インタビュー
オープンサービスから半年が経過した「黒い砂漠」。運営プロデューサーの麥谷氏に,本作の現状とこれからのロードマップを聞いてきた
さて,本作はオープンサービスから約半年が経過したわけだが,その間にすでに6体のクラスが追加され,今回の「くノ一」で7体めという,これだけの大規模MMORPGのなかでは類を見ないスピードで次々とアップデートを重ねている。その早すぎるアップデート間隔は,プレイヤーを驚かせると同時に,いつかアップデートのネタが切れてしまうのではないかと,逆に心配させてしまうほどである。
そこで今回,このアップデート間隔の秘密も含めた「黒い砂漠」の現状や,大型アップデートの内容,さらに今後のロードマップについて,運営プロデューサーの麥谷(むぎたに)将人氏にインタビューをしてきたので,その内容をお伝えしよう。
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一時点のデータだけで日本からの要望は出さない
世界観やコンセプトをベースにした開発/運営方針
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。「黒い砂漠」のオープンサービスから約半年が経ちましたが,いまのお気持ちはいかがでしょうか。
3月にジャパンプレミアをさせていただいてから,アップデートやオフラインイベント,ニコニコ生放送での配信など,ほぼ毎月何かをやっていたので……,忙しいと思うヒマもありませんでしたね。気付いたら,いまという感じです。
4Gamer:
これまでに6体のクラスが追加されていたりと,怒濤のアップデートという感じでしたし(笑)。そうしたアップデートやイベントで,とくに印象に残った出来事はありますか?
麥谷氏:
出来事というか,これまでに2回ほどジワッと来たことがあるんですよ。最初にジワっときたのは,ジャパンプレミアのリハーサルの時で,会場でムービーが流れて,BGMが最高潮になったところで「ああ,やっとここまで来たんだな……」と。その次にジワっときたのが,今回のアップデートのティザーサイトをオープンしたときです。このムービーはご覧いただけましたか?
4Gamer:
ゲームのスタート地点であるオルビア村から,各地を回る世界紹介というか,観光案内みたいなムービーですよね。
麥谷氏:
あれはずいぶん前から韓国で用意されていたものですが,いまになってあらためて見る機会があったんですよ。最初のオルビア村から始まって……ようやく砂漠というか,バレンシアにたどり着いたことが感慨深くて。
4Gamer:
長く「黒い砂漠」に触れてきたからこその思いなんでしょうね。では,オープンサービス以降のプレイヤーの動向はどのように見ていますか。
麥谷氏:
以前のインタビューでもお話ししましたが,スクリーンショットだけを撮り続けているギルドや,登山っぽいことをしているギルドなど,皆さんの遊び方はさまざまです。先入観なしで「黒い砂漠」を見ると,どうしても戦闘が前面に出されてしまうのですが,実際のところプレイヤーの皆さんは,それぞれのコンテンツを深く遊んでいただけていると実感しています。
4Gamer:
その戦闘コンテンツであるPvPについてはどうでしょう。日本では,あまりPvPは好まれない傾向にありますが。
麥谷氏:
たしかに,すごく盛り上がっているというわけでもないですが,一方で廃れているわけでもありません。ひとつのコンテンツとしてちゃんと遊ばれています。
4Gamer:
なるほど。プレイヤーそれぞれが好きなように遊んでいるというのが,本作らしさを感じさせますね。
ところで,本作では,そうしたゲーム内の状況を把握して開発元に要望を出すために,たとえば他社のタイトルで実施しているような,国勢調査みたいなことはしないのでしょうか。
麥谷氏:
プレイヤーの皆さんからも同じ声をいただいていますが,国勢調査を考えたことはまだないですね。そもそも「黒い砂漠」では,データだけを見て日本からの要望を出すのではなく,開発元のPearlAbyssさんと一緒に,データとコンセプトを確認しながら,日本での方向性を決めているんですよ。
4Gamer:
それは手間がかかりそうな気もしますが,なぜそのような方法に?
麥谷氏:
「黒い砂漠」は膨大なコンテンツの中には,いろいろな意図があるはずです。例えば,このゲームを始めた多くのプレイヤーさんが一番最初に思うのは,「ワープのアイテムや能力が欲しい」だと思います。しかし,「黒い砂漠」の世界観を理解するとワープはコンセプトにそぐわないですし,馬のコンテンツもつぶれてしまうことが分かるでしょう。
4Gamer:
なるほど。遊んでいると移動そのものがさまざまなコンテンツに影響を与えるキモの部分だと分かりますから,ワープは違うかな……と個人的には思いますね。
麥谷氏:
そうですよね。今後も一時点のデータだけを見て判断するのではなく,なぜそうなっているのかという世界観やコンセプト,韓国での状況も見つつ,運営と開発でそれぞれ確認しながら進めて行くつもりです。
かなり速いアップデート頻度。ネタ切れの心配はなし?
