このゲームの読者の評価
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- Pages: 1
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グラフィックは良いが… 45 - 投稿者:houdini(男性/40代)
- 投稿日:2016/05/20
- 良い点
- [グラフィック]
美麗なスチームパンク調の町並みは
「これがPS4か!」と圧倒されます。 - 悪い点
- [ストーリー]
いわゆる「映画のような」カットシーンで進んでいくゲームですが
説明されない箇所も多く、のめり込むことが難しいです。
例えばオーダーは長い歴史がありゲーム開始時点で
人間関係もできあがっていますが、具体的にどの程度の関係であるとか
わかるようなシーンなどが少ないため何となくで把握するしかありません。
そのため「これくらいの仲かな」と思っていたら死んで猛烈に悲しんだり、
深い仲かと思っていたらプライベートは知らない、なんて展開になるたび
「あ、そうなの…?」となり白けてしまいました。
[ボリューム不足]
いくつかの章に分かれているのですが先に進むごとに区切りが雑になっていき
(ほぼカットシーンだけで1章終わってしまったり)
「まだ何も解決してないけどこの先どうなるの?」と思い始めた
10時間程度で唐突に終了。その後3部作構成の1作めであったことを知り愕然…
またあくまでアクションゲームであるため、やりこみ性や探索要素もほぼなし。
戦闘はごく普通のTPSで、たまにこれまた普通のQTEが入る程度です。 - 総評
- 発売前は大作感が出ていて期待していましたが、
特筆すべきこともない一本道のアクションでストーリーは未完、
という内容でクリア時の満足度はかなり低いものでした。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 2 3 3 2 -
自分で動かす映画 70 - 投稿者:ミリゴ(男性/30代)
- 投稿日:2015/08/17
- 良い点
- ・細部まで丁寧に作り込まれたグラフィックス。とても立体感があり、本物のよう。ムービーシーンからプレイアブルになるところの違和感がない。もう動かせるのという感じ。
・ロードがほぼない。なので死んでもすぐにリトライできるというのは、とても快適。
・魅力的な武器が多い。実際にあり得たかもしれない、もう一つのロンドンという今作の魅力的な設定を見事に具現化している。
・とても魅力的な舞台設定。続編ありきのストーリーだが、かなり盛り上がる。
・重厚なサウンドトラックがぴったり合っている。
- 悪い点
- ・アクション部分がとても残念。特にライカンとの戦闘は、今作の肝になる部分と思っていただけにとても残念。探索パートでは移動が遅い。
・パート毎に制限される武器。とても面白い武器が多いのだが、基本的にその武器ありきのシーン設計になっているためか、好きな武器をいつでも自由に使えない。 - 総評
- 映画のような作りの本作だが、確かにグラフィックス、サウンド、ストーリーは素晴らしい。ボリューム自体はかなり短いし、QTEも多用しているが、そこは不満ではない。リニアな作りも随所に使われるQTEもこの映画のようなゲームには必要な要素なのだと思う。だからこそゲームとしての面白さが損なわれいるのかな。映画のよう作りに圧倒はされるが、ゲームとしての楽しさは不足している。一つ一つのクオリティは申し分ないだけに悔やまれる。ファースト作品としてPS4の可能性を見出す新規IPとして十分な出来であったと思う。次回作は是非その辺りを乗り越えて欲しい!
- プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 4 3 -
グラフィックが凄いだけ 50 - 投稿者:批判家(男性/20代)
- 投稿日:2015/03/17
- 良い点
- グラフィックが凄く作りこまれており細部までしっかりしています。
武器のデザインが個人的に好みでした。
- 悪い点
- ムービーがスキップできないです。ムービーが短いなら良いのですが、このゲーム無駄に長いですなのでアイテム収集のための2週目は凄く面倒です。
左下に武器や瓶が表示されるはずが見切れている。
QTE、ムービーが多すぎる。映画みたいなゲームがコンセプトだからこそかもしれません。
画面の上下に黒幕があり画面サイズが小さく見える
- 総評
- 特徴的なのはグラフィックだけでした。
ストーリーは盛り上がりに欠けるこれは3部作の1部だからかどうか判りませんが、アクション要素は特徴がありません。グラフィック以外は全部普通です。
別にクソゲーという訳ではないのですが、期待しすぎたせいかプレイしたときこの程度かガックリしました。期待しすぎは注意です。
3部作とは言っていましたが個人的に続編は結構です。制作会社に言いたいことは映画みたいなゲームではなくゲームみたいなゲームをやりたいということです。 - プレイ時間
- 5時間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 1 3 1 -
荘厳にして偉大なる佳作 75 - 投稿者:MMGames(男性/30代)
- 投稿日:2015/02/22
- 良い点
- ・グラフィックは驚くほどに作りこまれています。画質は(PS4ゲームとしては)ややボケが感じられるもので、解像度はやや低めなのかもしれませんが、作りこまれたモデリングとアニメーションがそんなものを完全に吹き飛ばしてくれます。ゲームっぽい省略表現で作られたもの(厚みがなくペラペラしていたり、質感がまるでなかったり、やたら形状が単純化されていたり)は一切なく、全てのものが細部に至るまでハリウッド映画CGクオリティで作りこまれています。モノだけでなく人物も非常にリアルです。
・世界観、演出、ストーリーテリング、もハリウッド映画クオリティです。
演出も完全にハリウッド映画を踏襲しており、比較的短いセリフでどんどんカットをつないでいきます。物語の背景設定についても必要以上に語ろうとはせず、テンポよくストーリーが進みます。一方で重要シーンや見せ場ではコレでもかと迫力の演出を魅せつけてくれます。私は字幕をオンにしてプレイしましたが、気分は完全に映画でした。
・あまりに自然だったので全く意識していなかったのだが、実はロード時間が全くない。言われて初めて気がついたほど自然。しかも、PS4タイトルにありがちなHDDインストール(GTA5に至っては最初に30分ほど待たされる)もなかった。実に驚くべき技術力です・・・。 - 悪い点
- ・QTEはとにかく多いです。しかし、いずれも非常にシンプルで簡単です。鍵開けなど一部の特殊なものを除き、ほとんど(感覚では9割以上)のQTEはワンボタン or ワンボタン連打 or カーソルを指定位置にあわせてからボタン でよく、時間的猶予は比較的長く、QTEの操作方法がわからない、QTEができなくて死ぬ、といったことはほとんど起こりません。万一死んでも素早くリスタート可能です。数が多いので少々うざいのは事実ですが、QTEができなくて死ぬことはまずないので言われているほどストレスにはなりません。
・一本道という指摘はその通りで、一本道です。これについては、個人的には「さんざん道に迷うデザインになっているくらいなら一本道のほうがはるかにマシ」だと考えています。また一本道といってもさすがに前進するだけの作りではなく、あっちにいったりこっちにいったりするのでそれほど一本道感はありません。しかし、シューター部分の単調さの一因になっていることは事実です。
・ボリュームは少なく、やりこみ要素もないのは事実であり、長く遊べるゲームではありません。
・ライカンとの戦闘が少なかったことです。もっとライカンを登場させるべきだと思うのですが・・・。
・シューター部分は単調です。できが悪いわけではなく、シンプルな操作で簡単にクリアできるようにバランス調整した結果、単調になってしまった、という感じです。詳細は後述します。 - 総評
- 良くも悪くも非常に「ハリウッド映画」な作りです。
グラフィックは驚くほど良く、世界観の作り込み、演出の上質さはハリウッド映画そのものです。
シューター部分は「ものたりなく」はありますが、決して駄目なわけではありません。
QTEばかりと聞いて「アスラズラース」を想像されている人もいるようですが、あんなに酷くはありませんよ!
