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アニメ版の「もしも」が楽しめる内容に期待。PSP「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインキャスト4名にインタビュー
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印刷2012/06/28 13:53

インタビュー

アニメ版の「もしも」が楽しめる内容に期待。PSP「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインキャスト4名にインタビュー

画像集#002のサムネイル/アニメ版の「もしも」が楽しめる内容に期待。PSP「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインキャスト4名にインタビュー
 MAGES.が2012年8月30日に発売するPSP用ソフト「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称:あの花)は,2011年4月から,フジテレビの深夜アニメ枠ノイタミナにて放送された同名作品をゲーム化したもの。

 アドベンチャーゲームならではの分岐や“if”を取り入れ,オリジナルエピソードを交えながら,アニメの物語を追体験していく。また,限定版に同梱されるドラマCDでも,アニメやゲーム本編とは違ったエピソードを楽しめるようだ。

 今回はドラマCDの収録現場で,主要キャストを演じる4名にいろいろと話を聞いてきた。ドラマCDに収録されるエピソードの詳細は分からないが,キャストの会話からは,料理が一つのキーワードになることがうかがえる。

じんたん(宿海仁太)役:入野自由さん
めんま(本間芽衣子)役:茅野愛衣さん
つるこ(鶴見知利子)役:早見沙織さん
ぽっぽ(久川鉄道)役:近藤孝行さん

左から近藤さん,入野さん,茅野さん,早見さん
画像集#001のサムネイル/アニメ版の「もしも」が楽しめる内容に期待。PSP「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のメインキャスト4名にインタビュー

――収録を終えた感想はいかがですか?

近藤孝行さん(以下,近藤さん):
 みんなと掛け合いをするのは久しぶりだったので,すごく楽しかったです。テレビ放送からそんなに時間が経ったわけではないのですが,なぜか懐かしい感じでしたね。

入野自由さん(以下,入野さん):
 近藤さんと同じく,懐かしい感じがしました。ただ,今回のゲームにはいろいろなルートがあるので「こういう『あの花』もあるんだ」と,新鮮な印象も受けましたね。

茅野愛衣さん(以下,茅野さん):
 ゲームの収録は1人だったので,「多分,じんたんだったらこういうことを言うんだろうな」と,イメージを膨らませながら演じました。ドラマCDでは久しぶりにみんなと掛け合いをしたので,少しドキドキしましたね。でも,実際にみんなの声を聞いたら,「『あの花』ってこんな感じだったな〜」って懐かしい思いでいっぱいでした。

早見沙織さん(以下,早見さん)
 私もゲームの収録では,アニメを思い出しながら「懐かしいな」という気持ちで演じていました。ドラマCDの収録は,掛け合いの生っぽさとかリアルな感じがすごく気持ち良かったですね。
 ゲームでは,「つるこってあんな人と仲良かったんだ!」という裏話っぽいエピソードがあるんです。ドラマCDでも本編とは違うエピソードが聞けるので,本編を見てくださった方も,また違った感覚で楽しめると思います。


――「あの花」がゲーム化されると聞いたときの印象を教えてください。

早見さん:
 アニメが終わってからも,「あの花」の存在は自分の中にすごく大きく残っていたので,あまり時間が経過したような感覚はなかったですね。ゲーム化の話を聞いたときは,「あの花」がまた広がっていくというのがすごく嬉しかったです。

茅野さん:
 アニメでは,めんまが最終的にみんなの元からいなくなってしまうので,ゲームでどうなるのかが気になりましたね。「一夏の思い出」みたいなものが描かれるのかな,とか。ゲームにはアニメに忠実なシーンもいっぱい入っているので,ファンの方にも安心して楽しんでいただけると思います。

入野さん:
 まったく想像がつかなくて,「一体どんな感じになるんだろう」というのが最初の印象でした。アニメのストーリーは「あの花」の答えでもあったので,それをどういう風にするのかなって。ゲームでは“if”のストーリーが描かれているのを知ったときは,「そういう表現もあるんだな」って思いました。

近藤さん:
 アニメの最終回は,そのときのスタジオの空気やお芝居が合わさって出来上がったものなので,それをゲームで再現できるのかどうか,ちょっと不安でした。でも,ゲーム化の話を聞いたときは,「超平和バスターズ」として再びこの作品に参加できることが素直に嬉しかったので,自分の中にある「あの花」への熱が,さらに高まった状態で収録に臨めました。


――「あの花」という作品そのものへの想いを聞かせていただけますか?

