連載
攻撃は最大の防御。スマートフォン向けディフェンスゲーム「カートゥーンウォーズ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第268回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ブラウザゲームやスマートフォンゲームでよく見かけるゲームジャンルに「ディフェンスゲーム」がある。道に沿って侵攻してくる敵に対して戦闘部隊や施設を配置し,敵が最終目標に達するまえに排除していく,というものだ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「カートゥーンウォーズ」(iOS / Android)もディフェンスゲームになるのだが,ユニークなのはただ自陣を守るだけでなく,最終的に敵陣を攻め落とすのが目標になっているところだ。
「カートゥーンウォーズ」ダウンロードページ(App Store)
「カートゥーンウォーズ」ダウンロードページ(Google Play)
プレイヤーは時間とともに溜まっていく「マナ」を消費して戦闘ユニットを召喚できる。このユニットと,城の上に設置された巨大な弓矢「バリスタ」で敵を退治しながら攻め上がり,敵の城を落とすことが目的だ。
ステージクリア後は次のステージへと進み,新たな戦いが始まる。なお本作は,規定数のステージをクリアしてラスボスに挑むのではなく,ステージをクリアするたびに,登場する敵が少しずつ強くなるというシステムが導入されている。つまり本作には終わりがなく,その気になれば無限に遊べてしまうのだ。
敵を倒すと入手できるゴールドでユニットやバリスタのレベルを上げたり,敵を倒したときに得られるゴールドの量やマナの基本生産速度をアップさせたりできる。
また,ステージをクリアすることでもらえる「Forging Stone」という赤い石を消費すれば,新たな種類のユニットを開放可能だ。
本作には「Warrior」以外にも「Ninja」「Gunner」「Cannon」「Wizard」「Angel」「Gokem」「Goblin」と,計8つのユニットの系統が存在。それぞれ特徴が異なるので,早めに開放しておくとさまざまな戦況に対応しやすいだろう。
また,Forging Stoneは新ユニットの開放だけでなく,ユニットの「進化」にも使える。ユニットは進化させると名称と外見が変わり,より強いユニットになるのだ。
たとえばWarrior系の初期ユニットは剣を持った「Warrior」だが,進化させることで「Veteran Warrior」となり,攻撃方法も槍に変化して攻撃範囲が広くなるのだ。
ただしこのような進化にはユニットが一定のレベルに到達している必要があるので,進化させたい系統があるならば,レベルをしっかり上げておこう。
強力なユニットの開放にはForging Stoneが大量に必要なうえに,召喚するのにも大量のマナが必要となる。マナの溜まる速度を上げるにはゴールドが必要だし,ゴールドを獲得するには強力なユニットがあったほうがいい……とあれこれ迷ってしまう。
これが本作における楽しみの1つで,強化した要素がピタリとハマったときは,思わずニヤリとしてしまうはず。
一度クリアしたステージにも繰り返し挑戦できるので,どうしても勝てないときはそこでゴールドを貯め,ユニットの強化をすればいい。このシステムのおかげで,先に進みすぎてクリア不能になるという「ハマリ」が無いのがうれしいポイント。勝てないからとムキにならず,じっくりと自軍を強化しよう。
終わりがないので,本当にずっと遊べてしまう本作。友人と到達ステージ数を競うのもよし,特定のステージを使ったタイムアタックをするのもよしと,遊び方もさまざまだ
とりあえずダウンロードすれば,暇な時間などなくなってしまうので,興味を持ったならば,ぜひブラックアンドホワイトカートゥーン族の自由を取り戻す戦いに参戦してほしい。
著者紹介:トリスター&ひーる
エログロからゲームまでさまざまな雑誌の編集を手がけ,現在はフリーのライターをしている。ネットゲームが大好きで仕事をさぼってまでプレイするほか,新しい物好きでもあり,Androidも最初期に購入した。現在では各バージョンごとに専用機種を揃えている。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
カートゥーンウォーズ
- 関連タイトル:
カートゥーンウォーズ
- この記事のURL:
キーワード
(C) GAMEVIL, Inc.