4Gamer:
運営方針は分かりましたが,それにしても冒頭で話したように,本作はアップデートがかなり速い印象ですよね。
それはPearlAbyssさんの開発力と,韓国でのアップデートの速さによるものですね。
4Gamer:
正直なところ,このスピードだと,韓国からもってくるアップデートが,いずれネタ切れを起こすのでは……と心配になっていたんですよ。
麥谷氏:
大丈夫ですよ(笑)。「黒い砂漠」には,まだ実装できていない膨大な数のコンテンツがありますし,いまお話ししたように韓国でのアップデートも速いですから。
4Gamer:
では今後も,この速度は維持されるのでしょうか。
麥谷氏:
以前,5か月分あった韓国とのアップデート内容の差は,現時点は3か月の差になっているので,ある程度は落ち着くと思いますが,それでもそれなりの頻度でアップデートできると思います。まだ,アバターも出し切れていないと聞いてますし。
4Gamer:
まだ出ていないアバターがあるんですか。
麥谷氏:
いろいろと構想はあるみたいです。ちなみに,先日実装したハロウィン衣装や,ハロウィンイベントのアバター,第2回キャラメイク選手権の最優秀賞に贈られる限定アバターは,夏の浴衣やふんどしと同様に,こちらからお願いしたものなんです。
4Gamer:
なるほど。ふんどしは……一部で熱狂的な人気でしたよね(笑)。
麥谷氏:
ええ。かなり好評で,大きな話題になったような気がします。日本ふんどし協会からツイートをいただいたりしましたし(笑)。
4Gamer:
そんなことが(笑)。アップデート間隔については安心できましたが,一方で,これだけのアップデート内容が押し寄せているのに,どんな変化があるのかが分かりづらいと思います。パッチノートのようなものを早めに公式サイトなどで掲載してもらえるとプレイヤーとしては嬉しいと思うのですが。
麥谷氏:
それについては本当に申しわけないと思っています。PearlAbyssさんが,海外のパブリッシャと一緒にサービスを行うのが初めてということもあり,韓国側と日本側とで,アップデート情報の共有に多少の問題があるんですよ。
4Gamer:
情報共有ですか。その原因はなんですか?
麥谷氏:
コンテンツの数が膨大すぎて,情報の整理が間に合わなくて(苦笑)。早くコンテンツを皆さんに提供したいという思いと,その内容をまとめる体制がうまくかみ合っていないんです。トラブルが起きたときなどは,素早く対応できる体制ではあるのですが。
ですから,もっと情報共有と協力体制の仕組みを強固に積み上げなければと考えています。
「黒い砂漠」に,ついに“砂漠”が登場
4Gamer:
それでは,今回のアップデートについて教えてほしいのですが,見どころはどこでしょうか。
最初にお話ししたように,いよいよ“黒い砂漠”と呼ばれる砂漠が実装されます。現在のマップと,ほぼ同じ広さになる新エリアが追加されることになるのですが,その大半が砂漠です。新しい狩り場もあるので,探してみてください。
4Gamer:
先にテストプレイをさせてもらいましたが(関連記事),砂漠地帯では方角以外は分からなくなりますし,ひとりで砂漠を渡っていると心細さが半端ないです。
麥谷氏:
さらに熱中症や低体温症などキャラクターに影響を及ぼすデバフが発生するうえ,既存の「クザカ」のような大型ボスモンスターも出現しますので,かなり厳しい環境のエリアです。
4Gamer:
砂漠に登場するボスモンスターというと,「古代のプトルム」や「ヌーベル」などですね。
麥谷氏:
正確には「古代のプトルム」が,召喚状を使ってプレイヤーが呼び出すタイプのボスで,ヌーベルがクザカのように,出現時に全体に告知が流れるレイドボスになります。ただ,自分の居場所が分からないほど(※先述のとおり実際にマップを見ても分からない)の広大な砂漠のどこかに出現するので,見つけるのは大変だと思います。そのぶん,倒すとかなりの報酬がもらえます。
4Gamer:
ヌーベルとの戦闘では,熱中症や低体温症にも気を付けなくてはなりませんね。
麥谷氏:
対策をしっかりしておけばなんとかなると思います。あとは移動用にラクダも必須になるでしょうね。ボス戦以外での砂漠のコンテンツとなると,スコップを使っての宝探しなども楽しめますし,砂嵐にも遭遇できますよ。
4Gamer:
どんなことになるのか,楽しみでもあり,怖くもありますが(笑)。ただ,地形や風景としての砂漠もかなり魅力的だったので,実装されてから自分のキャラで歩いてみるのが楽しみです。
麥谷氏:
ご期待ください(笑)。アップデートのもうひとつの見どころとして,新クラスのくノ一がありますよね。以前,お話ししたと思いますが,独占ライセンスの契約締結の直後ぐらいに,PearlAbyssさんから「日本独特のキャラクターというとなんですか?」と聞かれたときに,侍や忍者を挙げたのですが,それが入ってきました。
