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Crytekの「CRYENGINE」がAMD独自API「Mantle」に対応
Crytek partner with AMD to bring Mantle support to CRYENGINE
AMDのグラフィックスAPI「Mantle」を採用
Crytekのゲーム開発エンジン「CRYENGINE」がMantleをサポート
AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は、ゲーム開発会社Crytekのゲーム開発エンジン「CRYENGINE」にAMDのグラフィックスAPI 「Mantle」が採用されたことを発表しました。CRYENGINEは、2004年以降Crytekのゲームタイトルを開発するために使われている先進的なゲーム開発エンジンです。
AMDが2013年9月に発表したMantleは、PC向けのゲーム開発をより効率的にしています。PCゲーマーのCPUとGPU間におけるコミュニケーションをスムーズにすることで、PCゲームの開発にこれまでにない効率性をもたらします。Mantleは、CPUとGPU間におけるコミュニケーションのボトルネックを軽減し、既存のPCハードウェアを効率的に活用することで、ゲーム・パフォーマンスを全体的に向上させます。
AMDのISVゲーミングおよびアライアンス担当ディレクターであるリッチー・コープス(Ritche Corpus)は、次のように述べています。「CrytekのCRYENGINEによって、数多くのゲーマーとゲーム開発者にMantleサポートを提供できることを嬉しく思います。 AMDとCrytekの両社は、『closer-to-the-metal』のAPI設計によって、ゲーマーが最新のAMD GPUの活用をより高めることを目指しています。
「Mantle」とCRYENGINEの強力なタッグにより、ゲーム開発者はPC開発を加速し、グラフィックス・コア・ネクスト(GCN)アーキテクチャー
Crytekの創業者、CEO兼社長であるセバット・イェルリ(Cevat Yerli)氏は、次のように述べています。「当社は、最新の優れたレンダリング性能をもたらすCRYENGINEを誇りに思います。AMDの新たなMantle APIとの統合によって、当社のCRYENGINEは優れた効率性、パフォーマンス、ハードウェア・コントロールを実現する低層次元でのハードウェア・アクセスを実現する事ができます。」
AMDのMantle との統合により、CRYENGINEのライセンス契約者は、今後AMDが進める「closer-to-the-metal」のビジョンに注力した開発スタジオに対応することができます。