入野さん:
 僕にとって「あの花」はとても大切な作品です。きっとファンの方にとってもそうだと思います。これからもずっと「あの花」を大切にしたいし,していただきたいと思います。

茅野さん:
 これだけはみんなと同じ気持ちだと思うんですけど,「大好き」って言葉がピッタリかなって思います。私は,初めてメインで演じさせていただいた作品が「あの花」だったので,なおさら思い出深いですね。

近藤さん:
 「あの花」と出会ったことによって,作品自体への思い入れが強くなったことはもちろん,キャストの方達も大好きになりましたしたね。そこまで影響を与える作品って,かなり珍しいと思うんですよ。これからも大事にしていきたい作品です。

早見さん:
 めんまが本編の中で「超平和バスターズはずっと仲良し」って言ってるんですけど,その言葉を看板で掲げたいくらいですね。回を追うごとに絆が深くなっていった感じがします。今回,キャストが集まったのは久しぶりなんですけど,すんなり馴染めて「やっぱりいいなぁ〜」と思いました。


――収録を終えてみて,印象に残ったシーンはありましたか?

入野さん:
 基本的にはアニメに準拠しているので,アニメにあった数々のシーンは印象に残っています。あと,聡志君(めんまの弟)と仲良くなるところは面白かったです。

茅野さん:
 「あの花」っておいしそうな食べ物がいっぱい出てくるんですよ。作品の中でも,お母さんが「芽衣子はカレーが大好物だから」ってお供えしているシーンがあるんです。今回もカレーに関する収録があって,「あっ,これはもしかして,あのカレーのことなのかな」っていろいろと想像をしていました。

近藤さん:
 ぽっぽって,キャッチーなことをたくさん言うんですけど,ゲームではめんまちゃんがそれに対してリピートしてくれるシーンが多かったんです。それは純粋に嬉しかったですね。

早見さん:
 ドラマCDでは,料理に対するつるこのこだわりにビックリしました。スパイスを家から持ってきたりするんですよ。なので,本当に料理が好きなんだなって思いましたね。スパイスがいっぱいあるのってカレー屋さんくらいじゃないですか。


――それでは最後に,ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

近藤さん:
 今回のゲームは,テレビシリーズの世界観をさらに広げる内容になっています。クオリティも想像以上です。アニメファンの方も納得していただけると思いますので,ぜひプレイしてみてください。よろしくお願いします。

早見さん:
 ゲームは,プレイすることでテレビ版の感動を思い出せるような内容になっています。「あの花」の世界に自分がいるような感覚になれますし,より一層,超平和バスターズへの愛情が募ると思います。繰り返し楽しめる内容にもなっていますので,何度も何度も遊んで,超平和バスターズへの愛を深めていってくださいね。

茅野さん:
 限定版はカンヅメみたいなケースに入っていて,子供の頃に入れておいてしばらく空けていなかった宝箱のような,そんなドキドキ感があるんじゃないかなと思います。ゲーム本編も,そんなドキドキを感じながら楽しんでもらえたら嬉しいです。

入野さん:
 このゲームは「もしかしたらこうだったかもしれない」っていうルートがたくさんあります。「アニメでは描かれなかった部分がこうだった」のではなく,「そうだったかもしれない」という風に楽しんでもらえたらいいなと思います。よろしくお願いします。

――ありがとうございました。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」公式サイト

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    あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

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