プレイレポート
今度のゲラルトは名探偵? 「ウィッチャー3 ワイルドハント」のプレイレポートおよび開発者インタビューをお届け
4Gamerではすでに,スパイク・チュンソフトの本社にて行われた本作のプレゼンテーションと,開発者インタビューをお伝えしているが,(関連記事),今回は現在開発中のPlayStation 4版をプレイする機会を得たので,そのプレイレポートをお届けする。
また,CD PROJEKT REDでビジネスデベロップメントマネージャーを務めるRafal Jaki氏と,レベルデザイナーのMiles Tost氏,そしてイングリッシュライターのTravis Currit氏へのインタビューもあるので,合わせて確認してほしい。
なお,今回はスクリーンショットの撮影が許可されなかったため,記事内では過去の素材を使用している。あらかじめご了承いただきたい。
4Gamerの「ウィッチャー3 ワイルドハント」特設サイト
「ウィッチャー3 ワイルドハント」公式サイト
ウィッチャーの感覚を使ってさまざまな事件の謎を解き明かす
今回は,ゲームをスタートしてから,とある依頼を受けてグリフィンを退治するまでの序盤のシーンをプレイすることができた。
本作ではゲームを始める前に,まずは難度を選択することになる。用意されている難度は,「ストーリー」「ストーリー&バトル」「ブラッド&ハードコア」「デスマーチ」の4つだ。難度はうしろに記載したものほど高くなり,ブラッド&ハードコアとデスマーチにいたっては,ゲーム内の時間を進める「瞑想」を行っても体力が回復しないといった制限が設けられているとのこと。ちなみに難度はゲーム進行中いつでも変更できるようだ。
難度の選択を終えると,次に前作「ウィッチャー2」のセーブデータシミュレーションをオンにするかどうかを尋ねられる。これをオンにしておくと,ゲーム序盤に前作でゲラルトがどのような選択を行ったかを問われる会話シーンが追加されるとのこと。これにより,前作をプレイ済みの人は,その時の決断を本作のストーリーに反映できる。なお,本作は,前作の流れを把握していなくても楽しめるように作られているので,前作未プレイという人は,オフにしても問題ないだろう。
これらの初期設定を終えると,いよいよプロローグに突入する。最初は,狼流派のウィッチャー達の砦ケィア・モルヘンを舞台にしたチュートリアルとなっており,移動や戦闘といった基本操作を学ぶことができた。なお,この冒頭のシーンにはちょっとした秘密が隠されており,それはのちに明かされる。
チュートリアルが終わると,テメリア王国の首都であるヴィジマへと続く道の途中で,ヴェセミルと2人で野営をしている場面に切り替わる。ゲラルトの旅の目的は,行方をくらませたイェネファーを追うことにあり,今は彼女の目撃情報を求めて町を転々としている状況だ。ちなみに設定上では,前作から6か月が経過したことになっている。
休憩を終えて次の町に向かう準備をしていると,グールの集団に襲われて戦闘が始まった。匂いだけでグールだと判別できるあたり,さすがゲラルトだ。
ウィッチャーは,鋼の剣と銀の剣を所持しており,前者が対人用で後者が対モンスター用となっている。剣には弱攻撃と強攻撃があり,敵の動きを見て使い分けることが重要だ。また,ファンにはおなじみの印もあり,炎や衝撃波を使って戦いを有利に運ぶこともできる。
グールを一掃したところで,愛馬のローチにまたがり次の町へ。本作では,乗馬中に[×]ボタンを長押しすると舗装された道に沿って自動移動するようになっており,その間プレイヤーはゆっくりと景色を楽しめるわけだ。
最新世代機によって描き出されるウィッチャー3の世界の景色は圧巻のひと言。湿地帯に足を踏み入れた時に感じるジメッとした空気感や,郷愁を誘うような夕焼けの雰囲気など,前作と比べて表現力が何倍にも増している印象だ。
景色を楽しみながら歩いていくと,グリフィンに襲われている旅人に遭遇する。もちろん見過ごすわけにはいかないので,急いで助けに入ることに。何とか救出に成功したところで,報酬を受け取るかどうかという選択肢が登場。本作では,こういった些細な選択肢もストーリーの展開に影響するようで,小さなフラグの積み重ねがゲラルトの人生を左右することになりそうだ。
再びヴィジマへと続く道を辿って馬を進めると,ホワイト・オーチャードと呼ばれる町に到着。町の宿屋でイェネファーについての聞き込みを始めると,ある学者の口から「戦火の女騎士」の噂を知ることになる。その女騎士の特徴はまさにイェネファーそのもので,つい最近までこのあたりにいたことは間違いないようだ。
