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【PR】NTTドコモの2012年夏モデルスマートフォンから「GALAXY」「Xperia」「ARROWS」「Optimus」の4ブランド5モデルを紹介!

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 「携帯電話といえばスマートフォン」といっても過言ではないほど,一般に普及してきているスマートフォン。各キャリアから発表される新端末も,そのほとんどがスマートフォンになっている。
 しかもスペック的には携帯ゲーム機に引けを取らない性能を備えているし,スマートフォン向けのゲームも相当な本数が登場しており,いまやゲームプラットフォームの1つに数えてもいいほどだ。

 そんな状況のなか,NTTドコモが2012年5月16日に発表した2012年夏モデルの端末」がようやく市場に出そろってきた。,4Gamerでは今回,ゲームをプレイする端末という視点からチョイスした以下の5機種を紹介してみたい。

  • GALAXY S III SC-06D
  • Xperia GX SO-04D
  • Xperia SX SO-05D
  • ARROWS X F-10D
  • Optimus Vu L-06D

左から順に,ARROWS X F-10D,Xperia GX SO-04D,GALAXY S III SC-06D,Xperia SX SO-05D,Optimus Vu L-06D
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 各端末をそれぞれ紹介していくが,まずは主なスペックを下のにまとめてみたので,ざっと目をとおしておいてほしい。今回紹介する端末はいずれも,OSにAndroid 4.0を採用するほか,下り最大75Mbpsの通信に対応するNTTドコモのLTE通信サービス「Xi」に対応しているのが特徴だ。

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NTTドコモ公式サイト

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GALAXY S III SC-06D



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 GALAXY S III SC-06D(以下,GALAXY S III)は,「GALAXY S II LTE SC-03D」に続いて登場したSamsung ElectronicsのGALAXY Sシリーズ最新モデル。4.8インチ,720×1280ドット解像度の有機ELパネルを搭載しており,GALAXY S II LTE SC-03Dが採用する4.5インチ,480×800ドット解像度の有機ELパネルから,画面サイズ,解像度ともに大きくなっている。
 4.8インチのディスプレイパネルは,一般的なスマートフォンと比べると大きめだが,端末の厚さが約9mmと薄いので,手が大きめな男性ならば,さほど問題にならないかもしれない。
 ちなみに筆者は,身長が約170cmなのだが,身長のわりに手が小さめなので,片手に持って操作するのは,少々難しい状況だった。

右側面にあるのは電源ボタンだ
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左側面には,ボリューム調節ボタンを装備
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上側面にはイヤフォンジャックとワンセグ用のアンテナ,下側面にはmicro USB端子をそれぞれ備えている
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 ディスプレイパネル下部には,GALAXY Sシリーズではお馴染みとなる[メニュー]や[戻る]といったタッチ方式のハードウェアセンサーと,[ホーム]ボタンを備えており,[ホーム]ボタンを押せばスリープ状態から復帰できる点も従来どおり。Android 4.0以降のOSを採用した端末では,こういったハードウェアキーが用意されていない端末も少なくないので,うれしく思うユーザーも多いのではないだろうか。

 続いてディスプレイパネルの上部を見てみると,従来のGALAXY Sシリーズにはなかった不在着信や新着メールを知らせる「通知ランプ」が備わっていることに気づく。しかも,GALAXY S IIIに採用されている通知ランプは,画面を点灯させずに不在着信や新着メールが分かるようになっただけでなく,画面点灯時には通知ランプを消灯させておける機能も備えているのだ。

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 このようにユーザーの使い勝手を考慮した機能を備えているのもGALAXY S IIIの特徴だが,これらのほかにも,「Motion UX」「Pop Up Play」「Smart Stay」という3つの面白い機能がある。

 Motion UXは,端末を動かすことで操作できる機能。たとえば,電話を掛けたい相手の電話帳やメールを表示させた状態で,端末を耳に当てると自動でその相手に電話を掛けてくれたり,不在着信や新着メールがあるときに端末を持ち上げると振動機能で知らせてくれたりする。
 Pop Up Playは,動画を観ながら別の作業が行える機能だ。動画再生画面をポップアップウィンドウ表示にすることができ,自由な位置に配置できるので,動画を観ながらメールを作成したり,Webページを閲覧したりといったことができる。AndroidはマルチタスクをサポートするOSだが,こういった“ながら再生”ができる端末は少ないので,使い方によっては便利といえるだろう。
 Smart Stayは,内側カメラを使って,ユーザーが画面を見ている間はディスプレイを消灯しないという機能。端末に触れていなくても画面が消えないので,たとえば,長文のWebページを読んでいるときなどに重宝する。

