
    wizardeyと言えば、このゲームはアイテム収集の楽しさもないし。

    総じて、王道一本道RPGの方が良く、ちまちまつまらないクエストとか必要無いと思わされた作品です。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 3 1 3
  • ロールプレイできるゲーム 90
    • 投稿者:Ka(男性/50代)
    • 投稿日:2014/07/25
    良い点
    ・広大なフィールド
    ・系統別にデザインされたダンジョン
    ・リアルなグラフィック
    ・独自言語、歴史、信仰、書籍などゲーム内におけるTES独特な世界観
    ・独特でありながら指輪物語を髣髴とさせる正統派ハイファンタジー
    ・TES3から音楽を担当するジェレミー・ソウルによる期待を裏切らないBGM
    ・さまざまな難易度のクエストが遊び切れないほどある
    ・PC版ならではのmod
    悪い点
    ・バニラでは使いにくいUI
    ・前作より弱くなった魔法
    ・無数のバグ
    ・エルフが総じて指輪物語以前のクリーチャーのような顔
    ・日本語訳が誤訳満載
    総評
    The Elder Scrollsの五作目である本作は間違いなく現時点で最高峰のRPGです。
    敷かれた物語をなぞるだけのレールプレイングではなく、プレイヤーがロールプレイ(役割を演じる)することができます。
    もちろん用意されたクエストを遊んで英雄譚を楽しむのも良いでしょう。それはプレイヤーが選んだ遊びなのですから何の問題もありません。
    ベセスダはこの世界を我々に用意したに過ぎません。究極の「ごっこ遊び」をどう楽しむかはプレイヤー次第なのです。

    上記にいくつか悪い点を挙げましたが、modで完璧とまではなりませんが改善されます。
    私自身、1900時間ほどプレイしてきましたが未だに飽きません。
    自分好みにmodを構成していく作業はRPGツクールと表現されることがあります。PCの性能と相談をしながら構成する作業は、ゲーム本編とは別の楽しさでもあります。

    と書きながらも今からプレイしてみようと思う方は、まずmodを入れていない状態で遊ぶことをお勧めします。
    そして二回目以降のプレイで気になるmodまたは必要だと思うmodを導入してみてください。
    きっとあなたはTESの奥深さ、ベセスダの懐の広さを知ることになるでしょう。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • ゲームって楽しいんだなあと、久々に思わせてくれたゲーム 95
    • 投稿者:guomi(男性/30代)
    • 投稿日:2014/05/22
    良い点
    □広い世界

    □グラフィック

    □自由度
    なんでもできるわけではないですが、なんでもできそう!と思わせるくらいに自由度が高いです。

    □クエストの種類が豊富

    □modが豊富
    ユーザーが勝手に作っているパッチです。
    skyrim本編とは関係ないですが、このゲームが素晴らしいからこそ
    熱狂的なユーザーが生まれ、彼らがmodを作っているのだと思います。
    悪い点
    悪い点はmodでだいたい解消できますが、一応書いておきます。

    ■戦闘が単調

    ■UIが使いにくい

    ■バグが多い

    ■キャラがブサイク(これは主観です。)
    総評
    スカイリムの素晴らしいところは、
    広大な世界と綺麗なグラフィック、そして自由度です。
    これだけでも良いのですが、modを入れるともっと楽しめます。

    UIを使いやすくしたり、
    ブサイクなキャラを可愛くしたり、オリジナル武器やキャラを追加したり、
    敵が大量に沸くようにしたり、敵を強化したり
    また、自分を強化して俺TUEEEEもできます。
    いろいろできます。

    いろいろできますが、やはり飽きます。
    でも数カ月後、またやってみようと思えます。
    クエストが豊富なので、やってないクエストをやったり、
    なんとなく村人を襲ったり、
    新しくmodが追加されているので、それを入れたり、
    新鮮な気持ちで何度でも遊べます。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • RPG史上、最高のRPG 80
    • 投稿者:AsasinEye(男性/20代)
    • 投稿日:2014/05/13
    良い点
    ・ゲーム内容が極めて膨大で、やりこみ度が非常に高い
    ・要求スペックに比べ、グラフィックが良い
    ・世界観・雰囲気が良く、馴染みやすい
    ・ストーリー性が良い
    ・マルチディスプレイにより、迫力のあるゲームプレイが楽しめる
    ・人の動きや人間関係などが非常にリアルで、よりゲームにのめり込める
    ・要求スペックがそれほど高くない
    ・MODが非常に豊富
    ・音楽がゲームの雰囲気によく合う
    ・自由度が高く、善者になることも悪者になることも出来る
    ・PCの場合、輸入盤を購入しても、Steamで日本語に変換できる
    悪い点
    ・バグがまるでデバッグしていないかのように非常に多い
    ・致命的なバグが多く、運が悪ければメインクエストがクリア出来ない
    ・サブクエストは極めて多いが、基本的にはお使いクエスト
    ・現実味がありすぎるためか、プレイ中は常時無心になる
    ・吟遊詩人の歌が、日本語に直訳してそのまま無理やり歌っているのか、聞くに堪えない
    ・基本的に、クエストをクリアしても達成感は無い
    総評
    総合的に見て、今までのRPG(オンラインも含め)史上、ゲーム内容は最高のRPG。しかし、それに見合う欠点もある。

    ・要求スペックに比べ、グラフィック・ボリューム・音楽が素晴らしい
    驚くところは、6GBという容量に見合わないほどの膨大な内容。サブクエストの数が極めて多く、すべてクリアすることはおそらく不可能。武器や防具、オブジェクトの数も非常に多い。
    音楽もよく合い、雰囲気を引き立て、よりゲームにのめり込める。
    グラフィックは、要求スペックと比べるとかなり綺麗。人の肌や木、水等の表現が自然で、エフェクトも繊細で美しい。ただ、水自体は自然だが、流れ方が不自然なところがある。例えば、少し上り坂になっているところなのに、普通に流れるところなど。その部分は、水と言うよりジェルを流しているようにみえる。

    ・マルチディスプレイでの迫力あるゲームプレイ
    NVIDIAのグラフィックボードの広告に、トリプルディスプレイでスカイリムをプレイしている絵が書いていただけに、MODなどを入れなくてもそのまま自然にマルチディスプレイでプレイ出来る。アスペクト比がおかしくなることもない。
    ただ、やはりパソコンの環境によって多少不具合が出るようで、万人向けとまでは行かない。

    ・バグが非常に多い
    デバッグが甘すぎるのか、非常にバグが多い。
    メインクエストに致命的なバグが数多く存在し、運が悪ければメインクエストがクリアできない。と言うより、運が良くなければクリアできない。サブクエストなら多少目は瞑れるが、重要なメインクエストがこれではやる気をそがれることもしばしば。PC版のみにかかわらず、Xbox360やPS3でもバグが酷いようで、バグのために途中で投げ出す人もいる模様。

    ・ゲームプレイ中の感情が・・・
    人との関係などの、世界観がリアルすぎるためか、プレイ中は無心になりがち。ワクワクや、ドキドキする事は無い。メインクエストをクリアしても、達成感は皆無。

    非常に良いRPG。個人的には、ゲームの歴史に残るような素晴らしいゲームだと思う。
    普通にプレイしていると、気が付くと100時間は余裕で超えている。
    このゲームは、ストーリー性・音楽・ボリューム・リアリティ等、非常に高く評価出来るところがたくさんあるが、プレイ中に常に無心になってしまったり、致命的なバグが数多く存在したりなど、大きく欠けているところもある。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 4 5
  • 下ごしらえの済んだ高級素材 95
    • 投稿者:のろろ0133(男性/30代)
    • 投稿日:2014/05/02
    良い点
    ・緻密に作られた圧倒的ボリュームを持つ世界観
    ・単調さを感じさせない変化に富んだ広大なフィールド
    ・次々にやってくるこれまた単調さを感じさせないサブクエスト