お礼を言ったところで席を立とうとすると,学者にグウェントでの対戦を持ちかけられる。グウェントは,デッキを持ち寄って戦うカードゲームのことで,主要都市で大会が開かれるほど,本作の世界では人気のようだ。
ルールは,デッキから引いてきた10枚のカードを使って戦い,先に2ラウンドを制したほうが勝つというもの。カードにはそれぞれ戦力値が書かれており,戦場に出したカードの総合戦力で争うのだ。
一度ゲームが始まると,デッキからカードを引けなくなる。よって,最初のラウンドで7枚のカードを戦場に出した場合,それ以降のラウンドは,残りの3枚で戦うことになるわけだ。したがって,相手の手札にある残りの戦力などを見極めてハッタリをかけつつ,戦力を出し続けるか,あるいは戦力を保持するため降りるかという判断力が重要になる。このあたりの心理戦は,ポーカーに似ているかもしれない。
グウェントには,ニルフガード,北方諸国,ワイルドハント,スコイア=テルの4勢力のカードが存在し,各勢力に50種類ずつ,計200種類ものカードが用意されているという。カードの絵柄は1つ1つ描き下ろされており,コレクション要素としても楽しめそうだ。
グウェントを終えたところで,次に飲んだくれている商人に話かけると,何やらイェネファーのことを知っている様子。どうやらダンディリオンが彼女の詩を歌い歩いているらしく,それを耳にしたようだ。また,商人の話によると,ニルフガードの駐屯地にいる兵士が彼女を目撃したという。というわけで,次の行き先は駐屯地に決定した。
さて,ここからは何をしても自由なので,開放されたサイドクエストの中から,ウィッチャーらしく怪物退治の依頼を受けることに。依頼主の話では,井戸に恐ろしい女の霊が出るからなんとかしてほしいとのこと。聞いた特徴から幽鬼の類だと目星を付けたゲラルトは,さっそく井戸を調査しに行く。
現場に着いたところで,井戸に何がとり憑いているのかを探るべく,ウィッチャーの感覚を使って周辺を調べることに。これを使っている間は,重要なオブジェクが色付きでピックアップされるので,手がかりになりそうなものを1つ1つ調べていくと,次第にこの井戸の周辺で何が起きたのかが分かってくる。
ここで面白いのが,手がかりを見つけるたびにゲラルトの考察が入るところだ。怪物退治を生業にしていることから,怪物に対するさまざまな知識を持っているゲラルトは,匂いや痕跡などから独自の見解を繰り広げ,事件の真相を暴き出すのだ。まるで探偵作品を見ているような感じで,こういった部分に従来作と違った面白さが見られる。
その後,幽霊を退治して問題は解決したので,再びメインクエストを進めることに。ニルフガードの駐屯地に着くと,そこの隊長からイェネファーの行き先を教える代わりにグリフィンを退治してほしいという話を持ちかけられる。隊長の話によると,以前グリフィンの巣がある森に調査隊を派遣したが,彼らは死体となって発見されたようだ。
というわけで,まずは死体の第一発見者である狩人に話を聞き,発見現場を調査することに。現場には調査隊とメスのグリフィンの死体が横たわっており,再びウィッチャーの感覚を使って,ここで何があったのかを探っていく。調査の結果,駐屯地周辺に現れるグリフィンが,なぜ怒り狂っているのかが分かったので,グリフィンを誘き寄せるための薬草を摘んでからヴェセミルと合流する。
合流地点で薬草を炊くと,しばらくしてグリフィンが現れた。ここでヴェセミルから石弓を渡され,いざ戦闘へ。グリフィンは空を飛んでいることが多く,なかなか降りてこないため,石弓で応戦しつつ降りてきたところを銀の剣で攻撃。これを繰り返しながら体力を削っていくと,どこかに飛んで行ってしまったため,馬で追跡を開始。
馬の操作はだいぶ慣れたのですぐに追い付くことができ,グリフィンが降りてきたところでトドメを刺した。この様にフィールドを大きく使った戦闘は,オープンワールドになった本作ならではだろう。
グリフィンの首を駐屯地の隊長に見せ,イェネファーの情報を聞き出すところまでがプロローグとなっており,このあと,10時間ほど進んだセーブデータで,とあるサイドクエストを遊ばせてもらった。このクエストは,人の強欲が招いた殺人事件を扱ったものになっており,ここでもゲラルトの鋭い考察を見ることができた。もはやウィッチャーではなく,名探偵ゲラルトといったところ。
