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サムライ&ドラゴンズ公式サイトへ
  • セガ
  • 発売日:2012/03/29
  • 価格:ダウンロード版:プレイ料金無料+アイテム課金,特典付きデラックスパッケージ(※5月24日発売):3990円(税込)
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「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
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印刷2012/03/07 00:00

インタビュー

「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?

画像集#013のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
 セガから2012年3月29日に発売予定のPlayStation Vita用ソフト「サムライ&ドラゴンズ」。本作のゲーム内容を,声優の三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんが紹介するというプロモーションムービー「はじめてのサムドラ!!」が公式サイトで公開中だ。
 なお本作は,無料ダウンロード版は3月29日よりPlayStation Storeで配信開始,特典付きデラックスパッケージ(税込3990円)は4月26日に発売が予定されている。

画像集#014のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目? 画像集#015のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?

「サムライ&ドラゴンズ」公式サイト


三ツ矢雄二さん(写真右)と日髙のり子さん(写真左)
画像集#006のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
 全5本で構成されているプロモーションムービーでは,ゲーム本編でのチュートリアルで解説役を務めるサムくん(CV:三ツ矢雄二さん)とドーラちゃん(CV:日髙のり子さん)という2人のキャラクターが,ゲームの概要やゲームシステムを分かりやすく紹介するという内容。三ツ矢さんと日髙さんの息の合った熱演ぶりを,ぜひムービーで確かめてほしい。


画像集#010のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目? 画像集#011のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?

 今回4Gamerでは,PV収録の模様を取材するとともに,三ツ矢さん日髙さん,そして本作のプロデューサーであるセガの山田理一郎氏にインタビューを行えた。最近,テレビなどでの露出も多く,何かと話題を振りまいている三ツ矢さんと日髙さんの,絶妙な掛け合いをぜひご覧あれ。


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 まずは,今回のPVに登場するサムくんとドーラちゃん誕生の経緯と,キャストに三ツ矢さんと日髙さんを起用した理由を教えてください。

山田理一郎氏(セガ オンラインエンタテインメント研究開発部 企画開発セクション セクションマネージャー/プロデューサー)
画像集#003のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
山田理一郎氏(以下,山田氏):
 「サムライ&ドラゴンズ」は“硬い”内容のゲームなので,ゲームのガイドをしてくれるキャラクターを入れて,ユーザーさんに分かりやすく伝えようと考えたのがきっかけですね。ちなみに,「サムライ&ドラゴンズ」のクローズドβテストバージョンには,サムくんとドーラちゃんは出てこないので,今回のPVが初登場なんです。
 タイトルが「サムライ&ドラゴンズ」なので,最初はドラゴンのキャラクターを作ろうという話になったんですが,いつの間にか女の子になっていました(笑)。結果として,キャラクターをコンビにすることが決まったので,どんな方に演じていただこうかと考え,パッと浮かんだのが,三ツ矢さんと日髙さんのお二人だったんです。

三ツ矢雄二さん(以下,三ツ矢さん):
 ありがとうございます。セット販売でがんばっていますので(笑)。

山田氏:
 僕は今までスポーツゲームの開発をしてきたので,声優さんにキャラクターの声を吹き込んでいただく経験があまりなかったんです。なので今回,実際に演技を聴かせていただいて,かなり感動しました。

4Gamer:
 三ツ矢さんと日髙さんは,今回のキャラクターを演じてみてどのような印象を持たれましたか?

画像集#012のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
三ツ矢さん:
 日髙さんのドーラちゃんは可憐な少女なんですけど,僕の演じたサムくんは見た目が愛らしい,“ぬいぐるみちゃん”みたいな感じなんです。

日髙のり子さん(以下,日髙さん):
 かわいいキャラクターですよね。

三ツ矢さん:
 しかも,“じい”のようであったり,“若者”のようであったり,ちょっと“オネエ”チックであったりと,すごく楽しんで演じられました。自分の中にある引き出しの端から端まで使ったぞ! みたいな(笑)。

4Gamer:
 ちなみに,サムくんの性格付けは,三ツ矢さんが演じることを意識しての“あてがき”だったんでしょうか?

