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自機を強化して高得点を目指せ。iOS向け横スクロールSTG「J.A.M.」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第121回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するiOS向けアプリ「J.A.M.」は,オーソドックスな横スクロールタイプのシューティングゲーム。グラフィックスは硬派で地味な印象を受けるかもしれないが,自機装備のアップグレードや交換といった育成要素が盛り込まれているので,装備が整うにつれて,じわじわと面白くなっていくのだ。
「J.A.M.」ダウンロードページ
操作は,自機の近くをタッチしてスライドすると,それに合わせて自機が動く仕組みとなっている。画面の右下にある丸が攻撃ボタンだ。
敵を倒しながら進んでいくと,最後にボスが待ち構えており,このボスを倒せばステージクリアとなる。本作では,1度でも敵に接触したり,敵弾に当たったりすると即ゲームオーバーになってしまうので,最初は難しい印象を受けるかもしれない。
本作では,自機が2種類用意されており,最初に選べるのは「Merc-450」。敵をタッチしてロックオンし,必ず当たるミサイルが発射できる。ただし,上下にしか動けない |
もう1つの「HellCat」は,上下左右に移動できるが,ミサイルが弾切れしやすいのだ |
初期の貧弱な装備だと,攻略はかなり難しいので,なるべく早く自機を強化したいところだ。そのためには,敵を倒すと出現する水色の球体「Enerjules」(お金)を集め,「HANGAR」でパーツの購入や強化をしよう。
HANGARでは,機体や装備などの購入,強化が行えるほか,自機に彩色することも可能。装備を自由に組み合わせ,好みの機体を作るといいだろう。使いやすい装備は集中的に強化するのがオススメだ。
本作は,全部で5つのステージが用意されており,それぞれ「NORMAL」「HARD」「INSANE」といった難度が用意されている。NORMALでもなかなかの難しさなので,心して掛かろう。
メタリックな自機と有機的な敵キャラクターという組み合わせは,横シューティング全盛時代には定番で,どことなく郷愁を誘う雰囲気を持つ本作。装備が整うまでは少々地味だが,クラシックなシューティングが好きな人は,ぜひ試してみてほしい。
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著者紹介:トリスター/慈空宇砂利
ゲームやアニメなどの書籍や解説書,そして広告制作などを行う編集プロダクション「トリスター」のライター。1プレイで完結するアーケードスタイルのゲームが好み。フィーチャーフォンからスマートフォンへ移行が進み,そういったタイトルが増えてきたことに喜んでいる。
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