今回は3時間ほどプレイさせてもらったのだが,初見とはいえプロローグと2つのサイドクエストだけで時間が過ぎてしまった。とくに驚くべきは,サイドクエストのボリュームと内容で,最後にプレイしたものに関しては,サイドクエストだと聞くまで,メインクエストだと勘違いしていたほどだ。
試遊が終了したところで,CD PROJEKT REDの開発メンバーに話を聞くことができたので,こちらの模様もお届けしよう。
日本語吹き替えは開発者達の間でも大人気
4Gamer:
Jakiさんは2度めの登場となりますが,まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。
Rafal Jaki氏(以下,Jaki氏):
ビジネスデベロップメントマネージャーのRafal Jakiです。本作ではグウェントというカードゲームのデザインも担当しています。
Miles Tost氏(以下,Tost氏):
レベルデザイナーのMiles Tostです。フィールド上に,何をどのように配置するかなど,オープンワールドのデザインやプランニングをしています。
Travis Currit氏(以下,Currit氏):
イングリッシュライター兼トランスレーターをしているTravis Curritです。本作のストーリーなどは,ポーランド語で書かれているので,私はそれを英語に翻訳しています。
4Gamer:
先ほどプレイさせてもらいましたが,ゲラルトが探偵のように次々と証拠を見つけ出していく姿がとても印象的でした。
最後に遊んでもらった殺人事件の犯人を探すサイドクエストでも,いろいろな証拠を集めてもらったかと思いますが,実は集めた証拠によってまったく違う結末が用意されています。
4Gamer:
すべての証拠を集めなくては先に進めないというわけではないのですね。
Currit氏:
はい。今回のサイドクエストでは,ある手紙が犯人を決定付ける証拠になっているのですが,それを見つけられないと黒幕を暴けぬまま話が終わってしまいます。今回は運良く見つけられたようですね。
4Gamer:
てっきり,すべての手がかりを集めるとクエストが進むものだと思って安心しきっていました(笑)。
Currit氏:
サイドクエストは無視することもできますし,そこにプレイヤーが介入しなかった場合の結末もしっかりと用意されています。面倒だからといって関わらずにいると,あとでしっぺ返しが来るかもしれないので,無視するときは覚悟してください(笑)。
4Gamer:
サイドクエストの結末が,メインストーリーに影響することはあるのでしょうか?
Currit氏:
一見するとメインストーリーに関係ないようなサイドクエストでも,影響を与えることはあります。
4Gamer:
サイドクエストだからといって気は抜けませんね。
本作は,実際に人生を歩むかのような,リアルなシミュレーションの実現を目標に作られています。なので,まったく関係なさそうなものでも,ゲラルトの運命を左右する要素として落とし込まれているのです。
4Gamer:
サイドクエストやメインストーリーのボリュームはどれくらいになるのですか?
Currit氏:
前作の倍以上になっていることは確実で,音声の付いているテキストだけでも全部で3部作ある「指輪物語」の小説に匹敵するボリュームになります。また,ゲーム内で読める書物なども多く用意されているので,ゲームの中身は充実しているはずです。
4Gamer:
ゲーム序盤のゲラルトは老けて見えましたが,最後にプレイしたサイドクエストでは,若返っているように見えました。
Tost氏:
本作のゲラルトは,ゲーム内の時間経過によって髭が伸び,床屋で剃ることもできます。最後に遊んでいただいたセーブデータのゲラルトは,髭を剃ったあとだったので,そのせいで老けたり若返ったりしているように見えたのだと思います。
4Gamer:
なるほど。髭があるかないかで印象が全然違いますね。本作は前作から6か月後の話だと聞きましたが,ヴェセミルと野営している時のゲラルトを見て,6か月で随分と老けたなと思ってました。
Jaki氏:
ウィッチャーはもともとミュータントのような存在で普通の人よりゆっくり年をとるので,6か月という短い期間で大きく外見が変わったりしません。ただ,本作ではゲラルトに見た目の変化が欲しかったので,髭が伸びるという要素を取り入れました。
4Gamer:
本作の物語はどの地域を中心に繰り広げられるのですか?