山田氏:
 期待したところはあります(笑)。ただ,キャラクターは我々が作ったときにすべてが固まっているものでもないと思うんです。実際に演じていただくことで,キャラクターが膨らむところもあるので。

三ツ矢さん:
 これがもし二枚目キャラクターだったりすると,演技の範囲というのが決まってくると思うんですよ。ただ,今回のようなキャラクターだと,こちらとしても自由に演じられるので,すごく充実感がありました。

山田氏:
 もう完璧でした。

日髙さん:
 たくさん叫んだし,やり切った感がありますよね。

三ツ矢さん:
 一応「グレーゾーン」というワードも出てきましたから(笑)。

日髙さん:
 「2012年に演った作品」という感じがすごくしますね。ちょっと前までは,こういうイメージじゃなかったんですけど(笑)。

4Gamer:
 今回の収録ではアドリブも多かったですよね。収録のときに台本を見せてもらいましたが,語尾が「なのじゃ」となっているところを,本番では三ツ矢さんが「なのよー!」と言い換えていたり。

画像集#007のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
三ツ矢さん:
 ゲーム内容を解説するというメインの部分は外さないようにしつつ,遊べる台詞は自由に演じてみました。
 僕は「とにかく自由に演じてください」と言われることが多いんですが,自由に演じた結果,「すみません,普通に戻してください……」と言われることもあるんです(笑)。
 今日はOKをいただけましたし,大満足ですね。

日髙さん:
 三ツ矢さんの「テンションが上がるとオネエ言葉になる」という設定については,「お好きなところでどうぞ」という演技指示だったんです。なので,どこでオネエ言葉が入ってくるのかがまったく分からなくて,「そこですか!」という驚きがあって面白かったです(笑)。

4Gamer:
 日髙さんの演じた,ドーラちゃんはどんなキャラクターなんですか?

日髙さん:
 「14歳の可愛らしい女の子」という設定でしたが,映像に出ている姿を見ると,可愛いけれど,その顔立ちから戦いに挑んでいく強さみたいなものも併せ持つキャラクターなんだと感じました。そういうところも意識して収録を行えたので,とても演じやすかったです。

4Gamer:
 お二人とも非常に演じやすかったとのことですが,収録で苦労した部分などはなかったんですか?

日髙さん:
 三ツ矢さんのほうが説明の台詞が多かったので,そういう意味では苦労されたんじゃないかと思います。

三ツ矢さん:
 ゲームそのものの内容が分かったうえで演じているわけではないので,最初は正直「難しいかな」と思うところがあったんです。ただ,台本が分かりやすい言葉で書かれていて,その不安はなくなりましたね。
 僕自身はそんなにゲームをやらないんですけど,ゲームに疎い世代としては,こうやって丁寧に「ゲームのやり方を教えてくれる」のは非常にありがたいことですね。僕も,ユーザーの方にきちんと伝えられるように演じました。

4Gamer:
 実際にゲーム紹介のナレーションを入れてみて,「サムライ&ドラゴンズ」についてどういった印象を持ちましたか?

三ツ矢さん:
 カードゲームやシミュレーションなどの要素が入っていたり,友達と一緒に同盟を組んでプレイしたりとか――もちろん,今までにもそういう要素を持ったゲームはたくさんあったと思うんですが,あらゆる要素が詰まっているなと感じました。

山田氏:
 さまざまな要素が入っているゲームなので,全体として何をするゲームなのか,ひと言で伝えづらいんですよね。なので,今回のPVではお二人にナレーションをしていただけて良かったと思います。

三ツ矢さん:
 普段,ゲームから離れたところにいる僕が見ても「これは面白そうだな」と思いました。
 僕が以前買ったゲームで,最初に鳥が歩き回っている画面が出てきて,どのボタンを押したらゲームが始まるのか,その鳥が何なのか,さっぱり分からなかったことがあったんです。鳥が可愛かったからずっとつけっぱなしにしていたんですけど,結局,その鳥の動かし方はいまだに分からないままなんです(笑)。

日髙さん:
 それじゃペットみたいなものですね(笑)。

三ツ矢さん:
 こんなに親切に解説していただけると,我々としても興味を持てるし,ぜひ遊んでみたいですよね。

4Gamer:
 お二人の熱演もあって,非常にゲーム内容が分かりやすいPVになっていると思いました。

画像集#008のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
日髙さん:
 今はゲームで友達同士で対戦できたりとか,知らない人とも一緒に楽しめるようなシステムが開発されたりとか,そういった進化をしていますよね。
 自分達もゲームを楽しんだ時代はあったんですけど,今はそういった話を耳にしても,「自分にできるのかしら?」と思って,実際に遊ぶまではいかなかったんです。でも,今回の台詞を読んでみたら「なるほど,こういうやり方で知らない人とやり取りできるんだな」と思って,自分でもできるかなという気持ちになりました。

三ツ矢さん:
 最近,若い声優さんはみんな,収録の待ち時間などにスタジオのロビーでゲームをしているようですが,黙々と遊んでいるので静かなんですよ。
 ただ,このゲームで言う「協力プレイ」みたいなもので遊んでいるらしくて,たまに「お前ダメだよ!」「そこいけ!」みたいに声をかけ合いながらやっているんです。そういった様子を見ると,昔と違うところでコミュニケーションが生まれているなと感じますね。
 自分は末端のプレイヤーになってしまうかもしれませんけど,まずは「サムライ&ドラゴンズ」を遊んでみたいです。