4Gamer:
侍は,とくに日本に向けたクラスではないと聞いた覚えがあります。
麥谷氏:
侍というか,ブレイダーは韓国武士のような武侠的なキャラクターなので,少し違いますね。ですが,くノ一は日本向け……だと思います(笑)。今後はロシアでのサービスも始まるようなので,ロシア的なキャラクターも実装されるかもしれませんね。
4Gamer:
ロシア的なキャラクター……どんなものか想像も付きません(笑)。
そうですね(笑)。話を戻しますと,くノ一は動きが非常に素早くて,テクニカルなキャラクターです。キャラメイク時に表示されるレーダーチャートもかなり極端なグラフになっていて,防御が低くなっています。
4Gamer:
くノ一の特徴と言えば,2段ジャンプや忍術ですよね。
麥谷氏:
多彩なダッシュスキルを含めた移動速度の速さや2段ジャンプなどの体術,自身を丸太と入れ替える変わり身の術や,姿を隠す「忍術:霧隠れ」などですね。2段ジャンプは,これまで届かなかったところに行けるようになるので,登山部的なプレイをしているプレイヤーさんにも,ぜひ使ってみて欲しいです。
4Gamer:
砂漠を越えた先にある新しい街「バレンシア」や,ギルドハウスについてはいかがでしょうか。
麥谷氏:
バレンシアの街は,カルフェオンより少し小さいくらいの広さがあります。それでもかなり広いので,いろいろと探索してみるのと面白いですよ。街の周辺には象などもいて,捕獲もできます。
4Gamer:
捕獲した象は,ギルドハウスで育成ができるんですよね。
麥谷氏:
はい。さらに育てた象は,占領戦などに参戦させて,敵の指揮所などを踏みつぶしたりできます。ギルドハウスはオークションや,毎日の維持費でかなりシルバーが必要となりますが……我こそはというギルドはぜひ手に入れて欲しいですね。そのほかにも,いろいろな調整が入る予定です。
4Gamer:
それは既存キャラクターやシステムに関する調整ですか?
麥谷氏:
ええ。キャラクターについては,各クラスのスキルに手が入ります。ただ,この範囲が広いので,プレイヤーの皆さんには,スキルポイントを初期化するアイテムを配布する予定になっています。
4Gamer:
バランスが変わる可能性もあるでしょうから,それは嬉しいです。
麥谷氏:
あとシステムというか,コンテンツとしてホースレースが実装されます。時間ごとに馬の世代別でレースが楽しめるというものになり,レースで入賞するとアイテムやポイントが手に入ります。ポイントは,アイテムと交換できます。
4Gamer:
参加条件はありますか?
麥谷氏:
1度も死んだことのない馬を持っていれば,誰でも参加できます。死んだ馬と言えば,復活させるときの金額についても変更が入る予定です。
イベントやアップデートラッシュはまだまだ続く?
4Gamer:
今回のアップデート以降,今後のロードマップ的なものを教えていただけますか?
今後のアップデートでは,忍者の実装を考えています。
4Gamer:
くノ一と対になるクラスのようですが,ウィザードとウィッチのように,性別が違うだけで,能力的には同じクラスになるのでしょうか。
麥谷氏:
詳細はまだ確認中ですので,続報をご期待いただければと思います。そのほかには,ウォーリアの大剣や,新しい種族であるシャイ族の実装,ソーサレスの新要素などがあります。また,セレンディアの南方や,バレンシアの北部および南部など,まだまだ未開の地がたくさん残っているので,その辺りをどんどん実装していければなと考えています。
4Gamer:
ちなみに,韓国ではどのあたりまで実装されているんですか。
麥谷氏:
エリアについては,今回のアップデートで日本が追いつきましたね。
4Gamer:
今後の新エリアについては,韓国での実装待ちということですね。ところで,先ほどアバターの話でもおっしゃっていたキャラメイク選手権ですが,2回目の反響はいかがでしたか?
麥谷氏:
前回は約700の応募がありましたが,今回は約900もの応募がありました。
4Gamer:
参加者が増えたんですか。
麥谷氏:
はい。まあ,参加賞があったというのも一因かもしれません。とはいえ,クオリティの高い作品がたくさん届いて,選考にかなり時間がかかってしまいました。
4Gamer:
応募作品のうち,男女(のキャラクター)どちらが多かったですか。
麥谷氏:
今回はウィッチ部門,ウィザード部門,ハロウィン部門の3部門で行われましたが,ウィッチの応募作がかなり多かったですね。ウィザードは数が少ない分,こだわったイケメン(?)爺さんが多かったように思います。ハロウィン部門は,アイデアが光った作品が多かったですね。
4Gamer:
少し気が早いですが,3回めの開催も考えていますか?