左の画像,はPop Up Play機能を使って,ブラウジングしながら動画を再生している様子。動画のポップアップウィンドウは好きな位置に配置できる。右の画像は,Smart Stay機能を有効にしたときに表示されるメッセージだ
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 ところで,Samsung Electronicsからは,SoC(System on a Chip)にクアッドCPUコアを統合した「Exynos 4 Quad」を搭載するグローバル版の「Galaxy S III GT-I9300」も発売されているが,ドコモ版では,動作クロックが最大1.5GHzで,デュアルCPUコアを統合したQualcomm製SoC「Snapdragon S4 MSM8960」が採用されている。ドコモ版GALAXY S IIIは,SoCだけを見ると劣っている印象を受けなくないが,GALAXY Sシリーズ初となる,おサイフケータイやワンセグといった日本市場向けの機能を備えるのはアドバンテージといえるだろう。


Xperia GX SO-04D



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 Xperia GX SO-04D(以下,Xperia GX)は,4.6インチ,720×1280ドット解像度のTFT液晶パネルを採用し,SoCにSnapdragon S4 MSM8960を搭載した端末だ。
 NTTドコモの2012年夏モデルとして,Sony Mobile CommunicationsからはXperia GXとXperia SX SO-05Dの2機種が発売されており,いずれもXperiaブランドの端末では初めてXi(LTE)方式の通信に対応しているのもポイントとなる。(関連記事

 Xperia GXは,[戻る]や[メニュー],そして[ホーム]といったボタンが物理キーではなく,液晶内の下部に「オンスクリーンキー」として用意されているので,液晶パネル面はフラットですっきりしている印象を受ける。正面からは角張っているように見えるが,背面側が「Xperia arc SO-01C」で採用されていた,弧を描いたようなデザインとなっているため,背面からサイドにかけて丸みを帯びた形状になっており,手に持ったときの感触は悪くない。

弧を描いたような背面デザインが特徴だ
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 本機ではカメラ機能が充実しているのも特徴で,ソニー製の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」と独自の画像処理エンジンを採用した1300万画素の背面カメラは,高感度かつ低ノイズを実現し,少ない光量でもきれいに撮影できるとされている。実際,筆者が普段使っている「GALAXY Note SC-05D」で撮影した写真と比較すると,その画質の差は明らかだった。スマートフォンでカメラ機能を重視したいという人は選択肢のひとつになるだろう。

右側面の様子。左から順に,カメラボタン,ボリューム調節ボタン,micro USB端子となる
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左側面には,電源ボタンを備える。右のほうに見えるのはストラップホールだ
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左の写真が上側面で,イヤフォンジャックを備えているのが分かる。下側面(右の写真)で見える小さな穴は,おそらくマイク用
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 そのほか,機能面で特徴として挙げられるのは,ウォークマンの技術を導入したという音楽再生アプリ「WALKMAN」だ。再生している楽曲の情報をインターネット上から入手したり,Twitterに聴いている楽曲をつぶやくことができたりするほか,WALKMANアプリからクラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」を利用することも可能となっている。

 なお,本機は,Xperiaブランドの端末なので,「PlayStation Certified」認証を取得しており,初代PlayStationタイトルが遊べる「PlayStation Mobile」を利用することも可能だ。ただし,Xperia GX向けPlayStation Mobileアプリの配信は,9月以降になるとのことだ。

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WALKMANアプリの画面。Music Unlimitedを利用して,音楽を聴くことも可能となっている
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PlayStation Mobileのアイコンは用意されているが,起動するとこの画面が表示され,現時点では利用できない


Xperia SX SO-05D



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 Xperia SX SO-05D(以下,Xperia SX)は,3.7インチで540×960ドット解像度の液晶パネルを搭載したスマートフォンだ。Xperia GXと同じくXiに対応し,SoCも同じくSnapdragon S4 MSM8960が採用されている。コンパクトな本体サイズながら,Xperia GXが備えるおサイフケータイのほか,ワンセグや赤外線通信といった機能も搭載されているのが特徴といえるだろう。

