連載
モンスターを育てて,島の平和を取り戻せ。iOS向け育成RPG「ドラゴンアイランドBLUE」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第168回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
いきなりだが,筆者は「ポケットモンスター」シリーズの大ファンだ。ポケットモンスターに代表される,育成RPGの面白さはどこにあるのかを考えることもあるのだが,それは「手塩にかけて育てたモンスターが活躍したときの気持ちよさ」ではないかと思っている。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「ドラゴンアイランドBLUE」も,そんな育成ゲームの王道である,モンスターの進化や融合を駆使しながら戦うRPGだ。人間が戦争によって荒らしてしまったドラゴン島の平和を取り戻すため,ブリーダーとなって思う存分モンスターの育成を楽しもう。
「ドラゴンアイランドBLUE」ダウンロードページ(App Store)
ゲームを始めたプレイヤーは,まずブリーダーのライセンスの取得を目指すことになる。と言っても最初は何がなんだか分からないと思うので,はじめの村「コロロ」にいる案内役の娘さんにアドバイスをもらったり,ギルドからチュートリアル的な依頼を受けたりしながら,操作方法を学ぶといい。
ゲームに慣れてきたら,仲間を増やすために,街を出てフィールドへ向かおう。
フィールドに出ると,赤いサークルが見つかるはずだ。本作の移動はその赤いサークルをタップすることで行う。タップした場所に主人公が移動するのだが,このときランダムでモンスターが出現し,バトルになる場合がある。
バトルでは,タップやスワイプでモンスターに指示を出して戦う。画面左上に表示されているのがTU(タイムユニット)と呼ばれるもので,これが敵・味方の行動順を表している。TUは基本的にモンスターの素早さによって決定されるが,使用する技に応じて行動順が早まったり遅まったりするので,こちらを確認しながら行動を決めるといいだろう。
攻撃を行うときは,画面下に各モンスターが出せる技がアイコンで表示されるので,まず技のアイコンをタップしてから敵モンスターを指定しよう。なお,各技には上下左右の矢印やタップの記号が割り振られており,その操作を敵グラフィックス上で直接入力することで,直感的に攻撃することも可能だ。どの技もとくに使用制限はないが,強力な技ほど,そのモンスターが次に行動できるまでの順番が遅くなってしまうので,大技を使うタイミングには注意したい。
そして本作最大のキモとなるのが,モンスターの捕獲だ。敵モンスターの名前の下には体力を示すバーがあり,このバーが残り少ないほど,つまり弱っているほど捕獲成功率があがる。捕獲可能なモンスターは,その体力バーの左にカードアイコンが表示されるので,そこをタップしよう。すると捕獲に使用するカードを使う画面が表示されるので,成功率を参考にしながらカードを使う。捕獲に成功すれば,その場で敵モンスターはカードに収まる,という仕組みだ。
なお,捕獲したモンスターを戦闘に参加させるには,街で使用できる「スタメン」という機能でパーティに組み込む必要があるので,お忘れなく。
モンスター撃破後はフィールドに新たな赤いサークルが出現するので,先へと進んでいこう。どこに進もうと自由だが,あまり先を急ぎすぎると,強いモンスターが出現し,あっという間にやられてしまうので注意。最初はギルドの依頼をこなしつつモンスターを捕まえ,育てながらじっくり進めて行くといいだろう。
さて,本作もうひとつの魅力ともいえる進化と融合についても触れておこう。モンスターが一定レベルに到達すると,進化してより強力なモンスターに変身する。ステータスだけでなく,名前や見た目もガラリと変わるのだ。
なお,一定以上進化したモンスターは,それ以上進化できなくなる。そのモンスターがまだ進化できるのか,あとどれぐらいで進化するのかといった確認は「スタメン」で分かるので,参考にするといい。
融合は,複数のモンスターから1匹の新たなモンスターを誕生させるというシステムだ。融合を行うにはまず「レシピ」が必要となる。レシピはショップで購入するか,ギルドからの報酬などで入手可能だ。
「レシピ」には融合するための素材となるモンスターが書かれているので,それを参考に「融合素材」となるモンスターを用意。融合素材が揃ったら,「モンスター図鑑」を開いて融合を行おう。冒険で活躍する強力なモンスターが誕生する瞬間だ。
冒険を進めていると,いくつかのダンジョンを目にすることになる。ダンジョンにはフィールドにいないレアモンスターが生息しているので,素通りせず,探索してみよう。
ダンジョンでは,行きたい部屋をタップすれば主人公がその部屋に移動するので,そこからまた新たな部屋をタップ,という感じで,フロアのどこかにある下への階段を目指そう。モンスターのシンボルが表示されている部屋に進むと戦闘開始となるが,そこをタップしなければ戦闘は回避できるので,戦力を確認しながら進むといいだろう。
なお,ダンジョンの奥深くにはトーテムというボスモンスターがいることもあり,倒すとお助けモンスターとして戦闘中に召喚できるようになる。かなり強力なので,撃破しておきたい。なお,ダンジョンから出たい時はメニューの「街へ戻る」コマンドを使えば一発で戻れるので,覚えておこう(著者はしばらく気付かず最下層から毎回階段を登って帰っていた)。
ストーリーは人間の善悪両面がかいま見える,なかなか本格的なもの。ゲームシステムも,前述したように,タップ一発で移動ができたり,スワイプで直接攻撃できたりと,わずらわしい部分がうまくカットされ,ストレスなく遊べる作りで好感触だ。ゲームバランスも絶妙で,全体的にとても丁寧に作り込まれているように感じられる。
この記事だけですべてを語るにはあまりにボリュームがあるタイトルなので,ぜひとも実際に触ってその奥深さを味わっていただきたい。育成RPG好きならば気に入っていただけるはず。さて,著者もマスターブリーダーを目指すため,ドラゴンアイランドに戻るとしようか。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派。
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