    ・MODを導入することでゲームそのものを自分好みにカスタムできる点←一番重要
    悪い点
    ・魔法の仕様が前作より劣化しており、剣と盾を装備しつつ魔法を放つ魔剣士スタイルでのプレイが出来なくなっています。MODでも有効な解決策はありません。これが無ければ100点だったのですが・・・。
    ・MODの導入にはそれなりのPCスペックとバグ対処の為のPSが必要になります。
    総評
    さて、タイトルにも書きましたが、スカイリムは例えるなら下ごしらえの済んだ高級素材です。
    プレイヤーは与えられた素材(世界観)を自由に調理することが出来ます。
    律儀にメインクエストをこなしていくもよし、メインクエストそっちのけで冒険の旅に出るもよし、殺しや盗賊の道に行くもよし。
    プレイスタイルだけで無く戦闘スタイルも、ガチガチの鎧で身を固めた両手剣使いになるも良し、軽快な衣装を身にまとった弓師になるも良し、黒衣を纏って破壊魔法使いになるも良し、ライフルを手に取りスナイパーになるも良し。
    さらに「ここがもっとこうだったらな〜」と思ったらMODを使いキャラクターの挙動、外見からゲームシステムそのものまで存分にいじくる事が出来ます。
    洋ゲー独特のあの顔だって日本人が作った某MMOの某獣耳種族風の種族を追加すればバッチリ解決!

    ・・・と以上語彙不足に悩む自分が可能な限りスカイリムの楽しさを言葉にしてみました。スカイリムにおけるやる事なす事やれる事は枚挙に暇がありません。
    調理したはいいものの、全てを平らげるには膨大な時間がかかってしまいそうなほどで・・・。

    結局のところ神ゲーです。「神」という単語すぐをつける最近の風潮は自分は嫌いですが、これは「神」ゲーで問題無いなうん。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • MODの充実した今こそ歩いて欲しいSkyrim 95
    • 投稿者:ろりんげ(男性/40代)
    • 投稿日:2014/03/05
    良い点
    ☆いかにも洋ゲーと言わんばかりな
     バニラ(MODを入れる前、デフォルト)のキャラクターメイク(特に女性)も
     現在はMODの充実でお客様好みの子をご指名頂けます。

    ☆バニラでも高品質な背景がMODで更に美しく。

    ☆バニラでもシングルRPGとしては十分なコンテンツ量だが
     MODで更にボリュームアップ。

    ☆バニラの不便なUIや、やや物足り無い敵のバリエーションと言った
     かなり根っこの深い問題もMOD開発者の熱意と努力の賜物で概ね解決する。

    ・発売当初はノルドも歩けばバグに当たるというような有様だったが
     バージョンアップである程度対応完了。
    悪い点
    ☆Perk、魔法の調整が非常にアッパーであり、
     使えるものは何でも使っていく姿勢だと
     例え難易度レジェンダリであっても苦戦の余地の無いヌルゲーになってしまう。
     MODで弄ることも出来るのだが、未プレイのゲームのバランスを
     良くわからないうちに弄るのもナンセンスな話だと思うので
     初見プレイ時、バランス調整MODを入れない時点ではこの問題は特にツライ。

    ・MODの多さ、導入の煩雑さ、それにより奪われるであろう時間。

    ・幾度ものバージョンアップを経て尚存在し続ける多数のバグ、クラッシュ。
    総評
    バニラ状態での評価は過去のレビュワーの皆さんが大量に出してくれているので
    当方の評価としては主にMODを入れた状態の話となります。

    本音を言えば、個人的にはバニラのSkyrimに対する評価はそこまで高くありません。
    60点〜65点くらいでしょうか。

    ・・・というのも確かに世界は広く美しく、
    物語や人物、組織関係は深く作りこんであり、
    様々な演出も前作Oblivionと比べて格段に進化しているのですが
    30分プレイすれば一個はバグにヒットするし、忘れたころに突然のクラッシュ。
    UIは不便極まりなく、戦闘すれば同じような敵を何度も相手にするだけ。
    トドメにキャラメイクで作れるのは実にバリエーション豊かな不細工達。
    ・・・と来れば正直そこまで高いスコアはあげられません。

    しかしこう言った不満の多くはMODでほぼ全てが解決します。

    以前「Minecraftは何故成功したのか」と言う内容のコラムにおいて
    「MOD開発者はゲームにとって無二の資産」という感じの示唆がありましたが、
    Skyrimというゲームはまさにその言葉が相応しいと思います。

    Skyrimという極めて美しくも複雑な土台の上に、
    MOD開発者がそれぞれの理想とするパーツを置いていくことで
    ユーザがそのパーツを取捨選択して組み上げ、理想のSkyrimで遊ぶことが出来ます。

    MOD開発者達が聞いたら助走をつけて殴りに来そうな話ですが、
    膨大なMODを入れては確認、入れては確認を繰り返す作業はゴッツイ面倒です。
    「金曜日の夜に土日みっちり遊ぼうSteamでSkyrimを購入したが
     満足するまでMODを入れていたらロクに遊ばず日曜日の夕方だった」
    実にありがちだと思います。

    それを差し引いてもMODの充実したSkyrimには素晴らしい魅力があります。
    「シングルRPGは好き、でも洋グラはちょっと・・・」
    そんな貴方にこそ、今のSkyrimは十分にお勧めできると思います。
    敬遠していた方も一度手に取って見ては如何でしょうか?
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 5 5
  • 今までで最高のRPG 100
    • 投稿者:SAKYO(男性/30代)
    • 投稿日:2013/11/02
    良い点
    自由度が高く、オープニングを終えるとどこでも行ける
    レベル性であるので、簡単に敵に殺されることも。
    3人称と1人称を切り替えられるので、プレーしやすい。
    オーソドックスなアクションRPGで、昔ながらのダンジョンや魔法、武器が数多くあり、選択肢もプレイヤーが選べる(それによるデメリットもそんなにない)
    オープンワールドのため、遊ぶのにはきりが無い
    何よりPC用版のみだがMODがあり、それにより無限大に遊び方が広がる
    悪い点
    クエストを順番にクリアしないと消化できない場合がある
    (本を読む前に盗んでしまうなど)
    初期画面では非常に使いづらい(MOD入れないとつらい)
    楽しすぎて時間をたつのを忘れてしまう。
    総評
    やらない方はもったいないというくらい最高のゲームです。
    発売されてもなお、未だにMODが作られているというすごさ。
    RPG好きなら是非ともやるべきものです。
    でも、PC用版しか進めません。PS3とXBOX360版はバグが多く糞です。
    私も400時間以上やっていますが、未だにエンディングを迎えていません。
    それぐらい楽しめます。
    ベザスタゲームスタジオは全て良質のゲームを作っています。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 奥が深い! 95
    • 投稿者:Virginiana(男性/50代)
    • 投稿日:2013/10/31
    良い点
    バックグラウンド(物語・世界観)がしっかりしており、
    全て知ろうとしても、とても把握しきれないくらいの深さがある!

