連載
光と音の連鎖が生み出す快感。スマートフォン向けパズルゲーム「パズルプリズム」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第147回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回紹介する「パズルプリズム」(iOS / Android)は,光と音の連鎖から生まれる心地よさが非常に楽しいパズルゲームだ。このタイトル,非常に中毒性が高く,筆者自身もあまりに熱中して夜更かしを続けてしまうので,やむなく“封印”したゲームでもある。本作の配信開始は2008年で,ちょっと前の作品なのだが,未だにプレイヤーを魅了し続けているので,ぜひともここで紹介させてほしい。
「パズルプリズム」ダウンロードページ(App Store)
「パズルプリズム」ダウンロードページ(Google Play)
本作は3Dのパズルゲームだ。画面中央にある大きなブロックがせり上がってくるので,プレイヤーはそこに小さなブロックを落とし,隙間を埋めて消していくことになる。
操作方法はシンプルで,画面上にあるブロックを左右の矢印ボタンで回転させたあと,下の矢印ボタンで落とすだけ。このとき,正方形の枠で囲われた4つのマスをブロックで埋めると消すことができるというシステムだ。ものすごくざっくり説明すると,3D版の「テトリス」といったところだろうか。
ブロックを一定時間内に消し続けると,「chain」が発生し,スコアが加算される。次から次へと素早くブロックを落としたくなるが,3D表示ゆえに目測を誤りやすい。あとから来るブロックの組合せによっては致命傷になりかねないので,chainを意識しすぎないよう,冷静にブロックを落としていこう。
前述したボタンによる操作のほか,ブロックを直接触るような感覚でプレイできるフリック操作も用意されている。操作方法はオプションで変更可能だ |
ゲームモードは「STANDARD」「TIME ATTACK」「EXTRA」の3種類。
STANDARDはせり上がってくるブロックが天井に到達するまでブロックを消し続けることができる。
TIME ATTACKは2分間でひたすらスコアを稼ぐモードで,「NORMAL」と「X MODE」という2種類のレベルが用意されている。X MODEはブロックを消さないよ5秒も経たずにゲームオーバーになる高難度なので,まずはスコアを稼ぐというより,2分間生き残ることに挑戦しよう。
EXTRAは,ほかのモードとは逆に,ステージとなるブロックがどんどん沈んでいくモード。このモードでは,ブロックを消すことでステージが延長でき,この延長したLINE数を競うモードだ。
冒頭で軽く触れたように,本作の魅力は,美しい光と音のエフェクトにもある。ブロックは消滅するとき,放射状に色とりどりの光を放つのだが,これが花火のように美しい。神秘的なSEも合わさって,まるで魔法を使っているかのような感覚を味わうことができるのだ。
今回紹介するにあたって,封印していた本作をまた触ったのだが,案の定どっぷりハマってしまい,またも寝不足の日々である……。そんな恐ろしいほどの中毒性を持つ本作は,パズルゲーム好きにぜひオススメしたい一本だ。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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