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13年ぶりのDOAアーケード版も発表。公式大会「DEAD OR ALIVE 5 Official Tournament 2013」をレポート
2013年12月以来,2回目となる本大会には,事前登録者,そして当日参加者も含め49名がエントリー。今回は国内だけでなく,韓国などからの選手もエントリーし,国際色あふれる大会となった。予選は当日の午前中に行われ,ベスト16に勝ち残った選手たちによる決勝ラウンドは夕方より実施。また,決勝ラウンドの試合は,インターネット上で中継も行われた。
ルールは,予選は1試合3本先取,決勝トーナメント1回戦と準々決勝は3試合中2勝,準決勝と決勝,3位決定戦は5試合中3勝すると勝ち抜けというものだ。各選手は,エントリー時のキャラクター1人のみを使用できる。また,試合で使われたのは原則としてPS3版で,,ゲームパッドは自前のものを持ち込み可能だ。Xbox 360のゲームパッドも変換コネクタを利用して使えるが,両選手がXbox 360のゲームパッドを持ち込んだ場合は,Xbox 360版で試合が行われた。
午前中の予選を通過し,ベスト16に勝ち上がった選手は以下のとおりとなる。
敬称略,括弧内は使用キャラクター
- コブン(ハヤテ)
- さんばー(あやね)
- くいち(α-152)
- 烏龍茶(ブラッド)
- おこぷんどりーむ丸(α-152)
- 漢字の人(クリスティ)
- clubrad(ブラッド)
- ふろ(エレナ)
- test(クリスティ)
- ライトケー(サラ)
- unl(バース)
- 輝Rock(レイファン)
- キューキューVer.AHO(ヒトミ)
- 無銭w(アキラ)
- PONG(ティナ)
- 餅A(サラ)
決勝トーナメントの組み合わせは抽選によって決定。クジの結果に,選手はもちろん,客席も一喜一憂 |
司会進行と解説を行ったのは,DOAプレイヤーである闇マ氏(写真左)とマキシマ電波氏 |
さすがにベスト16に残った選手達の闘いだけあって,白熱した展開の数々に,会場は終始熱気に包まれていた。そしてこの準々決勝までの12戦を終え,ベスト4に勝ち上がったのは,烏龍茶選手,漢字の人選手,test選手,餅A選手の4名だ。
準決勝第1戦は,ブラッドのコスプレで大会に挑んだ烏龍茶選手と,前回4位のDOA公認プレイヤーである漢字の人選手(前回は「遊」のリングネームで出場)が対決。それまでブラッドらしいトリッキーな動きで相手を翻弄してきた烏龍茶選手だったが,漢字の人選手の素早い攻撃の前ではあまり通用せず,3タテを決められてしまう結果となった。
準決勝第2戦は,韓国から参戦したtest選手と,前回大会で優勝をおさめた餅A選手の,公認プレイヤー同士の闘いとなった。奇しくも前体会の決勝と同じ顔ぶれという好カードとなっただけに,ギャラリーが息を呑むような読み合いが展開されたが,前回のこころからクリスティへと変更して挑んだtest選手が3連勝し,決勝へと駒を進めた。
続けて行われた3位決定戦は,烏龍茶選手と餅A選手の対決。2試合目までは,餅A選手のサラによる一方的な展開で,3試合目もこのまま決まるのではないかと思われた。しかし,そこから烏龍茶選手が2セット取られたところからの逆転勝利。さらに4試合目も2セットを取られてからの勝利をもぎ取り,ギャラリーを大いに沸かせていた。最終試合では両者が2セットを取る接戦となり,最終的には餅A選手が勝利する結果となった。
そして公式大会決勝戦は,漢字の人選手とtest選手のクリスティ同士の対決だ。序盤からスピード感ある試合が展開され,漢字の人選手は果敢に攻めていたが,それに対してtest選手は的確に攻撃を読み,終始試合を優位に進めていた。最終的には,test選手が3試合すべてに勝利し,優勝を決定。test選手は今回,準々決勝(対輝Rock選手),準決勝,そして決勝と,日本の公認プレイヤー3人と連続して闘い,1試合も落とすことなく勝利するという,素晴らしい結果を残したことになる。
表彰式には本作のプロデューサーである早矢仕洋介氏が登場し,3位までの入賞者に楯を贈呈した。氏は本大会について,「DOA 5発売から10か月近くが経過し,2回目の公式大会にどれだけの方がいらしてくれるのか正直不安でしたが,これだけの人が集まってくれる熱い大会が開けるゲームを作れたことを嬉しく思っています」とコメントしていた。
また,今回でDOA 5としての大会は最後となり,次回以降は9月5日発売予定の「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」(PS3/Xbox 360)が使われるそうだ。同作は,「究極のDOA 5」として,本大会の会場となったコーエーテクモゲームスの市ヶ谷事業所にて鋭意制作中だという。
さらにサプライズとして,家庭用ゲーム機版だけでなく,アーケード版の「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」も2013年冬にリリース予定であり,いずれロケテストも行われるということが明らかにされた(関連記事)。早矢仕氏は最後に,「次回はDEAD OR ALIVE 5 Ultimateの大会で会うことを楽しみにしたい」と述べ,今回の公式大会を締めくくった。
大会の最後に登場し,アーケード版をサプライズ発表した早矢仕プロデューサー |
ベスト16のトーナメント表と結果はこちら。約3時間にわたる熱戦が繰り広げられた |
「DEAD OR ALIVE 5」公式サイト
「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」公式サイト
- 関連タイトル:
DEAD OR ALIVE 5
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(C)2012 コーエーテクモゲームス Team NINJA All rights reserved.
Akira, Sarah, Pai characters (C)SEGA.
Virtua Fighter is either a registered trademark or trademark of SEGA Corporation.
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