右側面。電源ボタンとボリューム調節ボタンを搭載している
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左側面にあるのはmicro USB端子
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上側面にはイヤフォンジャックを備える
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下側面。最も右にあるのがストラップホールで,その近くにある穴はマイクだ

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 Xperia GXのスペックを少し落としてコンパクト化したという印象を受けるXperia SXだが,本機のカメラにも,ソニー製の裏面照射型CMOSセンサーExmor R for mobileと独自の画像処理エンジンが採用されている。ただし,画素数は810万画素だ。
 そのほか,音楽再生アプリWALKMANがプリインストールされている点や,PlayStation Certified認証を取得している点などは同じなので,基本的な機能面はほぼ同じと考えて問題ないだろう。なお,Xperia SX向けPlayStation Mobileアプリの配信もGX同様に9月以降となる。

 スマートフォンの液晶サイズは4インチ台が一般的となっているので,小さい端末を探している人には貴重な選択肢になりそうだ。


ARROWS X F-10D



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 ARROWS X F-10D(以下,ARROWS X)は,NTTドコモの2012年夏モデルでは唯一,クアッドCPUコアを採用したモデルとなる。搭載するSoCはNVIDIA製「Tegra 3 AP33」で,動作クロックは最大1.5GHz。4.6インチで720×1280ドット解像度の液晶パネルを採用する。

カメラの下に見えるのが,スマート指紋センサーだ
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 液晶パネルの下部には,[メニュー],[ホーム],[戻る]といったボタンがハードウェアボタンとして備わっており,背面に指紋認証で各種ロックを解除できる「スマート指紋センサー」を備えているのも特徴といえるだろう。
 このほか背面には,Exmor R for mobileセンサーと画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を採用する1310万画素のカメラを備える。

パナソニック製の無接点充電パッド「QE-TM101」を使って充電している様子
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 ARROWS Xで面白いのは,さまざまなセンサー群で,光を感知して液晶の色味を自動で調節してくれる「インテリカラー」,歩行速度などから周囲の環境を判別して自動で着信音量を変更してくれる「気配り着信」,端末の傾きや揺れ具合などを感知して手に持っている間は画面を消灯しないようにする「持ってる間ON」などの機能だ。

 ほかにも,おサイフケータイや,ワンセグ,そして赤外線通信といった機能を備えるほか,IPX5/8クラスの防水仕様となっている。さらに「Qi(チー)」規格に準拠し,ワイヤレス充電が可能なのもポイントといえるだろう。
 このように,スペックを重視しつつ,使いやすさも追求されているというのがARROWS Xの特徴だ。

右側面には,ストラップホールのみを備えている
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左側面にあるのは,電源ボタンとボリューム調節ボタンだ
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上側面(写真左,中央)にあるイヤフォンジャックとmicro USB端子は,防水端末のためキャップが付いている。下側面(写真右)にはなにもない
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Optimus Vu L-06D



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「タッチペン」が同梱されており,手書きのメモ帳感覚で使えるのも特徴となっている。
 Optimus Vu L-06D(以下,Optimus Vu)は,5インチ,768×1024ドット解像度の液晶パネルを搭載した端末である。面白いのは,アスペクト比が3:4の液晶パネルが採用されていること。横向きにした場合でも,ある程度の“縦”が確保できるので,横幅を確保しつつ,縦に長いWebサイト(たとえば4Gamer.net)をブラウジングするような場合に使い勝手がよさそうだ。

 SoCには,動作クロック最大1.5GHzのデュアルCPUコアを統合したQualcomm製「Snapdragon S3 APQ8060」を採用。おサイフケータイや,ワンセグ,赤外線通信,防水機能などに対応するほか,スマートフォン向け動画放送番組「NOTTV」の視聴も可能な,いわゆる“全部入り端末”となっている。

