Corsairブース。Corsair Gamingのイメージカラーである黄色が目立つ
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東京ゲームショウ2018へ出展中のCorsairは,2018年6月に独Elgato Systems(現Eve Systems)から買収した「Elgato Gaming」(エルガトゲーミング)のビデオキャプチャデバイスや配信者向け製品の展示に十分なスペースを割いていた。
そこにあった製品のなかで,スペースの都合もあってこういう機会でもないとなかなか実際の製品を見られないものに,ポータブルのクロマキー合成用緑シート「
Green Screen」がある。
Green Screen。もうそのままだが,緑色のポリエステル(※DuPont製「Dacron」)シートだ
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Green Screenは,アルミ製のケースを床に置いて開け,ハンドルを上に引き上げるだけで,クロマキー合成用緑背景のセットアップが完成することだ。Green Screenはフリーポジション対応のXフレームを採用してあるため,横幅1.48mある布シートを最大1.8mまでの範囲で自由な高さに調整できる。
シート背面側のXフレーム
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会場で許可を得て,実際に上げたり下げたりしまったりしてみたが,動きは非常に滑らかだった。
閉じた状態。公称約1645(W)×105(D)×115(H)mmというサイズ,公称約9.3kgのアルミケースにすっぽり納まる。金具で固定したら,室内の開いたスペースにしまっておけるわけだ。どこかへ持って運ぶのも容易だろう
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アルミケースを開けたところ
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中央部にハンドルがある。ここを掴んで引き上げるか引き下げるかで高さを調整可能だ
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適当な高さで止めたところ。「高さを固定するための操作」などは一切不要で,手を離せばその状態で止まってくれる。どの高さでもシートが盛大によれたりはしない
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適当な高さで止まった状態のGreen Screenを背面から
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シートとロゴマークに寄ったカット
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Green Screenは旧Elgato Systems時代からの現行製品で,
Amazon.co.jpでは1万9980円(税込)で販売中だ(※2018年9月22日現在。リンクはAmazonアソシエイト)。普通にゲームをプレイするだけなら一生不要だろうが,自ら出演するタイプのゲーム配信動画を好んで作っている人で,日曜日に東京ゲームショウ2018へ出かける予定があるなら,一度Corsairブースでチェックしてみてはどうだろうか。
「液晶搭載キー」を6個搭載する配信者向けショートカットキーパッドが1−月12日発売
Corsairブースでは,国内市場で10月12日発売予定となっている新製品「
Stream Deck Mini」も見ることができた。
Stream Deck Mini。デモ機ではキーの1つが静止画,残る5つが「枠の太さと色が変わるアニメーション」になっていたが,ユーザー側で設定すれば凝ったアニメーションを個別に設定することもできる
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Stream Deck。これもCorsairブースで実機を確認できる
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これは,国内市場で販売中の「Stream Deck」を小型化した製品だ。液晶パネル搭載のキー盤面表示を静止画やアニメーションでカスタマイズできる,ビデオ配信者向けキーパッドとして登場したStream Deckは1行5個の3行で計15個のキーを搭載するが,機能面は完全にそのまま,キーの数を1行3個の2行で計6個に減らしたモデルとなる。実際,両製品で設定できる内容はまったく同じだという。
Stream DeckとStream Deck Miniの両方に対応した設定ツール。配信関連のショートカットを多数用意している
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Stream Deckは
Amazon.co.jpでは1万7590円(税込)で販売中だ(※2018年9月22日現在。リンクはAmazonアソシエイト)が,Stream Deck Miniは販売代理店想定売価1万1750円(税込1万2690円)前後なので,ざっくり5000円程度安価ということになる。キートップをカスタマイズした状態のショートカットキーを手元で使えることに惹かれるが,1万円台後半は高い,という場合には選択肢になるのではなかろうか。
Stream Deck Miniを別角度から。本体は横から見たとき三角形になっていて,キートップを視認しやすくなっている。手を載せて使う「ゲーマー向けキーパッド」とは異なり,必要なときに指を伸ばして押すイメージだ
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