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いよいよVRゲームの時代がやってきた。Oculus VRの「Rift」が正式に発売
今からオーダーすると4か月待ちという人気の「Rift」は,まず20か国にいるKickstarterのバッカーと,初期予約者に向けての発送が始まっている。
ローンチタイトルとして,「EVE: Valkyrie」など30作が発表されたことは本誌でもお伝えしたとおりだが,それ以外にもOculus Store(では,以前から開発者などに向けてリリースされていたデモなど,1000点を超えるアプリケーションがラインナップされており,コンテンツには困らないだろう。
また,発売に合わせて開発者向けの最新ソフトウェア開発キット「SDK 1.3」も公開された。UnityやUnreal Engineといったミドルウェア最新版へのアップデートや,Asynchronous Timewarp機能の追加などが行われている。SDKは,今までどおり「Oculus Developer Center」にて入手可能だ。
2016年1月7日に開始されたRiftの予約販売で最初にオーダーした人物には,ラッキー氏自身がRiftを届けた。予約者はアラスカ在住で,ラッキー氏は悪天候で飛行機が遅れるといった“大冒険”の模様をTwitterやFacebookに投稿するなど,お祭りが始まったような雰囲気だ。
今後も,HTCの「Vive」やSony Computer Entertainmentの「PlayStation VR」など,続々とVRデバイスが年内に登場するが,RiftによってVRゲーム時代が本格的に幕を開けたのは間違いなさそうだ。
「Rift」公式サイト
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Rift
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