だいだい8時間ほどでクリアしました。決してプレイを急いだわけではなく、普通にプレイしての時間です。
肝心のシューター部分です。できが悪いわけではありませんが、たしかに物足りないです。
しかしシューターの操作性が悪いとか、射撃感がないとかでは決してなく、むしろそれらは非常に優れています。
操作性はとても良く、射撃感もなかなかで、撃っていてとても楽しいのですが、ある種の単調さは否めません。
個人的には、シューター部分の問題点は以下の6つです。
・任意での、ジャンプ、回避操作、が行えない
本作では、ジャンプ、回避動作、はありません。特定のポイントだったり、敵にグレネードを投げ込まれた時など、特定状況に限定されています。要するにカバーシューターの代名詞である Gears of War と同じです。これによって派手なアクションの必要性が薄れ、反射神経ありきのプレイからは逃れられますが、単調になるのは否めません。
・Gears of War ほどカバーアクションが豊富ではない
Gears of War でも本作同様に回避やジャンプはありませんが、その代わりに壁に隠れながら思い通りに射撃できるカバーアクションが豊富に揃っています。本作でもカバーアクションはできるのですが、Gears of War ほど便利ではありません。そのためにチマチマと撃つしかなかったり、飛び出して突撃しなければならなかったりすることが多くなります。
・銃弾が豊富にある
弾の数自体はあまり多くはないのですが、敵の装甲がとても薄いので、弾不足に陥ることはそうそうありません。そのため、走り回って弾を補給、ということがそれほど必要なく、チマチマと撃っているだけでなんとかなってしまいやすく、単調になるのは否めません。
・腰だめ撃ちがほぼ無力
腰だめ撃ちとは、動きながら射撃することです。ほとんどの FPS/TPS では腰だめ撃ちは命中率&威力ともに下がるため、あまりやらないほうが良い撃ち方なのですが、実際にはなんだかんだいって必要で、腰だめ撃ちの精度が勝敗を分けることもありますし、それに「動きながら撃つ」という事自体がスリリングです。しかし本作の腰だめ撃ちは絶望的なまでに弱くなっており、やるだけ無駄レベルです。すなわち、他の FPS/TPS では 敵に出会った時に「このまま腰だめ撃ちで仕留める / 一旦物陰に隠れてから撃つ」を瞬時に判断して選択する必要があり、それも面白さの一つなのですが、本作では腰だめを選択する必要がなく、隠れてから撃つの一択です。やはり単調になるのは否めません。
・敵の行動パターンがあまりに単純
人間/ライカン 問わず、敵の動きがあまりに単純です。とくに人間は酷く、隠れながら定期的に顔を出して撃ってくるか、隠れもせずその場で立ちん坊で撃ってくるか、ほぼこのどちらかです。隠れもしないやつはマトでしかありません。隠れるやつも極めて機械的に定期的に顔を出して撃ってくるので、とても容易にタイミングをあわせて撃破できます。ライカンもただひたすら突撃を繰り返してくるパターンがほとんどで、酷い時にはQTEだったりします。やはり単調になるのは否めません。
・次から次にぞろぞろと出てくる雑魚
本作では敵が次から次へとぞろぞろと湧いて出てきます。システムのシンプルさからくる物足りなさをに対する対策だとは思うのですが、これが一層単調さを強めています。ぞろぞろと湧いて出てくる雑魚を順番に片付けていくだけですし、シリアスサムのように大量の雑魚を片付けることが前提のゲームシステムになっているわけではなく、単なるシューター部分の引き伸ばしにすぎないので・・・。
問題点とは書きましたが、これは明らかに制作側でわかっていて、あえて難易度の低下と操作のシンプル化のためにこうしたのだと思われます。しかし、単調になっているのは事実であり、やはりシューターとしての手応えをもう少し出しても良かったのではないかとは思います。初心者に対する配慮はそれこそ難易度調整でなんとでもなると思いますし。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 4 1 -
細やかな作りこみに目を向けるとその真価を伺える 90 - 投稿者:ヤミー(男性/30代)
- 投稿日:2015/02/26
- 良い点
- ・やはり目につくのはその圧倒的なグラフィック
濡れた所と濡れてから渇いた所の微妙な違いや、滑らかな炎やランプのフォルム、衣類の表面の質感など観察すればするほどそのクオリティの高さが伺える。
・心地良い射撃感と手軽な爽快感が味わえるバトルシーン
操作自体は癖もなく、ブラックサイトの存在がワンボタンな切り札と画面映えのする演出を両立している点も積極的なアクションを挑める点は非常に良い。
・ムービーの再生としてではなく、ゲームプレイの延長線上にあるQTE
所謂ムービーを続きに進めるためのボタン操作ではなく、ユーザー自身に"引き金を引かせる"という最終的な決断を委ねる運びをしている点がポイントとなっている。
