ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは,同社が2014年7月17日に発売を予定しているPlayStation Vita用ソフト
「俺の屍を越えてゆけ2」の
ウェブCMの公開を,4月13日18:00に開始した。
「春の海篇」と題された本作のCMの内容は,父役を演じる
岸部一徳さんが,息子,孫役の男性に想いを託して子孫の前から去って行くというもの。登場するキャストや設定は,
PlayStation版および
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」のCMから引き継がれており,15年という月日の経過によって変化した立場や容姿,成長を実感できるだろう。また,キャスト陣からのコメントも届いているので,詳しくは以下に掲載したリリース文で確認してほしい。
“託す想い”を描いた内容が泣ける、と話題をよんだドラマ仕立てCMの続編が登場
15年前と同一キャストを起用。岸部一徳が熱い想いを絶叫する!
PS Vita専用ソフト『俺の屍を越えてゆけ2』新WebCM
4月13日(日)18時よりゲーム公式サイトで公開
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア※1(SCEJA)は、2014年7月17日(木)に発売するPlayStation Vita(PS Vita)、PlayStation Vita TV(PSVita TV)で遊べるロールプレイングゲーム『俺の屍を越えてゆけ2』のWebCMを、2014年4月13日(日)18時より、ゲームの公式サイト(http://www.jp.playstation.com/
scej/title/oreshika/2/ )にてメイキング映像とともに公開します。映像には岸部一徳さんを始め、15年前、3年前に放映された前作のCMと同じキャストを起用します。
■15年前に感動をよんだドラマ仕立てCMの3作目。
父役の岸部一徳さん、息子役ともに15年前と同じキャストを起用
前作『俺の屍を越えてゆけ』を発売した1999年に放映したCM「祖父の遺言1999」篇、前作のリメイク版を発売した2011年に放映したCM「祖父の遺言2011」篇に続き、「俺の屍を越えてゆけ」シリーズのCMで3作目となる「春の海」篇は、過去2作の設定・キャストを引き継いだWebCMです。“託す想い”をテーマにしたドラマ仕立てのCMは、同一キャストだからこそ、15年前からの容姿や立場の変化、成長などをお楽しみ頂けます。
岸部一徳さん演じる父役は、1作目では祖父から想いを“託される”立場でしたが、2作目では老いとともに“託す”側を意識し始め、本作では息子役へ“託す”立場へと変化しています。息子役は、1作目では中学生として父が祖父から“託される”様を見ているだけでしたが、2作目で息子を持つ父親へと成長する事で“託し、託される”事を意識し始め、本作では父役の岸部氏から“託される”立場へと変化しています。父役の岸部一徳さん、息子役のキャストは1作目、孫役のキャストは2作目に引き続いての起用となります。
<新WebCM「春の海」篇>
海辺で、息子と孫を前に父が語り出す。
「うちには先祖代々のお宝とか何もない。しかし、俺が託され、お前たちに託していくものがある。」
海に向かって絶叫する父。
「俺の屍を、越えてゆけーーー!!」
突然の大声に驚く息子と孫を前に、今度はおどけた調子で父が話す。
「ま、熱い想いってやつだ。ははっ」
「愛してるぞ」
父はそう言いながら息子にハイタッチし、息子と孫の前から去っていく。
■撮影エピソード、出演者コメント
撮影は、2014年3月、風が吹き荒れる海辺で行われました。
今回の出演にあたり、岸部一徳さんは「15年続いているので、普通のCMとはやっぱり違いますね。自分の歴史と繋げて考えてしまうので、特別な感じがあります。最初の時は僕の子供も小さくて、このゲームでよく遊んでいたのでその記憶がすごく強いですね。」とコメントしました。
息子役のキャストは、1作目の時点では子役として活躍されていましたが、2作目の時には芸能関係の仕事を引退されていました。しかし、“託す想い”というテーマに共感頂き、一般人ではありますがCM にご出演頂く事となりました。3作目となる本作でも出演を快諾頂き、「こんなに期間が空いても呼んで頂けるなんて本当に光栄な事だと思います。」とコメントしました。
<プロフィール>
岸部 一徳 (きしべ いっとく/67歳)
1947年京都府生まれ、俳優・ミュージシャン。
1967年にグループサウンズ「ザ・タイガース」のベーシストとして芸能界デビュー。1975年から俳優業は始め、1990年に映画『死の棘』で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。その後も多くのドラマや映画に出演して幅広い役柄を演じ、数々の賞を受賞している。
1作目:「祖父の遺言」篇(1999年放映)
祖父が息を引き取るのを看取った後の帰り道、「おじいちゃん、最期になんだって?」と、祖父の最期の言葉をたずねる息子。
「俺の屍を越えてゆけ、だって。笑っちゃうよな。」
乾いた笑いを浮かべなからいう父の言葉を、黙って聞く息子。
「ま、生きろってことさ」と父は語り、歩き出す。
2作目:「祖父の遺言2011」篇(2011年放映)
祖父の法事の帰り、「じいさん、最期に言っただろ、「俺の屍を越えてゆけ」。あれ、分かる気がしてな。」と、大人になった息子に語りかける父。
「そのうちお前にも分かるさ」と父は語りながら、孫を横目に歩き出す。
※1 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのディビジョンカンパニーとして日本国内およびアジア各国・地域向けのビ
ジネスを担当。
※「PlayStation」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。
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