    MAPが広大で、かつ変化に富んでいる。
    その上、一度行ったところは瞬時に移動可能など、遊びやすさも考慮されている。

    洞窟や遺跡などが本当に多数存在しており、
    普通にプレイしたのでは、見落とす場所が必ず出てくるほど。

    ゲームバランスが絶妙な上、難易度を自分でいつでも調整できるので、
    ストレスなく緊張感を保ったまま最後まで楽しめる。
    悪い点
    日本語版をプレイしましたが、ときどき妙な訳がある。

    キャラが色んな意味でリアルで怖い。

    敵が少々おバカ。
    総評
    FF14をプレイした後で、こちらをプレイしましたが、
    その差に愕然としました。

    MMORPGと比較するのは酷なのかも知れませんが、
    スカイリムは深さ・広さ・量など全ての面で、FFの遥か上をいく作品にできあがっています。

    また、よくある一本道のRPGとは少し異なり、
    自分の行動次第で、さまざまな過程と結果を楽しめる内容になっています。

    特に面白かったのは、どの陣営にもそれぞれの歴史や信念や立場があり、
    誰が悪だとか善だとかという単純な分け方はできず、
    同じ陣営の中で、考え方の違う人達が各々の考え方を語ってくるなど、
    なかなか面白い人間関係も見せてくれます。

    また、純粋なスキル制になっているため、自分の好きなプレイスタイルで遊べ、
    そのおかげで何度も楽しめる作りになっています。

    キャラクターのグラフィックは日本人好みではないでしょうが、
    MODも多数出ているようなので、そちらを導入すればカバーできるかと思います。

    ドラゴンも萌え要素ゼロで迫力満点で、遠吠えが聞こえると、
    びくっとして空を警戒してしまうほどです。
    他の方のレビューで、「敵キャラの動きがカクカクしている」との指摘がありましたが、
    私のPCではそんなこともなく、スムーズに動いています。
    ドラゴンブレスは、なかなかの迫力です!


    「か弱い善の人達がヒーローの元に一致団結して、強大な悪を倒して、おめでとう」
    みたいなRPGにいい加減飽きた人は、ぜひ一度プレイしてみてください。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • 緻密に作りこまれた世界でのRPが楽しい 95
    • 投稿者:HK(男性/30代)
    • 投稿日:2013/10/22
    良い点
    ・圧倒的なまでに作り込まれた世界観
    ・その世界観に没入させてくれるグラフィックとBGM
    ・ゲームの世界(箱庭)自体の作り込みも凄まじい
    ・かなり幅広いロールプレイを許容するゲームシステムと製作側のフォロー
    ・見た目のクオリティの高さに対してかなり軽快に動作するゲームエンジン
    ・使い方さえ覚えれば誰にでもmodが作成可能なCKの存在
    ・有志作成のmodで無限に広がる可能性、好みのバランスへのカスタマイズもほぼ自由自在
    悪い点
    ・相変わらず非常に多いバグやCTD
    ・PC環境ではやや使いづらいUI
    ・全体的にやや単調なクエスト
    ・戦闘時の(重量感的な意味での)手ごたえの無さ
    総評
    プレイしたのはPC版、プレイ時間は350時間超。

    何よりもまず、トールキンの作品に匹敵するレベルのとにかく圧倒的かつ緻密に構築された世界観、中世ファンタジー好きなプレイヤーであれば一度は手を出してみて欲しい作品。
    予め決まったキャラクターに感情移入させるタイプのゲームが多い国産ゲームとは正反対の、まさにプレイヤー自身の分身で旅する感覚が堪らないゲーム。
    世界観やグラフィック・BGMに加えて箱庭ゲームとしての作り込みも尋常ではなく、まさに一つの世界を自由気ままに旅する事ができる。
    旅の途中でちょくちょく目にする、ちょっとした小道具や遺体等の配置から推理できる過去の出来事等、ベセスダは世界を作るのが本当に上手。

    グラフィックは圧倒的という評価には一歩及ばないものの、世界観を上手く表現していてかつかなり綺麗な部類。
    でありながらコンシューマーも視野に入れて開発された為か見た目の綺麗さに対してかなり動作は軽く、バニラ状態であれば少し古いPCでもかなり快適にプレイが可能。
    PC版では公式で高解像度テクスチャパックが配布されており、有志作成のmodやENB設定等で軽さと引き換えに更なる美しさを得る事ができる。
    BGMやSEも世界観とマッチしており、ゲームの世界に没頭させてくれる。

    キャラクター造形に関しては賛否両論だが、個人的には日本的デフォルメよりこっちのが好み。
    典型的中世ファンタジー世界には、やはりこういったコテコテの濃い造形のキャラクターの方が映える。
    前作Oblivionでは顔作成の自由度が高すぎた為にマトモな顔にするのが一苦労な程のキャラ作成難易度だったが、今作ではある程度の自由度と引き換えにかなり洗練された印象。

    RPをより楽しく彩ってくれる要素として、多くのクエストで1種類ではない複数の解法がきちんと用意されているのはかなり凄い。
    このため、物によっては同じクエストでもRPの仕方によって全く別の視点から見る事になり長く楽しめる。
    一方で多種多様な遊び方に対応するだけのルートを用意する都合上、他のレビュアーの方がちらほら書いているように、やや単調な展開やお使いクエストも多数見受けられるのが惜しい所。
    これはある意味致し方ない部分なので、自由度を取るかストーリーを取るかの取捨選択かもしれない。

    またベセスダゲーではもう慣れっこではあるが、相変わらずバグやクラッシュが多い。
    プレイに殆ど影響の無い小さな部分から致命的な物まで、初期状態では不具合の山盛りてんこ盛り。
    有志が作成したバグ修正パッチを当てるのが半ば常識のようになっているあたり、この点ではmod文化に救われている部分も大きいように感じた。

    RPGの大きな1要素である戦闘は前作Oblivionよりはかなり進化したもののまだ荒削り。
    全体的には及第点以上に進歩しているものの、特に接近戦での手ごたえと重量感の無さが非常に残念。
    AIの仕様もあるのだろうが、一部のNPCの動きがどうにも不自然だったりするのが世界観の作り込みに対して浮いてる印象も受けた。
    ここは次回作があればより進化させて欲しいポイント。

    UIはコンシューマー機での利便性を考えたデザインになっているようだが、PC版でプレイする分にはやや猥雑で惜しい。
    選択式にして、前作のようなメニューを選択できても良かったように思う。
    実際この点に関しては有志のmodで前作のUIに近い正等進化版が作成されているので、同じ事を思った人は多いのではないだろうか。

    良くも悪くもmodに助けられている部分も大きいが、マイナス面を吹き飛ばす程の魅力のあるゲーム。
    このゲームを遊びつくすなら、PC版で自分好みの環境を時間をかけて構築するのをオススメしたい。
    キャラクターになりきってロールプレイをしたり、自分の分身として異世界を旅する事に楽しさを感じる人は間違いなくハマるだろう。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • メディアの評価が過大過ぎた惜しい作品 65
    良い点
    ○フィールド、自然の表現がすごい
    まるで北欧の大自然の中を旅しているような風景や、空、山、草原の表現は感動するものがある。雪山や洞窟にいたってはその吹き抜ける風の表現が秀逸で、本当に肌寒さを感じそうな程。一見の価値はある。

    ○まるでその世界で本当に生活しているかのうような没入感
    街は人々の生活感で溢れており、個々のキャラクターが本当に生きているかのよう。その中で生きていると本当にその世界で生活をしているような気持ちにさせてくれる。

