プレイレポート
[E3 2011]洋ゲー風の見た目に対し,中身は純然たるカプコン作品。「Dragon's Dogma」プレイレポート(※ムービー追加)
Prologue Questは,「ファイター」キャラクターを操作して,ダンジョンを探索していくクエストだ。道中は,お供のNPC(本作では「ポーン」と呼ばれる)と協力してゴブリン達を倒しながら奥へと進んでいき,途中で見つけた石版を使ってさらにポーンを召喚することもできる。
ダンジョンの奥に辿り着くと,巨大なキメラ(関連記事)が出現。ポーンと共に蛇の尻尾や山羊の頭などの部位を次々と破壊していくが……今回は,あと一歩のところで,惜しくも倒されてしまった。プロローグといえども,その難易度は甘くないと感じた。
「Dragon's Dogma」公式サイト
続いてはもう一つのGriffin Questだ。こちらは,草原で翼獣グリフィンと対決するというクエスト。プレイヤーキャラクターの職業が「ストライダー」で,初めから3人のポーンをつれている状態で始まる。
ストライダーの武器は,弓矢と2本の短剣。飛んでいるグリフィンを弓矢で狙い,地上に降りてきたところで脚にしがみつきながら短剣で切りつけていくといった感じでダメージを与えていく。
一度足にしがみついてしまえば,グリフィンが空へ飛び立ってもそのまま攻撃を続けられるのだが,深追いしすぎるとスタミナ切れで落下し,しばらく硬直してしまう。
グリフィンの攻撃は一撃が強力なので,何度もピンチに陥るが,その度にポーンが回復魔法をかけてくれる。ポーンはHPが尽きてしまっても,プレイヤーが蘇生できるので安心だ。。
結局,今回は何度も回復と攻撃を繰り返しながら,辛うじてグリフィンを撃破することができた。
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ただ,洋ゲー風の見た目から「日本人には馴染みづらいゲーム内容なのでは?」と心配する人がいるかもしれない。
実際にプレイしてみればそんなイメージは払拭される。というのも,本作は“巨大モンスターとの総力戦”を軸に置いた内容のため,モンスターハンターシリーズに通じるプレイ感覚があるからだ。
今回の試遊は,ポーンとの共闘だったわけだが,互いに支援し合いながらプレイしていると,NPCとはいえ不思議と情が湧いてきてしまう。こうした協力プレイの面白さは,本作における魅力の一つといえるだろう。知らない人とのオンラインプレイにはちょっと気が引けるという人にも,ぜひ一度手にとってもらいたい。
最後に気になった点を挙げておくと,モンスターが大きく動くシーンなどで,処理が間に合わないのかフレーム落ちしている場面が何度か見られた。アクションゲームにとってレスポンスは非常に大事な要素のため,製品版で改善されていることに期待したい。
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