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海外からのファンも参加した「戦国BASARA4」発売記念イベントをレポート。シリーズプロデューサー・小林裕幸氏への合同インタビューも掲載
また,必殺技の「バサラ技」を超える「戯画(ギガ)バサラ技」をはじめ,パートナーとなる武将に指示が出せるようになったり,敵の雑兵が合体技を仕掛けてくるようになったりと,数多くの新要素が満載となっている。
4Gamerでは,「こちら」に本作の特徴をまとめたプレイムービーを掲載しているので,購入を迷っている人はぜひチェックしてみてほしい。
以前「こちら」の記事でもお伝えしたように,本作の発売を記念したイベントが,東京と大阪で本日開催された。対象店舗でゲームを買うと参加できる抽選会のほか,東京ではシリーズプロデューサーの小林裕幸氏,大阪ではシリーズディレクターの山本 真氏によるサイン&握手会も行われた。
本稿では,サイン&握手会を終えた小林氏へのメディア合同インタビューの模様をお伝えしよう。
「戦国BASARA4」公式サイト
――本日はよろしくお願いします。ついに「戦国BASARA4」が発売されましたが,発売日を迎えた感想を聞かせてください。
商品を持ったお客様とお会いすることで,発売日を実感できました。あたたかい意見か厳しい意見かは分からないですけど,今日からお客様からのいろいろな意見が聞けるのが,不安でもあり楽しみでもありますね。
ちなみに今日は,大阪でシリーズディレクターの山本がサイン&握手会をやらせてもらっています。開発が終わってから何か月か経っているので,山本はとっくに発売済みのような気持ちだったみたいなんですが,お客様と直接触れ合って,今はあらためて発売を実感しているんじゃないでしょうか(笑)。
――「戦国BASARA4」では,どの武将に注目してほしいですか?
小林氏:
以前から宣言していたのですが,僕個人としては,イメージカラーも含めて柴田勝家推しです。
勝家は,一回信長に謀反を起こしていて,一兵卒以下の扱いを受けているという武将なんです。創世モードをプレイしてもらえれば,勝家がどういう思いで戦っていたのか分かるようになっています。
僕は,そんな勝家のストーリーが,キャラクター性も含めて気に入っているので,サイン会に来てくれたお客様にも,勝家でプレイしてくださいとアピールしていました(笑)。
あと,「戦国BASARA」はイケメンのキャラクターが多いと言われるんですけど,今回から登場する後藤又兵衛はちょっとストーカーっぽくて,「BASARA」史上でもっとも残虐な戦い方をするキャラクターです。今までのシリーズにはなかった楽しさがあるキャラクターになっているので,ぜひ又兵衛もプレイしてもらいたいですね。
――イベントに参加していたファンに男性が多かったという印象でしたが,そちらについてはどのような感想を持ちましたか?
小林氏:
バサラ祭やこういうイベントでは,女性の方が多いイメージですが,アンケートなどを見ると,購入してくださる方は,男性の方も多いんです。
「戦国BASARA3」のときに男性の方が増えていると感じていたのですが,「4」では「3」や「3宴」以上に男性ファンが増えたという印象ですね。「3」以降,アクション性を高めたことで男性のユーザーさんからも評価をいただけたのですが,そこから入ったお客様が,引き続きシリーズを楽しんでくださっているのかなと思っています。
「4」は,さまざまなタイトルのスタッフに参加してもらったことで,今までよりさらに面白いアクションゲームに仕上がりました。「BASARA」シリーズは,老若男女問わず幅広い層に楽しんでもらえるゲームですが,男性の方にも十分楽しんでいただける内容になっています。「4」でさらに男性の方にプレイしていただく機会が広がっていけばいいなと思っています。
――イベントでは,参加したファンと会話を交わしている姿が見受けられましたが,とくに印象に残った出来事は何でしたか?
小林氏:
今回のイベントでは,イギリスや台湾の方がいらっしゃったのにはビックリしました。「4」は日本版しか発売されないのですが,こうやって海外の方にイベントに来ていただいたり,「海外でも出してほしい」という意見が届いたりすると,キャラクターやアクションゲームとしての魅力が広がっているんだな,という実感が持てて非常に嬉しいですね。
また,こういったイベントでは,シリーズをいつから遊んでいてどういうキャラクターが好きなのか,純粋に知りたいので話を聞いています。あいからわず伊達政宗の人気が高いんですけど,勝家や左近,直虎にも注目してもらえているようです。
――最後に,読者に向けてメッセージをお願いします。
小林氏:
まず,シリーズのファンの方には,「お待たせしました,ゆっくり遊んでください」という気持ちを伝えたいです。
「戦国BASARA4」は内容がものすごく濃くなっています。たとえば,足利義輝が自分の本音を語るのは前田慶次のストーリーだけというように,1年間ずっと遊べるくらいのいろんな要素を詰め込みました。新キャラクターが加わった相乗効果で,従来のキャラクターの魅力も増しているので,ぜひ注目していただきたいです。
シリーズが初めてという方は,「4」を気に入ったら過去作も遊んでいただいて,シリーズのファンになっていただけたら嬉しいですね。
発売日を迎えて今はほっとしていますが,少し先には,「BASARA」について何かを発表する予定もあります。ゲームを中心にいろいろな展開を広げていって,もっとシリーズを大きくしていきたいですね。これからも頑張っていきますので,ぜひ今後も「戦国BASARA」シリーズをよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
「戦国BASARA4」公式サイト
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