ノヴィグラドと主無き地もしくはヴェレンと呼ばれる地域があり,それぞれが大きなマップとして存在します。本作の物語はこの2つの地域を中心に進んでいきます。
4Gamer:
それぞれの地域の特徴を教えてください。
Tost氏:
ノヴィグラドはレダニア王国の支配下にある地域で,北のほうに位置しています。レダニア王国はまだ健在なので,そこではレダニア軍も出てきます。そして,ノヴィグラドの南に接した地域が,主無き地になります。ここはテメリア王国の支配地でしたが,北方諸国とニルフガード帝国の戦火に焼かれて荒廃しています。
4Gamer:
レダニア領と元テメリア領を中心に話が進むという感じですね。
Tost氏:
主無き地は,ニルフガード帝国に近い南部がとくに荒れており,北に行くほど建物などが残っている状態です。この様にニルフガード帝国との戦争状態もフィールドの景観に反映されています。
4Gamer:
そうなると,さらに北にあるノヴィグラドは比較的安全な地域ということでしょうか。
Jaki氏:
はい。ノヴィグラドには,たくさんの人々が避難して来ているので,そういった人々の生活を見ることができます。ただ,本作ではゲラルトのパーソナリティに焦点を当てているので,こういった地域のバックグラウンドを理解していなくても問題ありません。もちろん,興味があるのならば,ゲーム内の書物などを読んで理解を深めることもできます。
4Gamer:
ゲームタイトルにもあるワイルドハントとは,どういう勢力なのでしょうか。
Currit氏:
ワイルドハントについて,本作に登場する人々のなかでも解釈が分かれています。周辺の島々に住む人々にとっては,死者の爪で作られた船に乗ってやってくる恐ろしい存在であり,大陸の人々にとっては,黒い衣装を身にまとい馬に乗ってやってくる騎士として認識されています。
4Gamer:
なるほど。ワイルドハントは実際に伝承としてありますよね。
Tost氏:
はい。もともとはポーランドなどで言い伝えられる神話に出てくる存在です。本作のワイルドハントは,そういった神話を下敷きにしています。
4Gamer:
原作小説にも登場しますが,何か違いはありますか?
Currit氏:
基本的な設定は同じですが,本作では徐々にその正体が明らかになるよう,よりドラマチックに描いています。
4Gamer:
それは楽しみですね。ちなみにゲラルト達とどのように関わってくるのでしょうか。
Currit氏:
ワイルドハントは,ゲラルトの養女であるシリを追っており,その流れでゲラルトとも関わることになります。
4Gamer:
ずっと気になっていたのですが,本作にはダンディリオンやゾルタンは登場するのですか?
Tost氏:
登場しますが,ネタバレになってしまうので詳しくはお答えできません。ただ,ダンディリオンに関しては,ゲームを再開したときに流れるあらすじの語り部にもなっています。ほかにも,小説のキャラクターや,従来作に登場するマイナーなキャラクターも存在します。
4Gamer:
おなじみの顔に会えるようでよかったです。ただ,本作で初めてウィッチャーの世界に触れるプレイヤーは,彼らがどういった人物なのか分かりませんよね。
Jaki氏:
そういった部分の補足は,ゲーム内でしっかりとしているので大丈夫です。また,主なキャラクターにはそれぞれ専用のクエストを用意していますので,ゲームを楽しみながらどういった人物なのか理解を深めることもできます。
4Gamer:
本作はPlayStation 4とXbox One,そしてPCで発売されますが,プラットフォームによる違いがあれば教えてください。
Tost氏:
グラフィックスという点で最良の体験ができるのは,最高スペックで組まれたPCになりますが,ゲームとしての体験は,どのプラットフォームで遊んでも変わらないような作りにしてあります。したがって,特定のプラットフォーム独占のDLCなどもありません。
4Gamer:
ゲラルトやヴェセミルは狼流派のウィッチャーですが,猫やグリフィンといった他流派は本作に登場しますか?
Currit氏:
他流派は,装備品という形で関わってきます。各流派にはそれぞれ強力な装備品が用意されており,その流派にまつわるクエストなどを経て手にすることができます。熊流派の装備を身に着けるとタフになり,猫流派の装備を身に着けると,身軽になるといった特徴もあります。
4Gamer:
ちなみにシリは何流派なのですか?
Currit氏:
ゲラルトの養女なのでもちろん狼流派ですが,彼女は猫流派も気に入っており,両方のメダルを首からぶら下げています。
4Gamer:
確かに動きから猫っぽい雰囲気はありますね。では,最後にウィッチャー3の発売を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
Jaki氏:
開発者達の中でも日本語の吹き替えはかなり高く評価されていて,もちろん言葉は理解できないのですが,テストプレイのときは日本語にしている人も多いです。私自身とても気に入っているので,ぜひ日本のみなさんにも手に取って遊んでもらいたいです。
Tost氏:
ウィッチャー3は,血と汗を流すような思いで作りました。日本語版に関してもそれは同じなので,ぜひプレイしてもらって,我々の努力を感じ取っていただければと思います。
Currit氏:
私はポーランドで日本語版の制作チームと仕事をしていたので,日本語版がどれだけストイックにローカライズされていたかというのをよく知っています。とても素晴らしいクオリティに仕上がっているので,ぜひ遊んでみてください。
4Gamer:
ありがとうございました。
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