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[TGS 2012]台湾の老舗ゲームメーカーXPECのブースでは,MMORPG「ウェポン・オブ・ミソロジー(仮)」などの進捗が明らかに
今回のTGS 2012では,PC用クライアント型3D MMORPG,ブラウザ用3D MMORPG,マルチプラットフォーム用のアクションゲームの3作をブースに出展していた。また,未出展ながらも開発中の2タイトルについて情報も得られたので,以下にまとめて紹介しよう。
「ウェポン・オブ・ミソロジー」(仮)
昨年のTGS 2012の取材時は静止画のみだったが,あれから1年,今年は開発作業がだいぶ進んでいることが確認できた。掲載しているムービーでは,100種類以上あるとされる“法宝”がたっぷり紹介されているので,ぜひ観てほしい(02:16からがそれだ)。そのほか,派手なエフェクトを伴った大人数バトルや,空中に浮遊しながらの巨大ボス戦,ペットシステムや多彩な景観などもムービーで確認できる。
現在社内で最終バランス調整中で,実装コンテンツの約90%は開発済みとのこと。2013年の上半期に台湾でテストを行い,2013年の夏までに正式サービス開始を目標としている。
「Maze Myth」(仮)
グラフィックスだけでなく,それはインタフェースにもいえることで,スキルなどのショートカットキーがアクションバーで管理されていたり,クエスト遂行状況が画面右側で把握できるなど,画面だけ見れば,もうほとんどクライアント型のMMORPGと同じだ。違和感を感じることなくプレイできるだろう。
サービススケジュールに関しては,2012年11月に台湾でのサービス開始が決定済み。アジア各国やロシア,ヨーロッパなど多くの国で交渉中とのことだ。日本においても,TGS 2012のビジネスデー出展のときに,数社からオファーが来ていたという。
「Do Not Fall」
こちらは,マルチプラットフォーム向けとして開発されているアクションゲーム。ゲーム内の“床”は,マイキャラが踏むと数秒後に消えてしまうので,決して立ち止まらず,障害物やモンスターなどを乗り越えて先のステージへ進んでいくという作品だ。障害はジャンプで回避するのだが,このジャンプ,使用回数に制限はないものの,使ったときにクールダウンタイムが生じるというのがミソ。使いどころに悩むことになりそうだ。
シンプルなゲーム内容だが,それだけに,子供の来場客がゲームパッドで熱心に遊んでいる姿をよく見かけた。
ダウンロード販売を予定しており,台湾ではPlaystation Network,Xbox Live,PC(Steam)の同時リリースを目標に現在調整中。それに続いて,iOS / Android版も予定しているとのこと。
「Tank 3D Online」
見下ろし型の画面で戦車を操作して敵をやっつけるという,Webブラウザ用アクションゲームが本作。シングルプレイ用のキャンペーンモードや,マルチプレイでの拠点制圧モードなどのコンテンツが用意されている。いささかシンプルだが,Webゲームはこれくらいのほうが気楽に遊べて良い,というニーズも多そうではある。
「Project D」
Flashで開発されている,Webブラウザ向けの武侠系MMORPGがこちら。プレイヤーは,種族間の争いを止められる唯一の品である「道法書」を探すべく冒険へと赴く。バトルシステムはクォータービューによるターン制を採用している。
XPEC Entertainment公式サイト
- 関連タイトル:
Weapons of Mythology
- 関連タイトル:
MazeMyth
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