右側面にボリューム調節ボタンを備えている
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左側面にあるのは,miniUIM(microSIM)スロット。本機は背面カバーを開けるような機構になっていない
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上側面(写真左)にさまざまなボタンなどを備えているのが特徴。左から順に,ワンセグ用のアンテナ,電源ボタン,スライド式のカバーが付いたmicro USB端子,手書きメモ機能を起動できる「ワンタッチメモ」ボタン,イヤフォンジャックとなっている。下側面にインタフェースなどは用意されていない
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 なお,漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーションした「L-06D JOJO」も1万5000台の限定で発売されるが,基本的なスペックやベースの筐体などはOptimus Vuと同じ。L-06D JOJOでは,ジョジョの奇妙な冒険の名台詞を含んだ予測変換機能や,同作をモチーフにしたミニゲームなどがプリインストールされているとのことだ。

5月の発表会で展示されていたL-06D JOJO
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端末によってゲームプレイにどういった違いがあるのかをチェックしてみる


 ここからは,ゲームのプレイを想定した場合,それぞれの端末でどの程度違いがあるのかをチェックしていこう。
 まずは,ベンチマークアプリ「Quadrant Professional Edition」を使って,それぞれの端末がどの程度の性能を備えているのかテストしてみた。その結果をまとめたものが,下に示したグラフとなる。

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GALAXY S IIIでQuadrant Professional Editionを実行したときの結果。自分の端末での結果が示されるほか,いくつかの端末での結果が比較として表示される
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 上のグラフに示した数値は,各端末を起動した直後にQuadrant Professional Editionを5回実行し,1番良かった結果と1番悪かった結果を除いた3回の値を平均化したものだ。各項目は,「CPU」がCPU性能,「Memory」がメインメモリ性能,「I/O」がデータの読み書き性能,「2D」が2Dのグラフィックス性能,そして「3D」が3Dのグラフィックス性能をそれぞれ表しており,それらの値を平均したものが「Total」となっている。

 Totalの値を見てみると,Snapdragon S4 MSM8960を採用したGALAXY S III,Xperia GX,Xperia SXの3モデルがほぼ横並びで,最もいい結果となった。それに続いてTegra 3 AP33採用のARROWS X,Snapdragon S3 APQ8060採用のOptimus Vuという順番だ。
 Snapdragon S4 MSM8960は,デュアルCPUコアを統合したSoCながらも,クアッドCPUコアを統合したTegra 3 AP33に性能面で勝る結果となった。これは,Snapdragon S4が後発のSoCなので,作り込まれているということなのかもしれない。Tegra 3採用のARROWS Xも今後のアップデートに期待しておきたいところである。

 さて,上で示したような性能差は実ゲームでどのくらい差が生じてくるのだろうか。というわけで,今回は比較的,処理が重そうに見える「SHADOWGUN」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII」「アスファルト7:Heat」の3タイトルで比較することにした。実際どんなタイトルなのかは,NTTドコモが運営するAndroidアプリ紹介サイト「アプリ&レビュー」で紹介されているので,そちらもチェックしてみてほしい。

SHADOWGUN
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アプリ&レビューのSHADOWGUN紹介ページ


ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII
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アプリ&レビューのソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードII紹介ページ


アスファルト7:Heat
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アプリ&レビューのアスファルト7:Heat紹介ページ


 というわけで,実際にゲームをプレイしてみたのだが,ゲームの動作には端末ごとの違いがないという印象を受けた。どの端末でもなめらかに動作することが確認できている。ただ,この結果は,フレームレートなどを測定したわけではなく,あくまで筆者の体感的なものとなるが,現行のSoCであれば,ゲームプレイに大きな影響はないといってよさそうである。

 とはいえ,ゲームプレイ時に端末ごとの特徴,というか注意点がいくつか見られたので,そのあたりをピックアップしておこう。

オンスクリーンキーはゲーム中でも表示される
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 オンスクリーンキーを採用するXperia GXとXperia SXでは,ゲームプレイ時にも液晶画面のはじに3つのオンスクリーンキーが表示されることになる。慣れの問題も多少あるかもしれないが,オンスクリーンキーは触れるだけで反応してしまうため,ゲームプレイ中に[戻る]や[ホーム]をよく押してしまうのだ。
 もちろん,すべてのゲームでオンスクリーンキーが表示されることを確認したわけではないが,少なくとも今回試した3タイトルでは,オンスクリーンキーが表示されていた。また,各種アプリを起動したときも表示されていたので,おそらく,常に表示されていることになるのではないだろうか。