    ○テキスト量がとんでもない
    人々の会話はもちろんだが、作中に登場する"本"の量と、そのテキスト量が凄まじい。ゲームを進行させなくても、本を読むのが好きな人はこれだけで暇を潰せてしまうほど。しかもその本の内容も様々で、スカイリムの世界に住む生物の図鑑的なものから、スカイリムにまつわる伝承、スカイリムの住民が書いた小説など非常に多岐に渡る。これには素直に驚かされる。

    ○グラフィックの割に動作が軽い
    これだけのグラフィックを見せてくれるのだから、さぞかし重いのであろうと思ったらむしろこの描写では軽いレベルに入る。最低推奨環境さえクリアしていれば多少非力なPCでもストレスなくプレイする事ができるだろう。

    ○音楽もなかなか良い
    他の大作FPS系などに比べると微妙なところだが、雄大な自然の風景を盛り上げる音楽は評価に値する。
    悪い点
    ×クエスト数が豊富なのにも関わらず、バリエーションがあまりにも少ない。
    クエストの量は尋常ではない程存在する。しかしその中身があまりにも似たり寄ったり。プレイ時間が長引けば長引くほど延々と同じ事をやらされてる感が強くなり、ストレスとなってくる。これは後述するモンスターの種類の少なさも原因の一つ。

    ×一番の売りとも言えるドラゴンのアニメーションが酷い
    一体何年前のゲームのドラゴンだと言いたくなるような動き。飛ぶ姿もカクカクと不自然極まりない。ドラゴンとの闘いは本ゲームの一番の見所と言っても過言ではないのに、まず初っ端でドン引きさせられる。断言してもいい。決してモンスターハンターのようなドラゴンを期待してはいけない。アニメーションとしては1990年代レベル。極めてお粗末で手抜き感を感じさせられる。

    ×人間系キャラの見た目があまりにも不細工
    ずばり「下手くそかっ(笑)」とツッコミたくなるほどキャラクターたちの見た目に魅力がない(笑) 男性なら女性キャラクターに少しは色気を感じたいであろう。しかしそういったものは全く期待できない(笑) 倒した敵から衣服を奪う事で女性の敵キャラも下着姿になる描写があるのだが、CGとは言え女性の下着姿にここまで色気を感じない事もまずない(笑) 欧米に多く友人を持つが彼らの趣味に合うとも到底思えない。単純にデザインが下手なのだろうとしか言い様がない。MOD必須レベル。MODが導入できないXBOX・PS3ユーザーには同情したくなる(笑)

    ×致命的な程に敵のバリエーションが少ない。
    私はこの点が最も最悪だと感じている。RPGと言えば海外作品といえど100種類近い敵がいるのが普通。"新しいダンジョンやフィールドでは新しい敵"これはもはや当然、そして必然だ。なぜならRPGは新しい敵に出会う事でハラハラする、つまり新しい敵がユーザーの感じる新鮮味や緊張感を保つ役割が強いからだ。ところがこのゲームに登場する敵は厳密に言えば20-30種類もいない。どこに行っても同じ敵。どこに行っても同じ展開。ドラゴンの種類も攻撃手段のみで見た目は全く変わらない。考えてもみて欲しい。ドラクエやFFで、最初に登場するスライムやゴブリンが最後のダンジョンまで延々と出てきたからどんな気持ちだろう。しかも新しい敵は出てこず、スライムとゴブリンだけ。スカイリムでは新しいダンジョンを見つけてもワクワクなど一切ない。新しいクエストも新しいダンジョンも次第にストレスに変わるだろう。あまりに手抜き過ぎる。

    ×フィールドに生き物が少な過ぎる
    フィールドを歩いていると"旅をしている感"はあるのだが、敵なんてほとんど出てこない。あまりにまばら過ぎる。だからと言って他の生物が多く生息していてその風景が観れるというわけでもない。ただ自然の光景が広がるだけ。正直何がしたいのかわからない。冒険感が削がれに削がれる。

    ×尋常ではないバグの多さ
    これは最悪である。もはや製品として機能していないバグが多数存在する。恐らくちゃんとしたデバッグ作業などは行われていない。これは手抜きというより、クリエイターとしてどうなのだと問いたくなるレベル。ドラゴンのアニメーションも90年代レベルで、このバグの感じからするとこの会社の感覚は恐らく90年代で止まってしまっている。バグがあっても許された時代は遠い昔の話。このままであるならこのメーカーの未来はそう長くは続かないだろう。
    総評
    ●メディアの過大評価が過ぎた非常に惜しい作品

    以上、あまりにもメディアの過大評価が過ぎるので実際のところを書かさせて頂いた。このゲームは歴史に残るほどの一本ではまずない。最初こそ90/100点以上あるゲームだと感じさせられるが、それは次第に下がっていき、プレイ時間が長引けば長引くほど次第にストレスは増大、最終的にはどれだけ良くても70点代後半に落ち着く気持ちになるだろう。

    ただ非常に惜しいのもまた事実。これがちゃんとデバッグ作業もされていて、売りであるドラゴンの描写も手抜きすることなく、なおかつ敵やクエストにバリエーションをちゃんと持たせていたら、恐らくかつてない、そして今後超える作品が出るのか危惧してしまう程の大作になっていただろう。

    惜しい、極めて惜しい作品だ。お金に余裕がある人なら購入しても構わないと思うが、何にせよ過度な期待は禁物。そんな期待に応えられるほどの大作ではない。


    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 4 4
  • 普段はRPGなんてしないのですが 95
    • 投稿者:UltraBlue(男性/40代)
    • 投稿日:2013/09/09
    良い点
    自分の想像力で果てしなく物語が続いていくところ、素晴らしい。
    極めて完成度の高い世界観・設定が、我々プレーヤーにもう一つの人生を提供してくれると言っても過言ではない。ドラゴンや魔法といった非現実的要素も、スカイリムに完全に溶け込み、ファンタジー嫌いな自分でも楽しめた。
    美しいグラフィック、世界観と調和した音楽がプレーヤーの心を離さない。
    悪い点
    戦闘。これに尽きる。
    戦闘スタイルが多岐に渡り、ドラゴンシャウトも大変おもしろいが、なにせ単調である。
    特に切る、殴るといった攻撃に関して、なんだか手応えのようなものが薄いのが気になる。

