リアル三角頭が誕生!?　筋肉芸人3人が自慢の肉体を競った「サイレントヒル リベレーション3D」公開記念イベント

　2013年7月12日に全国公開となる映画「サイレントヒル：リベレーション3D」。その公開を記念した「『サイレントヒル：リベレーション3D』公開＆富士山世界文化遺産登録記念イベント」が本日（2013年7月10日），都内にあるフィットネスクラブのゴールドジム東京原宿で行われた。

「サイレントヒル：リベレーション 3D」7月12日（金）TOHO シネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー

　イベント名と開催場所を見て，「なぜサイレントヒルと富士山？　なぜフィットネスクラブ？」と疑問が浮かぶ読者も多いと思うので，資料を引用してみよう。

　事の発端は映画内の一番人気キャラクターであるレッド・ピラミッド。筋骨隆々の肉体に三角の兜を着けているところからファンの間では“三角様”という愛称で親しまれています。彼に匹敵する筋肉の持ち主は果たして芸能界に存在するのかッ!? そして「サイレントヒル」は直訳すると「静かな岡」＝「静岡」。奇しくも静岡県は富士山が世界文化遺産に登録され今月から山開きの登山客で賑わっています。筋肉の“頂き”に立つ人物を見極める時はまさに今!!

　……ということらしい。いろいろと突っ込みたくなる気持ちを我慢して，レポートしてみよう。
　イベントには，なかやまきんに君，小島よしお，ペナルティーのワッキーという3人の筋肉芸人が登場し，自慢の肉体を使った過酷な対決で「リアル三角様」の座を争った。

MCの呼び込みで登場した3人の筋肉芸人は，三角頭を意識してか，カラーコーンをかぶって登場。はやくもこのイベントの“色合い”が伝わってきた

左からワッキー（ペナルティー），なかやまきんに君，小島よしお

　3人の対決は，ベンチプレス，腕立て伏せ，だるま落としの3種目で行われた。バラエティはもちろん，スポーツ系の番組でもたびたびその運動能力を披露している3人だけに，勝負への姿勢は真剣そのもの。ジム内の空気を熱く上昇させた。
　ただし，そこはお笑い芸人だけに，スキあらば肉体を使ったギャグを放り込むことも忘れていない。それらを逐一レポートするのは面倒……もとい野暮なので，ここから先は，筋肉芸人たちによる絵面の面白さをご堪能いただこう。

最初の対決はベンチプレス。20kgのバーベルを30秒間で何回上げられるかを競った。結果は，素人目にもわかるハイペースで42回を上げた，きんに君が勝利

筋肉芸人は休憩時間も無駄にはしない。空気椅子や腹筋などをこなし，商売道具である肉体の維持に努めるのだ（やや誇張）

2種目は腕立て伏せ対決。「スポンジに顎を付けてください」という説明に3人がひとつのスポンジを奪い合うひとネタを挟んだ後の勝負では，またもきんに君が51回で勝利した

ちょっとした掛け合いから，ワッキーが持ちギャグ「おばけの救急車」を（やや強引に）披露。釣られて2人も踊りだしたが，終了後はなぜかワッキーだけが息切れする事態に

最後の対決は巨大だるま落とし。ハンマーをフルスイングし，スポンジ製のだるまを落としていく様はなかなかの迫力だった。だが，意外に難しいようで，ワッキーときんに君が1段，小島が0段という地味な結果に終わったのが残念

　3種目を終えた結果，なかやまきんに君が見事勝利。レッド・ピラミッドを模した「三角頭」と「大鉈」が贈呈された。対決後の囲み取材では「これ，映画のPRですよね!?」とレポーターに突っ込まれる場面もあったが，「怖いだけでなく奥深いストーリー。ナースのシーンがお気に入りです」（小島）などと，映画のアピールも忘れなかった3人だった。

きんに君に贈呈された三角頭。上半身を覆うような巨大さなので，被るとすっかり誰だか不明に

きんに君の勝利を祝してはしゃぐ3人。絵面は愉快そうだが，ビルドアップされた肉体はかなりゲームのレッド・ピラミッドっぽく，ちょっと怖い雰囲気も

「サイレントヒル：リベレーション 3D」
A Canada-France Co-Production （C) 2012 Silent Hill 2 DCP Inc. and Davis Films Production SH2,SARL
7月12日（金）TOHO シネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
配給：プレシディオ
日本語版イメージソング：GACKT「CLAYMORE」

「サイレントヒル：リベレーション 3D」公式サイト