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[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート
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印刷2013/02/16 00:00

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[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

画像集#002のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート
 2013年2月15日に開幕したアーケードマシンショー「ジャパンアミューズメントエキスポ2013」のバンダイナムコゲームスブースに,今年夏稼働予定の「マリオカート アーケード グランプリDX」(以下,DX)がプレイアブル出展されている。

 カジュアルなレースゲームとしておなじみである「マリオカート」シリーズのアーケードゲーム版「マリオカート アーケードグランプリ」で,6年ぶりに登場するシリーズ最新作だ。。
 このシリーズは,ファミリー層や子供プレイヤーに配慮したゲーム作りが特徴となっている。例えば,アクセルペダルに足が届かない子供向けに,アクセルを踏まなくてもレースを楽しむことができるシステム「オートアクセル」を搭載したり,筐体に搭載されたカメラによって撮影されたプレイヤーの顔がゲーム内に表示されたりといった具合だ。

 DXもこういった特徴を引き継いでいるが,その中でも注目なのが「ふたりで協力」モードだろう。2人のプレイヤーがチームを組んでCPUチームと戦う,いわばタッグでの対戦レースだ。また,カメラ撮影による演出の強化も見逃せないところだろう。

画像集#004のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート 画像集#003のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

 今回はバンダイナムコゲームススタッフの協力により,ふたりで協力モードやカメラによる演出を体験できた。そのプレイレポートをお届けしよう。


まさに無敵の「合体カート」で超爽快ドライブ


 ふたりで協力モードは,必ずプレイヤー2人がコンピューターチームとレースする形式で,2人の順位の平均で勝敗を決めるルールとなっている。プレイヤー4人が2対2で対戦することはできないのだが,その分和気藹々とプレイできるはずだ。

 ふたりで協力モードにはさまざまな要素が用意されているので,ひとつずつ紹介していこう。
 2人のカートが近くにいるときに,両者を包んでくれるのが「友情シールド」。シールドは相手チームからのアイテム攻撃を防いでくれる。
 マリオカートシリーズでは,どこからともなく飛んできてカートをクラッシュさせる「アカこうら」などの妨害アイテムがプレイヤーにとっての脅威なのだが,今回はこの友情シールドのおかげで安心して走れた。とくに,知らないコースを走るうえではかなり有効だろう。上級者が初心者の近くを走り,守ってあげてもいいかもしれない。

 アイテム関連では「おすそわけアイテム」も見逃せない。2つ連なった形のアイテムを取れば,自分と仲間の両方がアイテムを入手できる。2人のアイテムで連係攻撃を仕掛ければ,相手チームに与えるダメージも2倍というわけだ。

 そして,ふたりで協力モードの目玉と言えるのが「合体カート」だ。合体アイテムを使用すると,2人のカートが合体し,一定時間,巨大な大砲のついた戦車のようなカートでレースができるのだ。合体カートは相手チームからのアイテム攻撃を受け付けないので,まさに無敵である。

画像集#006のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

 合体時,1人は運転手,もう1人は砲手となる。砲手はステアリングで砲台を回転させ,ステアリングホイール中央にある「アイテムボタン」「ミドリこうら」を発射し,相手チームを攻撃できるのだ。ミドリこうらの弾数は無限のうえ,砲台は360度旋回が可能となっているので,どんどん撃ちまくろう。

 ちなみに,合体時は上位を走っているプレイヤーの位置へ,下位のプレイヤーがワープすることになっている。勝負を決める平均順位を上げる目的で使ってもいいだろう。

青い部分がアイテムボタン
画像集#007のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

 いろいろと常識外れの合体カートだが,ユーザー認証カードの「バナパスポートカード」があれば,さらにとんでもないことになる。ふたりで協力モードの終了時にもらえる「タッグメダル」が貯まると,合体カートが2号,3号とグレードアップ。ミドリこうらの連射力が上がるなど,性能が強化されていくのだ(プレイヤーの両方がバナパスポートを持っていた場合,グレードの高い方の合体マシンが出てくるとのこと)。

画像集#008のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

 砲手になって相手チームを蹴散らすのは爽快のひと言。相手チームがクラッシュした時などは笑いが止まらなかった。運転手では2人の順位を預かる責任の重さを感じたが,前述の通り,合体カートがアイテム攻撃を受け付けないうえ,砲手が相手のカートをやっつけてくれるため,スムーズに運転できた。DXからは空を飛んだり,水にもぐったりいったシチュエーションが導入されているが,合体カートで走っている時は美しい景色を存分に堪能する余裕すら生まれた。
 合体アイテムは,1回のレースで複数回出現するので,運が良ければ合体解除後すぐに再合体することもできるようだ。そんな展開になればかなり盛り上がりそうだ。

画像集#010のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート 画像集#009のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート


「ヘン顔フレーム」で,対戦相手を笑わせるプレイもアリ?


 シリーズの名物にもなっている顔撮影は,プリクラのような仮装大会的な撮影に加え,今回からは「ヘン顔フレーム」が登場。顔が丸く膨れたり,ぎゅっと縮んだりするのだ。実際にヘン顔フレームを使ってみたが,撮影時にカメラへ顔を近づけたり遠ざけたりすると,顔の変形度合いも大きく変化するのが印象的だった。思いっきり変形させた時などは,自分の顔ながら笑いが漏れてしまったほどだ。

 そしてレース中にこのヘン顔が表示されるのだからたまらない。まじめにレースをしていたはずが,スタッフの方のヘン顔を見て吹きだしかけてしまうこともあったことをお伝えしておく。

画像集#011のサムネイル/[JAEPO2013]無敵の合体カートで相手チームを蹴散らせ。「マリオカート アーケード グランプリDX」プレイレポート

 ふたりで協力モードのプレイレポートは以上だ。友情シールドで仲間を守ったり,合体カートで相手を蹴散らしたりと,アクションゲーム的な要素が強いので,普段はレースゲームをやらないような人にこそお勧めしたいモードだ。そして,プレイ時にとびっきりのヘン顔を撮影すれば,ゲームがより楽しくなるはずだ。

 もちろん,本作にはふたりで協力モードだけでなく,お馴染みの対戦モードも用意されているので,真剣勝負をしたい場合はそちらを選ぶといいだろう。今回の出展バージョンでは実装されていなかったが,「分身バトルモード」では全国のプレイヤーの分身と対戦することが可能とのこと。分身は「運転の腕前やクセ」「アイテムの使用傾向」などをコピーしているそうで,こちらも盛り上がりそうだ。
  • 関連タイトル:

    マリオカート アーケード グランプリDX

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