    アップデートによってフィニッシュムーブの追加・洗練されたのが救いかと。
    敵のAIは比較的まともだと思う。難易度は自分で調節できるので問題ない。
    総評
    RPGというジャンルにおいては、現状では最高峰と言っても過言ではない(まぁ自分はRPGくわしくないですが。ただRPGが苦手で直ぐに止めてしまう自分でも楽しめたということ)。
    和製RPGはプリレンダされた動画の合間に、ちょこっと戦闘・レベル上げという流れが大半となっていますが、考えてみると、この様な完成されたストーリーを歩むだけなら、他のジャンルのゲーム(たとえばFPS)と何ら変わらないわけです。またオンラインのRPGはというと、何のストーリーもないクエストをこなす作業ゲーと化しており、両者ともに極めて残念です。
    日本人がよく知っているRPGの雰囲気をスカイリムに求めてはいけません。自分がどのようなキャラクターとしてスカイリムで生きていくのか、想像力が求められます。それさえあれば、こんなに素晴らしいと感じられる世界はそれほどありません。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • 新しいのにオールドRPGの匂いがする 85
    • 投稿者:flo(男性/50代)
    • 投稿日:2013/05/21
    良い点
    ・超美麗グラフィック。
    ・広大なマップ。
    ・自由度の高い世界。
    ・やりこみ要素がたくさんある。
    悪い点
    ・お世辞にも使いやすいとはいえないUI
    ・この世界独自の固有名詞が多く、その説明が少ないので何を言っているのか分からないことが多い。
    ・サブクエストで指定される人物や場所にマーカー表示されず、どこに行けばいいか分からないことが多い。
    総評
    輸入版でプレイしているのですが、まともにゲームできるようになるまでがまず大変。
    steamに登録してゲームパッドを使用できるようにするだけで3日ほどかかりました。
    XBOXのパッドだけなんですね。デフォルトで使えるのは。
    これでつまんなかったらショックでしたが、さすがGOTYに選ばれるだけはありますね。やりこみ要素満載で面白いです。
    タイトルは最初の取っ掛かりを含め、最新ゲームなのにちっともユーザーフレンドリーじゃないところから。昔のゲームってこんな感じでしたよね。
    遊び場は提供したから後は各自自由に楽しんでください。多少のバグは目をつぶってね。
    今の日本では作れないゲームだと思います。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 2 3 5
  • 気づいたらまたやってる 80
    • 投稿者:kazaminokote(男性/30代)
    • 投稿日:2013/03/13
    良い点
    広大な世界とグラフィック
    世界観がしっかりしていること
    悪い点
    戦闘
    バグの数々
    NPCの台詞の言い回し(意味がわからない時がある)
    総評
    合うか合わないかは人それぞれなゲームです。
    自分で作ったキャラクターに"役割"を持たせその役割を演じさせる
    ということをする人にとってはうってつけです。
    街の英雄になろうとすれば郊外の蛮族退治を行い、治安活動をする
    犯罪者になろうとすれば強盗、殺人、スリなどを行う。

    ただ、残念なのは、街に生活観があまり感じられないこと。
    しばらく行っていない街にいくと街の様子が豹変していたり雰囲気が
    変わっていたりするとよかったなぁ〜とか思ってたりします。

    MODも豊富で先ほど行った内容が追加されているMODもあるかもしれません。
    やるならぜひPC版でやることをオススメします。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 4 4
  • 最高の一人遊び 85
    • 投稿者:waraB(男性/40代)
    • 投稿日:2013/03/10
    良い点
    ・自由度の高さ。
    クエストの報酬や、店頭での購入で武器が手に入ったとする。それを渡した領主や店主を相手に、貰った武器を使いその場で斬りつけ強盗を試みる自由度。もちろん其処から新たなクエストが発生するわけではないが、少なくとも「斬りつけてお尋ね者になる」という選択肢はある訳で。

    スカイリム中の人を助けて英雄になるのも、スリを働くのも、寝ている隙に押し入り強盗を働くのも、絶滅めざして殺人に明け暮れるのも自由。

    そして、PC版に至ってはゲームその物を弄る自由度まで用意されている。他のゲームでも見かける様に、プレイヤーがキャラクターの見た目やアイテムをゼロから作ってゲーム内で反映するMOD群は勿論、システムの仕様変更や新クエストすら作成できる、つまり「パッチ」を個々人のユーザーが作成して、スカイリムという世界に手を加える事すら可能。その為のツールは当の開発、発売元自らが配布してMOD制作を許可し推奨している。

    この自由度を理解してプレイしなければ、逆に「何か戦闘も風景も地味な、不自由なゲームだな」という感想しか出ないだろう。


    ・タイトルの「エルダースクロール」が登場

    ・美しいグラフィックの割には動作が軽く、要求スペックが低い

    ・大規模DLCの存在

    ・スキルポイント、スキルツリーの導入。個人のプレイスタイルに合わせて育成する、その方向性が初見でも分かりやすい

    ・日本語版ローカライズの存在

    ・プレイ人口の多さに裏づけされた上記MODの数々やコミュニティの盛況振り。また、その提供作品を無料で万人が受けることが出来る
    悪い点
    ・まとまり過ぎている
    例えば、前作では装備品一つ一つに自キャラ透明化のエンチャントを付与できた。装備すれば何者だろうと自分を認識できず、何でもやり放題。これはスカイリムではゲームバランスを崩すとして出来なくなっている。

    また、前作はMOD等の助けを借りなくとも、主人公がゲーム内で超強力な魔法を作成できたが、スカイリムでは既に用意された魔法書を使い、覚え、その魔法を使う事しか出来ず、与ダメージの限界がゲームバランスを崩さない程度の弱い物となっている。

    そして、スカイリムでは「殺せないNPC」が多い。前作では、メインシナリオに関係するNPCすら殺害し、それ以上のシナリオ続行を不可能に出来た。今作はそれが出来ず、止めを刺しても「○○は気絶している」と出てすぐに起き上がる。

    MODやチートコードを使用しなければ数々の仕様を破れず、どうしてもこじんまりとした印象が残る。

    ・前作、前々作をプレイした人にとっても、エルダースクロールの世界観を事前にゲーム外で学習していなければ「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」で??となる専門用語のオンパレード。スカイリムで言えば「ストームクロークのウルフリックがシャウトでヘルゲンはアルドゥイン主人公はドラゴンボーン」

    ・メインシナリオは英雄譚。キチ○イ極悪人プレイを前提としたシナリオは一つも用意されていない

    ・サイドの中でボリュームのある4種のギルドクエストは、冒険者・魔術師・盗賊・暗殺者すべて似た内容。やる事は一緒、ダンジョンへ行って戦うだけ。内戦もどっち側に付くか程度で、特に特筆すべき差は無い。

    ・鍛冶や料理が正直、意味をなしていない

    ・ゲームが始まるとそこは雪国。どこも雪国

    ・新DLC発売開始後、毎度、日本語ローカライズされるまでに長い期間が空く

    ・竜言語魔法的な「シャウト」が物語の鍵となるが、必要性を感じない。特にメインシナリオを消化しない場合
    総評
    どうしても前作オブリビオンのバニラを100点とすれば、スカイリムのバニラはやれる事が少なくなり、スケールが小さくなった分は評価が落ちると感じ点数を下げました。

    評価が期待と失望で二分されている気がしますが、個人的にはその真ん中ぐらいじゃないかなと思います。

    代理店がおま国で発売せず、オンゲームプレイヤー以外にもSteamの門戸を広げた件で、日本での多大な貢献があったのではないかと。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 4 5
  • 私を廃人にするゲーム 95
    • 投稿者:あおしだ(男性/50代)
    • 投稿日:2013/03/08
    良い点
     何もわからぬ土地に身ぐるみ剥がされ投げ出された状況で「さぁ〜どうぞ」と広大な敷地が提供されれる。
     主人公の生い立ちや世界観など丁寧なディティール提供がない。助けなければいけない”正義”もなければ、”愛情”の押し付けもない。背負わされている運命を序盤に感じる必要はない。
     ドラマの主人公は自分であって、主人公キャラクターではないという姿勢に共感。
     拘束され何もできないスタートから武器を手に入れ、チュートリアルの洞窟を抜けると・・・そこは雪国だった。
     広大な土地に高くそびえる山脈。大空はどこまでも広く、川は美しく力強く流れていく。北国の空気感まで伝わってくる。自分の存在の小ささと大自然の雄大さを十分感じ取れるオープニング。唸る。
     何をしていいのやら(この感じがたまらない)。周辺を探索する。植物採種・蝶々採種。何に役立つんだ?でも採種。しばらく歩くと山賊の住む小規模の建物。よくわからんが攻撃してくるので(何度も死んだが)、全員を惨殺。こんなことしていいのか?
     
