「Call of Duty: Ghosts」のDLC第1弾「Onslaught」を紹介するトレイラーが公開に。4つのマルチプレイ用マップや新たな武器などが登場

　Activisionは，「Call of Duty: Ghosts」（PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Wii U）で初のダウンロードコンテンツとなる「Onslaught」を，2014年1月28日にXboxプラットフォーム先行でリリースすることを発表した。公式サイトでは，そのトレイラーも公開されている。


　Onslaughtは，デジタルスコープを備え，アサルトライフルとしてもスナイパーライフルとしても使える新武器「Marverick」や，新たなマルチプレイヤーマップが利用可能になる。新マップは，プレイヤーがフィールドオーダーをこなすことで，何ららかのアクションを引き起こせるのが特徴で，以下の4つが用意されている。

■Fog
　ホラー映画に出てきそうな湖畔が舞台となる「Fog」は，その名のとおり霧で包まれた陰鬱な雰囲気になっている。興味深いのは，フィールドオーダーをこなしたプレイヤーが，白いマスクを被った不気味な“殺人鬼”となって，一撃必殺の斧を手にほかのプレイヤーを追い掛け回すことができるようになることだ。ムービーでは“マイケル・マイヤーズ”と呼ばれているので，ジョン・カーペンター監督の映画「ハロウィン」から取っているのだと思われるが，誰かが殺人鬼になると，BGMが気味の悪いピアノの旋律に変わるという。


■Bayview
　カリフォルニアの海岸沿いにある都市を舞台にした中規模マップだ。フィールドオーダーを達成することで，海上に浮かぶ戦艦から波止場を爆撃することが可能となっている。狙撃に適した施設が多い一方で，隠れながらの移動にも適した構造となっているようだ。


■Containment
　市街戦によって大きなダメージを受けた，メキシコの架空の街が舞台となる小規模マップ。中央に水の枯れた川があり，その上に橋が架かっている。入り組んだ市内で近距離での撃ち合いが楽しめそうだが，フィールドオーダーをこなしたプレイヤーがスイッチを押すと，ミサイルが発射されて敵味方の区別なく吹っ飛ばされてしまうので注意が必要だ。


■Ignition
　「Call of Duty: Modern Warfare II」で人気の高かった「Scrapyard」マップをベースにした，フロリダのロケット発射基地が舞台のマップ。フィールドオーダーを完了させると，ロケットの試験運転が開始され，その噴射によって周囲のプレイヤーが燃やし尽くされてしまうという。



　Call of Duty: Ghostsでは，合計で4本のDLCの配信が予定されているが，それぞれのDLCには，エイリアンの侵略に絡んだエピソード型のキャンペーンが用意される。今回のOnslaughtで楽しめるのは「Episode 1: Nightfall」で，アラスカの寒村や軍事施設を舞台に，なぜエイリアンが地球の侵略を開始したかを解明していくストーリーになっているという。
　今回のトレイラーでは，ジャンプすると姿が消える「ファントム」と，巨大な「ブリーダー」というエイリアンが紹介されている。また，「スコーピオン」の毒液を利用する新たな銃も登場するようだ。


　なお，配信日の1月28日は，海外におけるXbox 360，およびXbox One版のリリース予定日であり，そのほかのプラットフォーム，そして日本での展開は今のところ発表されていない。

「Call of Duty: Ghosts」公式サイト