麥谷氏:
第1回のあと,なかなか機会がなくてこの時期になってしまいましたが,時間をおいて開催しても楽しめたことや,これだけ応募していただけたということもあるので,継続していきたいと思います。
4Gamer:
次に,どんなキャラクターが作られるのか楽しみですし,ぜひ開催してほしいですね。キャラクターだけではなく,ハウジングのコンテストもいかがでしょう。
麥谷氏:
一度だけ,ハウジングというコンテンツを知ってもらうために,キャンペーンを開催したことはあります。いまはもう,皆さんがハウジング自体を楽しんでいるので,そうした予定もないのですが……ツイートなどを見ていると,本当に格好良い家があって,どうやっているのだろうかと感心しています。
4Gamer:
ハウジングは,スコア派(※)と自分好みに仕上げる派がありますよね。
※家具や装飾品をハウジングに設置するとスコアとして記録され,そのスコアがランキングに反映される
麥谷氏:
そこについてはプレイヤーさんからの声も多くて,スコアを上げるためだけに同じ装飾品を何十個も並べるのはちょっと……という声もあります。ゲーム内ではそれでスコアが出てしまいますが,純粋なインテリアの配置を競うコンテストができたらとは思いますね。
4Gamer:
そう言えば,今回のアップデートで実装されるギルドハウスも内装は替えられるのでしょうか。そうなると,ハウジングコンテンストも個人部門とギルド部門に分けて開催みたいなことに。
麥谷氏:
残念ながら現在のところ,ギルドハウスの内装は変更できないんですよ。それに,ギルドハウスは総数が少ないので,参加者も限られてしまいますし。これまでいろいろなタイトルに関わってきましたが,私の方針として,すべてのお客様を満足させることはできないかもしれないが,なるべく多くの皆さんが楽しめるようなものを考えています。ですから,もしハウジングでコンテンストを行うならば,誰でも参加できるような形で行いたいと思います。
4Gamer:
分かりました。以前もお聞きしたと思いますが,韓国ではバレンシア実装と同時に,グランドオープンとなりました。日本でも,あらためてグランドオープンを宣言するのでしょうか。
麥谷氏:
いえ,グランドオープンといった宣言をする予定はありません。ですが,バレンシア実装と同時にお祭的なイベントは実施する予定です。今回のアップデートは,今までで一番大きなものになるので,新規プレイヤーさん向けや,以前にちょっと遊んだもののやめてしまったプレイヤーさん達に向けて,さまざまなキャンペーンやイベントを行いたいと思います。もちろん既存のプレイヤーさん向けのものもあるので,そこはご安心ください。
4Gamer:
どのようなキャンペーンやイベントが予定されているのでしょうか。
麥谷氏:
夏ごろに,新規アカウントに500万シルバーをプレゼントするキャンペーンを行いましたが,今回も同じようなキャンペーンを予定しています。そのほかにも,先ほどアバターの話に出たハロウィンイベントのような季節イベントをいくつか予定しています。実はハロウィンイベントも,日本から提案して行ったものだったんですよ。
4Gamer:
そうなんですか?
麥谷氏:
韓国では100日イベントとか,日数を基準にしたイベントはよくやるようなのですが,季節についてはあまり重視していないようでして。ハロウィンイベントの流れで,クリスマスイベントの実施も予定していますので,ご期待ください。
4Gamer:
ということは,お正月のイベントも?
麥谷氏:
できればやりたいですね。ただ「黒い砂漠」に限らず,どこのタイトルも年末年始にパッチを当てるというのは大変です(笑)。運営はともかく,関係各所が休みに入るので,対応しきれなくなる可能性が大きいんですよ。
4Gamer:
それはそうですよね。ともあれ,これからの季節イベントにも期待しています。最後に,今回のアップデートを楽しみに待つファンにメッセージをお願いします。
麥谷氏:
これまでパッチノートで至らない点があったり,不具合の発生などで,いろいろとご不便をおかけしました。現在,運営チーム一同,アップデートの準備に全力を尽くしています。バレンシアとくノ一が実装されるアップデート「砂塵の彼方へ駆ける影」を楽しみにお待ちください。
そして「黒い砂漠」は,これからもより楽しめる,飽きないコンテンツを早いタイミングで実装して,皆さんに面白いと思えるものをご提供していきたいと考えています。これからも「黒い砂漠」をどうぞよろしくお願いします。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
「黒い砂漠」公式サイト
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