     そのうちクエストの意味を理解し、リバーウッドへ
     この感覚が延々と続く。メインクエストもよく錬られている。唯一のドラゴーンボーンだと言われると誇らしい。自分が主人公であることの快感は増していく。貧相だった武器・鎧も冒険の途中、山賊を惨殺し奪い尽くす。
     自分が特別な存在になっていく。その感じられ方が他のゲームと大きく違う。そのうち単なる残酷な無法者になっていく自分。それもまた人生。

     メインクエストが済んでも、違うロールプレイへの欲求が生まれる。次はカジートか?ブレトンか?MODなしでも、そうとう遊べる(MODもあるのでメチャクチャ遊べる)。
    悪い点
     良い点に書いた「そこは雪国だった」場面でオープニングムービーを挟むくらいの演出は必要だナ。まぁ、そういう押し付けなしを貫いている点がこのゲームの奇跡を産んだとも思うんだけど。そういうMOD誰かつくってくれねーかナ。
     アクション性が乏しい。派手になる必要はないが、木に登って弓を放つ。岩につかまり少々の高さは登れる。船を漕ぐ。胸ぐらを掴んで脅し・脅される。くらいはあっていいんじゃネ。
     バグ多い。
     美しい女性がいない。少しは居て。
     AIに不満を感じる。例えばスニーク攻撃をされたことがない。自分の命を必死に守ろうという気配がない。死体無視。
     
    総評
     このゲームの良い意味での「不安定さ」「無責任さ」は他のゲームで感じたことはない。ハイドライド−ドラクエ−キングスフィールドと楽しませてもらったが、私にとってはこれらのゲームで感じた不満を解消してくれた、作り手が遊び手(私)を超えた奇跡のゲーム。
     お使いゲームとも言えるが、捉え方で「楽しめる」「苦痛となる」と思う。私は完全に持っていかれた。
     美しい風景は「演出」とも言えるが、もう少し演出は必要。重厚で壮大な映画のような演出は似合うと思う。オープニングとエンディングだけでいいので。(誰かそんなMODを!)
     止め時がなく、仕事に支障きたしそうだった。土日は寝ない。食べない。ゲームのみ。廃人と化した。こんなことは高校時代以来。
     しかし、まだ遊び尽くした実感はない。魅力的な女性にもこんなにはまることはないのでは?と言っても過言ではない。独身男性は控えた方がよい(冗談)。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • 戦闘は面白い。 85
    良い点
    戦闘
    グラフィック
    広い世界
    散歩ができること
    音楽
    悪い点
    ストーリー
    クエストのマンネリ
    総評
    素晴らしいゲームですが、同時に欠点も多い。
    一通り探検するには早足でなければ300時間ほど必要ですが、100時間を越えたぐらいから、色々なパターンが見えて飽きてくる。せっかく300時間も探検できる場所が用意されてるのだから、300時間飽きないようにクエストのパターンなどを作りこんでほしい。
    ストーリーは正直全然面白くない。ストーリーは脚本家が書いたわけではなく、ゲームデザイナーが作ったようだ。面白くないのは当然かもしれない。
    このゲームはほかのゲームに負けない長所を沢山もってるが、同時に欠点も多い。だからこそ改善されたTES6が楽しみだ。

    戦闘に関しては国による好みの違いがあると思われる。米国では概して好評価を受けている戦闘だが、多くの日本人には合わないと思う。日本人に合う戦闘は、アニメ的な非現実的な巨剣を持って戦い、過多演出の煌びやかにピカピカ光るようなアニメ的な戦闘演出であり、スカイリムのような現実路線の戦闘ではない。だから戦闘を期待して日本人は買わないほうがいいと思う。あくまで演出やらなにやら現実路線であり、日本ゲームで主流のアニメ的ではないため、好まれないと思う。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 2 4
  • PS3からわざわざ乗り換えて冒険する価値はあった 95
    • 投稿者:ダゲレオ(男性/40代)
    • 投稿日:2013/01/30
    良い点
    ■世界観
    ■自由度
    ■グラフィック
    ■音楽


    悪い点
    ■多少のバグ
    ■会話(同じ会話がいたるところで繰り返される)
    ■吟遊詩人たちの歌(悪くない歌もあるのだが)
    総評
    今までPS3で楽しんでいたのですが、年末年始のSteamのセールでPC版を購入しました。

    まずなんといってもグラフィックの美しさに驚きました。PS3で満足していたのですが、PC版はさらに高精度で緻密な表現が可能となっているようです(特にhigh以上の設定では)。

    そのうち追加DLをしたり、MODを入れることに挑戦したいと思っております。

    PS3版を購入してから一年経ちましたが、まだスカイリムの世界での冒険は楽しみが残されています。

    PS3版を持っている人にもおすすめできます。

    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 5
  • 不満が無数にあるにも関わらず… 95
    • 投稿者:gazza(男性/30代)
    • 投稿日:2013/01/04
    良い点
    全て挙げるとキリがないので主なものだけ

    ・想像の自由度の広さ

    物語を見て楽しむ類のRPGと違い、あらかじめ用意された主人公像はありません。
    主人公はどんな人物なのか?を無限に想像できるよう徹底されています。
    主人公に決まった設定も生い立ちも情報もないのですが
    ただ投げっぱなしにしているわけではありません。
    性別、人種など自由にキャラメイク出来、
    あらゆるクエスト、出会い、風景に対して好きに反応を想像する。
    想像力を働かせてプレイするのがゲームの真髄です。

    善人ならば道徳に従い、悪人ならば欲望に従う等々。
    クエストで要求された達成条件が自らの主人公像に相反するものならば、
    クエストを無視したり、依頼主に斬りかかってしまうもまた自由です。
    この想像の自由度こそこのシリーズ以外では味わえない唯一無二の魅力です。
    シリーズに深く関わったクリエイターがTRPG世代の設定マニアということもあり
    RPGを紙とサイコロで遊んでいた時代の原点に回帰した魅力があるのかも知れません。

    ・世界観の作り込み

    いくら想像力を働かせても薄っぺらな雰囲気のなかでは何も楽しくありません。
    スカイリムは異様に広く、深く、濃い世界の設定がなされています。
    文化や歴史、人種や民族、神様や宗教、宇宙の成り立ちまで構成されています。
    しかもそれらがそれぞれ結びついていて、
    大小のクエストはもちろん、キャラクター達の日常やセリフにまでさり気なく登場し、
    本当に現実とは別のもう一つの世界がそこにあるようです。

    この重厚な世界観があってこそ、
    上記のような想像力を働かせてのプレイが楽しめるのだと思います。


    ・MAPの作り

    広いマップに、しかも密度の高いロケーションが用意されています。
    険しい山々、雄大なツンドラ平原、紅葉の森、多くの河川と滝、
    そういった地形自体の作りや景色も非常に素晴らしいです。

    前作オブリビオンでは通常ダンジョンの8割方が探索に5分とかからない規模でした。
    今作では大型ダンジョンも多く、洞窟を抜けると広い遺跡に出てきたりと
    なかなか面白い作りになっています。
    目的もなく軽い気持ちで洞窟に入ると思いのほか広い上に、
    巨大な毒虫の群れに死ぬ思いをしたりとダンジョン探索がワクワクします。

    そんなダンジョンの他にも、魔女の庵、巨人とマンモスの拠点、山賊の砦、
    怪しげな老婆の住む小屋、野人のキャンプ、祝福を貰える石碑etc.
    様々なロケーションが惜しげもなく配置されています。
    また街道で旅人、盗賊、追いはぎ、さらには極稀に首なし幽霊まで
    ランダムに様々な場面、NPCに出会いプレイヤーを飽きさせません。
    俗に言うオープンワールドゲームの魅力が最大限発揮されていると言えるでしょう。


