「ZombiU」を紹介する映像シリーズが公開に。Wii Uゲームパッドをサバイバルキットに見立てたゲームプレイに注目

　Ubisoft Entertainmentは，2012年内に発売予定のWii U用ソフト「ZombiU」を紹介するムービーシリーズ「In the Eye of ZombiU」の第1回を公開した。

　ZombiUは，人々をゾンビ化させる謎のウイルスが蔓延し，大混乱に陥っている2012年のロンドンを舞台にしたストーリーが描かれるホラーアドベンチャーだ。
　今回公開されたムービーでは，本作のシニアプロデューサーであるGuillaume Brunier氏が，ゲームのあらましやコンセプトを解説。Wii Uゲームパッドを“サバイバルキット”に見立て，センサーやインベントリとして活用するという特徴的なゲームプレイを紹介し，「本格的なホラーアドベンチャーの体験をプレイヤーに届けたい」と意気込みを述べている。


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　また，ムービーで紹介されているゲームプレイでは，いくつかの興味深いシーンが確認できる。その1つが，「Lockpick」と呼ばれる演出で，プレイヤーがWii Uゲームパッドのスクリーンに表示されたドアの暗証番号を打ち込んでいる間，テレビ画面のほうではカメラ視点がプレイヤーの背後を向き，迫り来るゾンビを映すというドラマティックな演出が楽しめる。

　一人称視点で徐々に暗闇の奥に向かって進んでいくような恐怖感に，1990年代に“グラフィックアドベンチャー”と呼ばれたゲームジャンルのテイストも感じられる本作。Wii Uにおけるゾンビゲームの金字塔になるのではと，ゲーマーの期待も膨らみつつあるようだ。

本作のヨーロッパ初公開となったGamescom 2012では，デモプレイに2時間待ちという行列ができるなど，期待の高さがうかがえた

「ZombiU」公式サイト