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[E3 2011]「Champion Jockey: Gallop Racer & GI Jockey」プレイレポート。PS MOVEやKinect,Wiiリモコンを手に騎手気分が味わえる
後者のジョッキーシムでは,シミュレーション性に重きを置いたGI Jockeyシリーズと,レースでのアクションや駆け引きを重視した作りのGallop Racerシリーズが人気を二分しているといえる。
それらのジョッキーシムシリーズを生み出したコーエーとテクモが2010年4月に合併したことに伴い,各シリーズの開発スタッフが結集。それぞれの特徴をミックスした新作「Champion Jockey: Gallop Racer&GI Jockey」(PlayStation 3/Xbox 360/Wii)の開発が決定したのだ(関連記事)。
対応プラットフォームは,PlayStation 3,Xbox 360,Wii。PS3版はPlayStation MOVEモーションコントローラ,Xbox 360版はKinect,そしてWii版はバランスWiiボードをサポートしている。価格は各7140円(税込)で,2011年9月中に発売される予定だ。
プレイヤーは騎手となって手綱を取ることになる。もちろん本物の手綱を手にして遊ぶわけではないが,コントローラを使って実際に馬に乗っているかのように操作できることが,本作の最大のウリとなっている。最新作ではPS MoveやKinect,バランスWiiボードを使うことで,ますます「本物の騎手のような体験」ができるようになっているのだ。
また,手綱を引くように両手を胸元に持ってくることでスピードを落としたり,片腕を大きく上下に振ることで鞭を当て,スピードを高めたりできる。ゴールの直前で追い込むときには,身を屈めたうえ,両手を激しく前後させればOKだ。
なお本作には,通常の競馬コースのほか,障害コースも用意されており,後者でのレースでは,画面の表示に合わせ,身を屈めてから伸ばすようにすることでジャンプを行う方式だ。
実際のレースでは,騎乗する馬の脚質(逃げ/差し/追い込み)や,得意とするコース/馬場状態に合わせ,位置取りやペース配分などを考えつつ走ることが重要だ。
また本作では,馬ごとにスタミナ,ポテンシャルといったパラメータが用意されており,スタミナを使い切ったら,あとはポテンシャルを使ってレースを続けることになる。いわゆる「脚を残す」レースをして後悔しないために,ゴールした瞬間にこれらを使い果たせるよう腕を磨きたい。
鈴木氏によれば,走らせ方次第で,馬の特性が変化することもあるそうだ。レースを重ね,苦手を克服させたり,長所を伸ばしたりしてやろう。
本作では,プレイヤーは新人騎手としてデビューし,キャリアを積み重ねていくことになる。新人なので,最初のうちは騎乗を依頼されること自体少ないが,実績を積んでいけばより大きなレースで声がかかるようになり,騎乗する馬も選べるようになっていくのだ。
「レースを通じて自分と相性の良い競走馬と出会い,一緒にキャリアを積んでいく」。好きな馬が勝つところを見ているだけでも嬉しいものだが,競馬ファンならば,本作のそんなメインテーマだけで胸が熱くなるのではないだろうか。
なお,本作の国内版には,実在する馬や騎手,競走馬などが登場するとのことで,このあたりも競馬好きにとって嬉しいポイントだ。
また本作には,分割画面を用いての2人同時対戦モードや,最大4人まで参加できるオンライン対戦モードも用意されている。実際に体を動かして遊ぶ本作のゲーム性と相まって,対戦要素は非常にアツいものとなりそうだ。
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Champion Jockey: Gallop Racer&GI Jockey
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