    ・システムの洗練

    前作と比べるとここが最も進歩しています。
    主人公のレベリング、スキルシステム、敵AIの音や光の察知・反応
    野暮ったい印象のぬぐえなかった前作オブリビオンから随分洗練されました。
    一定以上の既存ファンを擁したまま、
    世界規模で新規ファンを開拓できた理由はここにあると個人的には思っています。


    ・公式でMODを推奨している

    グラフィックスなど他にもあるでしょうが、Windows版の最たる利点がこれでしょう。
    公式に配布されている改造ツールを使ってパラメータ、建物、アイテム、魔法
    ほとんど何でも自由に改造できます。
    単に強い武器を作るも良し、しっくり来ないシステムを改善するも良し、
    (難易度が高いですが)全く新しいシステムを作り出すもよし。
    更には世界中の他プレイヤーと優れたMODを共有できるコミュニティも形成されています。
    ただ他人のMODをダウンロードしてそのまま導入するだけでなく、
    自ら好みに調整することでさらに楽しめるでしょう。
    一から作るには難易度の高いMODも既に作られているものを調整するだけなら容易だったりします。

    ただでさえ自由度は高いですが、MODを使えば本当に無限大です。
    悪い点
    こちらも全て挙げるとキリがないので大まかに

    ・バグだらけ
    最たる不満はこれに尽きます。
    大規模な有志による大規模なバグ修正パッチ導入が基本となると思います。
    大小さまざまなバグが無数にあり、
    「良い点」で挙げた点がない普通のゲームならば深刻だったでしょう。
    有志パッチの導入や最悪コンソールコマンドで強制的に回避できますが、
    慣れてしまうと「そういうものかもしれない」
    と思って受け入れる器が強制的に培われてしまうほど多いです。
    公式もアップデートで修正してはいますが、
    バグの修正より追加要素の開発などに重きを置いている様子。

    実際DLCや追加キルムーブなどは素晴らしいクオリティであり、
    方向性は限りなく正解に近いとは思いますが、
    やはりバグは無い越したことはありません。

    ・戦闘が大味

    純粋なアクションゲームと比べると大味といわれても仕方ありません。

    戦闘MODで細部を改善することはできますが
    何よりも戦闘も「冒険を演出する一要素」に過ぎず
    プレイ幅の自由を損なわないことを最優先にしての結果でしょう。
    自由度を損なっては本末転倒なのでこれも次善の策だとは思うのですが
    自由を保ったまま戦闘を作り込む最善策を期待したいところです。


    ・翻訳が甘い

    輸入作品としてはもはや定番の問題ですが
    誤訳をまま見つけることがあります。
    文章自体の意味が通らない、などと言った酷いものはそうありませんが、
    単語レベルでは明らかに訳し間違えたものなど結構発見できます。
    これはゲーム自体というより国内の翻訳会社の質の問題ではありますが。
    総評
    バグという不満だらけで並の作品なら駄ゲーやクソゲーと言ってしまうレベルですが
    このスカイリムにはそれら無数の不満を吹き飛ばすほどの魅力があります。

    英雄として世界を救う王道を行ったり、
    メインクエストを無視して犯罪者に身を落としたり、
    犯罪を犯しつつ世界を救って戦争で暴れる何でもアリになったり、
    はたまた吸血鬼となり夜の覇者として君臨したり全て自由。
    好きな主人公像で好きに世界を堪能することこそこのゲームの魅力です。

    反対に自由度が高いという事は、
    主人公の葛藤やら心情などは当然描写されません。
    全て想像するしかなく、
    最近の国産RPGに多い「主人公とその仲間が奮闘する物語を観る」、
    と言った形式のRPGと同じ楽しみ方は出来ません。

    日本人的にはドラクエ靴感覚的に一番近いでしょうか。
    自ら作ったキャラクターの人物を想像しながら冒険を楽しむ。

    映画的なゲームではなく、ゲームでしか出来ない事を追求したゲームです。


    開発メーカーは発売から丸1年過ぎた今現在も
    「前向きな」アップデートや新たなDLCの開発を進めているようです。
    対戦も無ければ協力プレイもない、
    純粋なオフラインゲームとしては驚異的な息の長さです。
    MODの推奨もそうですが、
    メーカーの懐の深さは国内どころか世界中見渡してもこのスカイリムの開発チームに勝るものは居ないのではないか?とすら思ってしまいます。
    海外のPCゲームはMODが導入可能なゲームはままあれど、
    開発チーム自ら製作に使った開発ツールを、
    改造ツールとしてユーザーに無料配布するなんて事は極めて稀です。
    そういったゲーム外の環境も他のゲームにはまずありえない事になっています。

    製品として奇跡的、神がかり的な品だと言えます。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • ん〜・・・ 45
    • 投稿者:もっちん(男性/40代)
    • 投稿日:2012/12/24
    良い点
    ・グラが綺麗

    ・の割に動作が軽い

    ・音楽も素敵

    ・MODが豊富(このゲーム自体の長所ではないかもしれないが。
    悪い点
    ・やることが単調(おつかいクエ、レベル上げ、装備の強化 やることはこれだけ。

    ・日本語版はセリフが直訳のため世界観と合っていない。
     また誤訳としか言いようがない箇所も多い。
    総評
    グラ、音楽は上々。
    フィールドも広大で、ただ広いだけでなく作りこみも素晴らしかった。
    クエストのストーリーも細やかで良かった。(おもしろかったというわけではないが。

    とにかくやることが単調。
    「〜を倒してこい」「〜と会え」「〜をとってこい」みたいなクエストをひたすらこなすゲーム。
    ハッキリ言ってゲームの内容としてはツマラナイとしか言いようがないと思う。個人的に。

    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 1 5
  • 妙な所は高クオリティ、戦闘はザックリ。一番多いのがその戦闘・・・ 70
    良い点
    ■かなり広大なマップ、そして作りこみ

    ストーリーやクエストに直接関係無い、
    オブジェ(石碑や何かの住んでいた後など)がそこかしこにある。
    世界の歴史や信仰の分かる書物がゲーム内にたくさんあるのも良い。
    世界観への没入感は存分に味わえる。

    そういうのも含めて景観は美麗で、眺め歩くだけでも十分楽しめる。


    ■MODによる自由な拡張性

    機能やストーリーを追加したりなど自在に出来る。
    かなり腕の良いユーザー作品もあり、
    ゲーム単体以上の楽しさが広がります。
    悪い点
    ■意図しない犯罪行為などを発生させてしまう。

    自分の馬に乗ろうとしたら、誤って人の馬に乗って
    スリとして捕まったりとか困った事がたまに起こる。
    直前のセーブをロードするか、コマンドで
    なかった事にすることは可能ではあるが、
    正直発生した時は萎えます。

    クエスト同伴者に魔法などの流れ弾が画面外とかでHIT、進行がストップとか。

    冤罪で捕まるとあるクエストで、脱出時にある組織の協力を得る話では
    冤罪は一応解かれるのですが、その組織が脱出時にドンパチが発生。
    プレイヤーの同伴者がそれの援護をして、また犯罪者として捕まるとかもう・・・

