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[G-Star 2011]往年の名作「ポトリス」が3Dになって帰ってきた! 自分だけの戦車がカスタマイズできる「Fortrix」
昔,ガンホーなどでサービスされていた時期があり,ちょっと古い世代のゲーマーなら,懐かしく聞こえるタイトルではないだろうか。
戦車を操る基本コンセプトは変わらないものの,今回はグラフィックスが3Dになり,演出などが格段にパワーアップしている。例えば画面の拡大/縮小や回転が可能で,マップをさまざまな角度から眺められる。一人称視点への切り替えも可能となっており,この視点で被弾する瞬間はいかにも痛そうだ。
だが最大の変更点といえるのは,3Dとは関係ないのだが,戦車の“カスタマイズ要素”がふんだんに盛り込まれていることだ。戦車は「Turret(砲身)」「Body(胴体)」に分割されており,それぞれアンロックしたパーツを自由に組み合わせられる。例えばTurretにはマシンガンやミサイルなどが用意されており,それぞれ弾道や威力が大きく異なるのが想像できるだろう。
胴体のほうは,装甲(耐久力)を変えられたり,タイヤやキャタピラなどによって移動タイプも変えられる。これらを組み合わせた自分だけの戦車で,戦場に向かうというわけだ。
また,戦車にはTurretやBodyのほかに“Accessary”用のスロットもあり,ここでは戦車のテクスチャなどを変更可能だ(木目やメッキなど)。こういった見た目のカスタマイズは,3D化で行いやすくなったのだそうだ。
Fortrixではさらに,戦車に搭乗する“キャラクター”の設定もできる。搭乗者として4種族×各4パターンのキャラクターが用意されており,プレイを経てレベルアップもしていく。戦車から降りた搭乗者を操る,MMOライクなコンテンツも検討しているとのこと。
PvPのゲームモードでは,1対1から最大16名によるバトルロイヤルまでをサポート。ちなみに通常のPvPでは,キャラクターのレベルによる優劣は生じず,スポーツライクなバランスとなっているので安心してほしいとのことだ。
また,本作にはPvEのゲームモードもあり,チームで巨大なボスモンスターをやっつけるというミッションモードを触らせてもらえた。操作感は昔ながらのポトリスだったが,ほかのプレイヤーと“協力”して遊ぶというのはなかなか新鮮な体験であった。条件反射で思わず,CCRのスタッフが操る戦車を狙ってしまったりもしたが。
サービススケジュールに関しては,2012年の3月から4月にかけて,まずは韓国でクローズドβテストを予定。正式サービスは未定とのことだ。キャラクターのグラフィックスや戦車のカスタマイズ要素は,いかにも日本人受けしそうだし,今回のB2B出展で日本のパブリッシャの目に留まるといいなぁ,などと思ってみたり。
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