日髙さん:
 私たち用に,「何歳以上専用」みたいな説明書もほしいですね(笑)。

三ツ矢さん:
 そうそう。何のボタンを押すとどうなるのか,どうすれば相手を倒せるのか,ということさえ分かれば遊べるのよ。

山田氏:
 実際,オンラインゲームなどでも,面倒見のいいプレイヤーが同盟などでトップに立っていることが多いですね。

三ツ矢さん:
 僕,すっごく面倒見いいですよ〜! じゃあ,年齢近い人で同盟組んでやってみようか(笑)。

日髙さん:
 なるほど,どの人と遊ぶかも選べるわけですね。メッセージを通じて相手の人となりが分かって,「この人となら楽しめそうだな」と思ったら同盟を組むと。

山田氏:
 三ツ矢さんの同盟だと分かりやすい名前を付けたら,いっぱい人が来ると思いますよ(笑)。

4Gamer:
 ちなみに,お二人でゲームのPVのナレーションを担当した経験はあるんですか?

日髙さん:
 初めてです。

三ツ矢さん:
 ゲーム中の人物の声を演じることは多いですけどね。僕は以前,ゲームの内容の説明をするという仕事の経験はありますが,二人では初めてですね。

4Gamer:
 セガ関連でいうと,お二人は「サクラ大戦」シリーズにも縁がありますよね。日髙さんは「3」のエリカ・フォンティーヌ,三ツ矢さんも「3」のマスク・ド・コルボー役を演じられていますが,お二人がゲーム関連で共演されるのも珍しいんでしょうか?

三ツ矢さん:
 ないよね?

日髙さん:
 ないですね。「サクラ大戦3」では二人とも出演はしたんですが,キャラクター同士の絡みもありませんでしたし。

4Gamer:
 お二人とも普段はあまりゲームを遊ばないとのことですが,今まで遊んだゲームで印象に残っているものはありますか?

三ツ矢さん:
 「サクラ大戦3」は僕もソフトをもらったので,遊びましたよ。

日髙さん:
 (自分が演じたキャラクターに)勝てなかったでしょ?

三ツ矢さん:
 勝てなかった……。

(一同笑)

日髙さん:
 私はちゃんと自分のキャラクターのエンディングを見ました。ただ,なかなか勝てなかったので,何度も何度も挑戦しました。勝たないと,自分の演じた仕事の確認ができないので(笑)。

画像集#009のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?

4Gamer:
 このところ,お二人でテレビ番組などのメディアに出演することが多くなって,注目度が一層高まっていますが,その影響で周囲に変化などはありましたか?

三ツ矢さん:
 生活そのものは,そんなに変わっていませんね。道を歩いていると「グレーゾーンの人だ!」と指をさされたりするので,マスクと帽子で半分変装して歩いてますが(笑)。
 テレビ番組やメディアを通じて,アニメや声優の世界についてお話することで「こういう仕事もあるんだぞ」ということを分かっていただければ,と思っています。

4Gamer:
 タレントとしてではなく,あくまで声優として出演していると。

画像集#004のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
三ツ矢さん:
 もちろん,バラエティ番組などでは笑いに走ることもあるので,あまり仕事について突っ込んだ話ができないこともあります。
 けど,「声優といえども表現者である」ということを分かっていただいたり,視聴者の人に「あの人なにをやっている人?」「声優らしいよ」というように,声優という仕事を認識していただければいいかな,と思いながら僕は出ていますね。

日髙さん:
 三ツ矢さんとは,「タッチ」で共演していた頃は一緒の仕事がとても多かったんです。けど,それから私もいろいろな作品に出るにつれ,三ツ矢さんとはお友達付き合いがあっても,お仕事では会わなくなっていったんですね。
 ところが最近は,テレビのバラエティ番組などに呼ばれることが多くなったことで,二人でCMのナレーションをしたりとか,二人での仕事は昔のようにすごく増えました。

4Gamer:
 まさに今回のPVもそれですよね。

日髙さん:
 私をキャスティングするなら相手は三ツ矢さん,三ツ矢さんが男の子役なら女の子役には私――みたいなイメージが,お仕事をくださる方たちの間にも広がっているんだなと感じています。

三ツ矢さん:
 ずっと一緒に演じていたから息が合わせやすい,っていうのはありますよね。
 彼女がどう来るのか分かっているし,僕がどう出るかもきっと彼女も分かってくれているし。打ち合わせをしなくても台詞がピタッと合うので,“セット販売”の意味はすごくデカいと思います(笑)。

日髙さん:
 そうですね(笑)。

4Gamer:
 では,アドリブなども遠慮なくぶつけられるわけですね。

三ツ矢さん:
 「何をやっても受けてくれるな」という気持ちも,「どう来ても受けられるぞ」という気持ちもあるので,そういう意味ではとても演じやすいです。

日髙さん:
 テレビのバラエティでいうと,「ああ,三ツ矢さん,今スイッチ入っちゃったな」というのも感じ取れます(笑)。

4Gamer:
 お二人の息の合った仕事が増えているという今の状況で,「こういった役柄を演ってみたい」という希望はありますか?