    JRPGでは、まぁ起こりえない類の誤爆が起こるメンドクサさ。


    ■プレイヤーキャラの人格が定まらない
    善人らしいクエストや悪人・邪な宗教なクエストが同時進行可能。
    善人なのか悪人なのか何なのかハッキリしない。

    クエストを受ける時に分かればいいのだが、
    進行途中で殺人やスリを急に強要してきたりと
    ハチャメチャである。


    ■戦闘がシンプルというかションボリ
    演出が動きなどがかなり軽いです。
    ナイフだろうが両手剣だろうが、ダンボールの剣ブンブン振ってる状態です。


    もっと、ナイフなら軽やかに両手剣なら重量感が溢れる
    のように作りこんで欲しかった。


    ■やりこみ要素のバリエーションが少ない
    JRPGでは結構見かける、
    図鑑、農場やミニゲームといったものはサッパリ無い。

    正直クエスト消化、技能の熟練上げくらいしかない。
    アイテムを集めるという手もあるが、
    何を手に入れて何が未入手か分からないのでコレクション性は薄い。
    総評
    世界に没入するための景観、情報(歴史など)
    そういった部分は、かなり作りこまれている。


    ところがその世界で何が出来るかというと
    ざっくりシンプルな戦闘戦闘、また戦闘・・・


    農家を営んだり、鍛冶屋を営んだり、教師になったりとか
    そういうプレイが出来れば文句なしだったのに。
    そういう作り込みが無いなら無いで、
    戦闘面の作り込みを絶妙にして、
    高いアクション性やスリルが味わえたら良かったのにと。


    豪華な包装紙を作るだけで、力尽きてしまった感が拭えないのが勿体無い。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 4 3 4
  • スケールのでかいゲーム 90
    • 投稿者:リューク(男性/30代)
    • 投稿日:2012/08/27
    良い点
    ・マップが広大でありクエストの数もかなりあるのでやりこめる
    ・キャラクリは結構細かく設定できる(MODを入れればもっと思い通りになる)
    ・ダンジョンの作りこみはかなりのもの!(思わず景色に見惚れる)
    ・自由度がかなり高く犯罪を犯すこともできるなどプレイスタイルは様々
    ・個人的なことだがマイホームが持てる!(帰る場所があるとおちつく)
    ・PC版であればMODでかなりゲームが広がる
    RPGとしてはかなり自由度が高くジャンル的にも”オープンワールドRPG”とうたっているだけのことはあると思います。また犯罪という概念がありアイテムを盗んだり、人を殺害したりという事もできるが犯罪を犯すと賞金がかけられ、衛兵などに追いかけられたりするなど、本当に自由である。ダンジョンやマップはかなり綺麗な作りこみであり夜景などには目を奪われるほどである。PC版に限られてしまう事だがやはりMODはすごいと思う。MODをあさっているたびにこのゲームをもっと楽しみたい!というMOD製作者の気持ちが伝わってくる。
    悪い点
    ・アップデートによるバグ
    ・独自の日本語版(日本語版独自のバグ、日本語化の必要性)
    ・たまにある進行不能になるほどのバグ
    ・MODがすごい分MODなしでは遊べなくなる可能性もある
    洋ゲーのはバグは付き物であるのは洋ゲーをやる方ならわかると思うが、メインクエストにバグがあるのはいただけない。コンソールを使って解決できるが品質としていかがなものかと思う。さらにアップデートが頻繁に行われるがアップデートによる新たなバグが出ることもあるためうかつにアップデートできないのも問題であると思う。日本語版に関してはなぜかわからないが独自の物使っておりMODが入らない、アップデートが遅い、ダウンロードコンテンツ未対応、日本語版独自のバグなど、はっきりいって日本語版をやるメリットがないが事実である。そのため多くのユーザーが日本語化して遊んでいるという現状があるためPCゲームなどを初めてやる人からするととっつきにくいところがある。MODを入れて遊ぶのがPC版ユーザーにとっての楽しみでもあるのだがMODの存在感がかなりのものであるためゲーム本体だけという事になると離れるユーザーもいるという可能性も否定できない。
    総評
    良い点も悪い点も同じぐらい書いたが正直なところここまではまったゲームは今までなかったです。決められたストーリーだけを進んでいくのではなく、時には違うところにも寄り道してそこで新たな発見があるのがとても楽しい!犯罪を犯して悪人として生きるもよし、善良な人間として生きるもよし、はたまた二つの顔を持って生きるもよし、などとかなり自由度は高いです。風景も見惚れるほど綺麗であり道を歩いているだけで本当に旅をしている気持ちになります。コンシューマー機でもクエストの量などは同じなのでかなりやり込めるはず。ただわたしが思うにはこのゲームをやるためにゲームパソコンを組んでも絶対に損はないはずです!日本ではまだまだゲームパソコンはマイナーな存在ですがゲームをやる人間としてはもっとこういうゲームが出てくればゲームパソコンも広まると思わせてくれるゲームでした。ぜひプレイしてみてください!長文失礼しました。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • 異常なまでのクオリティ 95
    • 投稿者:葉っぱ(男性/30代)
    • 投稿日:2012/07/19
    良い点
    ・グラフィックは文句無しの美しさ、PC版ではmod併用で更なる高みを求めることも可能
    ・かなり美麗なグラフィックでありながら割と動作が軽い
    ・ファンタジー好きにはたまらない雄大で、かつ生きた世界観
    ・ゲーム全体の異常なまでのボリュームと造り込み
    ・多種多様なロールプレイを受け入れるゲームシステムの許容性
    ・ユーザー作成のmod導入による無限の可能性
    ・前作よりも引き込んでくれるようになったシナリオ
    悪い点
    ・前作にあたる同社のOblivionよりは改善されたものの、戦闘が相変わらず単調
    ・圧倒的なゲームの規模故にバグや不具合が散見される
    ・一部ゲームバランスが崩壊する要素が存在する(あえてやろうとしなければ問題はないが
    ・コンシューマー機も前提としてデザインされたのか、UIがPCの操作形態ではやや不便
    ・お使いクエストが割と多い
    ・敵AIに若干残念な部分がある
    総評
    良い点が多すぎて大まかにまとめてしまうとこれぐらいしか書けない。
    逆に悪い点は探してもこれしか見つけられなかった。
    全体的に良すぎて悪い点がもはや粗探しのよう、気にするのも勿体無い。

    とにかく指輪物語のようなファンタジー世界が好きな人には躊躇わずオススメしたい。
    洋ゲーだからと食わず嫌いしてる人はつべこべ言わずに一度やれ、と言いたいぐらい。
    空気感、生活観、自然の美しさ、まるでモニタの向こうにもう一つの世界があるように思わせてくれる。
    英雄として、冒険者として、魔法使いや錬金術師として、盗賊として、とにかく様々なロールプレイが可能。
    正直残念だが、今の国内メーカーにはこの路線でここまでの完成度のゲームはまず作れないだろう。

    ただし戦闘がやや単調なので、戦闘にしか楽しさを見出せない人には向かない。
    何気なく設置された小物から色々推測したり、ただ冒険者として旅をしたり、自分から進んで面白さを見つけられる人は絶対にハマれる。

    またグラフィックは相当綺麗だが、設定次第でかなり低スペックなPCでも遊ぶことが可能(聞いた所によるとIntelのオンボードでも動作したとか)
    そして画質設定を落としても十分に綺麗なグラフィックなのが恐ろしい所。
    ちなみにmod導入により更に動作が軽快になる。
    筆者の環境(PhenomIIx4、HD5670/512MB)ですら、軽量化mod導入環境では1024*768のAA/AF共に4、他設定全てMidium以上でヌルヌル動作だった。

    基本的にどんなゲームでもベタ褒めは余りしないが、このゲームは文句無しにベタ褒めさせて頂きたい。
    是非とも一度はプレイするべき名作。
    そして慣れてきたら有志が無料で配布しているmodを導入すると、世界が更に広がること請け合い。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
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