 次に気になったのは,Optimus Vu。アスペクト比3:4の液晶パネルを採用する端末だが,ゲームによって表示のしかたがかなり異なるのだ。たとえば,画面の左右(端末が横向きの場合は上下)に黒い帯が入る形で9:16のアスペクト比のまま表示されたり,画面いっぱいになるように引き延ばされたり,画面の短辺に合わせて表示され長辺の両端が見切れてしまったり,といった具合。実際にアプリを起動してみないと,どのように表示されるのかは分からないのだ。

指の場所と,仮想アナログパッドの位置がずれてしまっている
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 この問題を解決すべく,同機には,「アスペクト比補正」機能が備わっており,画面の左右(端末が横向きの場合は上下)に黒い帯が入る形で,9:16のアスペクト比のままで表示することが可能となる。
 ただ,このアスペクト比補正機能はなかなか曲者で,ゲームだとグラフィックスが少々荒くなることがあるほか,標準で9:16のアスペクト比表示となるソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードIIだと,そもそもアスペクト比補正機能を利用できないなど,利用するアプリ側にかなり依存するようだ。また,SHADOWGUNでは,アスペクト比補正機能を有効にすると,タッチした位置がずれてしまうなどの不具合も確認できている。

左の写真がアスペクト比補正機能を無効にしている状態,右の写真がアスペクト比補正機能を有効にしている状態だ。SHADOWGUNの場合,アスペクト比補正機能が無効だと,画面の左右が見切れてしまっている。その一方で,アスペクト比補正機能を有効にすると,画面はきちんと表示されるが,タッチした位置がずれるという問題が生じた
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 今回テストに用いた3タイトル以外のゲームもいくつか試してみたが,同様の傾向が見られることがあったので,もしかすると,Optimus Vuは,ゲーム目的でスマートフォンを購入したいという人には向いていない端末なのかもしれない。

 また,これは注意点というわけではないが,ARROWS Xでは,Tegraに最適化された「THD」バージョンのゲームがプレイできるのがポイントといえるだろう。今回のテストに使ったSHADOWGUNとソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードIIにも,通常版とは別にTHD版が用意されている。

 通常版と比べて,THD版では,エフェクトが追加されていたり,オブジェクトが精細に描かれていたりと,リッチなグラフィックスが採用されているのが特徴だ。もちろん,Tegra搭載端末でも通常版をプレイすることは可能で,THD版のほうが若干動作が重くなるような気もするが,グラフィックス以外はほとんど同じといっていいだろう。実際にプレイするときは,グラフィックスの好みでどちらをプレイするか選んで問題なさそうだ。

THD版(写真左)と通常版(写真右)。最も分かりやすいのは,赤い旗の有無だが,よく見ると,THD版ではオブジェクトの描画も精細になっている
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 上に挙げてきた特徴以外にも,端末ごとに形状や,画面のサイズなども異なってくるので,一概にどの端末がオススメとは言い切れない部分もある。

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それぞれの端末で同じシーンを表示してみた。上段左から順に,GALAXY S III,Xperia GX。下段左から順にXperia SX,ARROWS X,Optimus Vuだ
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 筆者は,画面サイズが3.7インチでコンパクトなXperia SXが気になっていたが,実際に使ってみると,画面内に表示されるボタンなどが画面サイズに合わせて小さくなるので,ゲームをプレイするにはあまり向いていないのかなと感じた。では,逆に,画面が大きければ大きいほどいいのかというと,持ち運びや手に持ったときに指が届く範囲を考えるとそうとも言い切れない。

 筆者は手が小さめなので,GALAXY S IIIの4.8インチだとだと少し大きすぎるかなとか,やっぱりXperia SXにするべきなのかもとか悩んでしまって,次に購入する端末を決めきれないのだが……と,そんな筆者の話はさておき,こういった端末のフィーリングの部分は購入時に決めてとなる部分でもあるだろう。

 NTTドコモの2012年夏モデル端末が出そろってきた今,一度ドコモショップや家電量販店などに出向いて,今回紹介した5モデル以外にも実物を触り比べるなどして,どの端末を購入するかあれこれ検討してみるといいかもしれない。

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