三ツ矢さん:
 僕はもう,それこそゆりかごから墓場まで,ヒーローも敵もお爺さんもお婆さんも子供も演じさせてもらったので……。でも最近,声の仕事で人間を演じることが少なくなっているので,人間さえ演じさせていただければ,文句はないです。

日髙さん:
 回答としては「人間が演りたい」ってことですね(笑)。

三ツ矢さん:
 あと,僕は人間でもクセのある人を演じることが多いので,「普通の人を演じてみたらどうなるのかな?」と思うことがあります。よく「普通の役ができないね」と言われるんですけど,「一応,普通の役もできるぞ」ということを見せたいですね。

山田氏:
 セガのスタッフにも伝えておきます(笑)。

三ツ矢さん:
 お願いします! 「普通のヒーローもできると思います」とお伝えください。“思います”というのが自信のなさの表れですけど(笑)。

4Gamer:
 日髙さんはいかがですか?

画像集#005のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?
日髙さん:
 私は「サクラ大戦」などで「戦う女子」というのは演っているんですけど,今度はボーイッシュな感じの女子で。

三ツ矢さん:
 筋肉質な感じ?

日髙さん:
 いやいやいや(笑)。正義感に溢れて,人がついてくるような役が演りたいですね。

三ツ矢さん:
 それでどんどん叫んで,ストレス発散するんだ?

日髙さん:
 (笑)
 「正義を語って,人がついてくる!」って理想ですよね。気持ちいいじゃないですか。“革命戦士”みたいな役を演じてみたいです。

三ツ矢さん:
 「キル・ビル」みたいな?

日髙さん:
 「キル・ビル」だと,ちょっとおどろおどろしいけど(笑)。
 革命戦士って,いいじゃないですか,ジャンヌ・ダルクみたいな感じがいいですね。女子が髪を切って,みんなのために女を捨てて生きる,みたいな。
 女の子らしい役だったら,メーテルみたいな大人の女性を演じてみたいです。

4Gamer:
 では,今後のお二人の活動予定を教えてください。

三ツ矢さん:
 僕は,後進の育成として「ミツヤプロジェクト」という声優養成所と「劇団アルターエゴ」という劇団をやっておりまして,4月入所の21期生を募集しています。声優になりたい人や,舞台をやりたい人,舞台をやりながら声優になりたいという人など,興味のある方はホームページをご覧ください。
 うちの劇団の舞台では,ほかの事務所の声優さんともコラボしています。ゲームの仕事もけっこうな人数の子が演じているので,ぜひいらしてください。

日髙さん:
 私は,4月28日から5月5日にかけて,劇団岸野組の舞台「くるしゅうない」に出演します。
 また,サクラ大戦関連では,「サクラ大戦トークライブツアー2012〜ワーナー・マイカル・シネマズへようこそ〜」をやります。ライブというと,どうしても東京での公演が多くなってしまうので,今回は東京以外に住んでいるみなさんにも来てしていただければと思います。
 詳しくはラジオ番組「It's a Voiceful World 〜ラジオショーへようこそ〜」や,「サクラ大戦」公式サイトをご覧ください。

4Gamer:
 最後に,今回のPVで「サムライ&ドラゴンズ」に興味を持った読者に向けて,メッセージをお願いします。

三ツ矢さん:
 まだ実際に遊んだわけではないですけど,いろんな要素が一つのゲームに詰め込まれているので,多面的な楽しみ方ができるゲームなんじゃないかと思います。
 それと,「同盟を組む」という要素も,仲間同士でやってもいいし,知らない人同士でやってもいいし,どんどん広がっていくゲームだと思います。
 そこから新しいコミュニケーションが生まれて,ぜひ多くの人にプレイしてもらえたらいいですね。僕達のアドバイスを聴きながら,ゲームをどんどん進めてもらえると嬉しいです。

日髙さん:
 本当にいろんなものが詰まっていて,とても楽しそうなゲームなので,ぜひ一度みなさんにプレイしていただきたいですね。
 「ゲームをやったことがないから」と気後れしてしまうような方々にも,三ツ矢さんと私がちゃんと説明していますので,初心者の方でも楽しめると思います。ぜひ「サムライ&ドラゴンズ」をきっかけにゲームの楽しさを知ってもらいたいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。

画像集#001のサムネイル/「サムライ&ドラゴンズ」のPVでナレーションを務めた,三ツ矢雄二さんと日髙のり子さんに単独インタビュー。“グレーゾーン”なセリフにも要注目?

「サムライ&ドラゴンズ」公式サイト


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