無論失敗することでゲームオーバーになるパターンも無いわけではないが、バレットタイムのような瞬間性を醸した演出や、多少の失敗でも上手く分岐して前進するフォロー具合など、QTEが抱かれやすいストレスをこれといった不自然なく抑える工夫をしている点も注目だ。
・シナリオは思った以上に燃える
特に中盤以降からの真相に近づいて行く展開はテンポが上がっていき、無意識にコントローラーを握る手に力がこもる。
こと終盤のあるシーンではプレイヤーは駆け抜けるガラハッドに合わせてかなり気分が高鳴っているだろう。BGM効果も無視はできない。
・敵のリアクションが、高い雰囲気作りを担っている
個人的に本作で最も好感だったポイントであるが、例えばこちらがスナイパーライフルで攻撃していると、敵は「スナイパーだ!伏せろ!」と叫ぶ。ショットガンを持っていると「奴はショットガンを持ってる!」と叫ぶ。
これに限らず、ともかくプレイヤーがメインウエポンで使用する武器に敵が反応しているという訳だが、一本道のゲームデザインの中の限られた選択性をフルに活用している様子を感じられたのが非常に嬉しい作り込みであった。
またこれは決まりきった台詞であるだろうが、敵ショットガン兵が「俺が突っ込む!援護してくれ!」と言い、こちらに迫ってくる状況があるのだが、前述した敵のリアクションも含めて本作は敵の群れではなく、真に敵の"集団"と戦っている感覚を味わえたのだ。
・味方のリアクションも楽しい
同じ戦闘パートにおいても、こちらが前線に出張れば「上から援護します!」、こちらが高台に上がれば「上から援護お願いします!」とプレイヤーの立ち回りに応じてしっかり合わせてくれる点はシングルプレイながらも頼もしい存在を感じて戦えるというわけだ。
・その他にも渋い作り込みが光る
銃をギミックの可動っぷりやリロード時の手の動き、当時の時代背景が伺えるNPC達やマップの様子。
そして地味ながらも秀逸な部分としてカバーアクションがギアーズのようなスイッチ型とラスアスのような自動遷移式のハイブリッドとなっている点を挙げたい。立ち状態だと○ボタンでカバー状態にスイッチして、その状態から移動でカバーポイントから離れるとカバーにいつでも遷移できる姿勢を保って動けるというわけだ。 - 悪い点
- ・随所の作り込みは非常に良いが1つ1つの要素が一口二口サイズなのは少し寂しい
各要素の作りこみは丁寧で細やかだが、1つ1つを切り抜いて見ると物足りなさがあるのは事実だ。
シナリオの肝が肝なだけに、ことライカン戦においては恐らくギリギリのラインまでボリュームを抑えられたのであろう事はなんとなく伺える。
・チャプターごとに使える武器の幅が限られている
せっかく作りこまれた武器なのだからやはり自分好みの武器でロンドンを戦いぬきたいが、シナリオの展開の流れ的にそうもいかないのシーンが多いのが残念か。とはいえその武器が出てくるチャプターはしっかりその武器を堪能できるデザインになっているので、どの武器でも一番美味しい部分を間違いなく味わえるのがカバーできる点か。
・明らかに続編がでるラスト
そのままそういうことである。とはいえ、個人的にはそこまで不満には感じてはいないが、やはり気になる人は目につく終わり方ではあるだろう。 - 総評
- よくよくプレイ時間を言及される本作だが、個人的にはプレイ時間の多寡でゲームを評価するのは好ましくないのであくまで感じた満足度として言わせていただくと、本作はその数時間の体験の中で本作が試みた挑戦的な部分が惜しみなく全部入りなのだ。
シナリオ主導というのもあってそもそもプレイ時間を何十時間も持たせては重たいボリュームになってしまうし、やろうとしたことをドカドカ詰め込んでもユーザーに食べきってもらわなければ意味が無いし、新規IPとしては良いアプローチだったと思っている。
実際観察すればするほどいかに作りこんでるかが見て取れる点はなんだかんだでそのプレイ時間以上の密度は有しているし、むしろ今作の手応え次第で、続編での化け具合が変わると考えればあのタイミングでラストを迎えるのも良い決断だとも言えるだろう。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 3 -
The Order 1886 90 - 投稿者:ryunosuke(男性/50代)
- 投稿日:2015/02/25
- 良い点
- 仮想科学をベースとした派手な重火器をぶっ放す戦闘が楽しい。
特にマグネシウムをバラ撒いた後に着火して敵を焼き払うサーマイトライフルの爽快さは特筆もの。
重火器だけでなく、ピストルやライフルを撃ったときの手触りもよし。
こちらの武器も強力だが敵も強く、こちらの銃撃を物ともせず突っ込んでくるショットガン兵や顔を出した瞬間に正確に狙撃してくるスナイパーなどなかなか手強い。
- 悪い点
- 半獣戦は敵のバリエーションや戦闘パターンがもう少し欲しい。
カットシーンは2周目はスキップできると良かった。 - 総評
- とにかく戦闘が楽しいゲーム。
弾や武器は敵を倒すとどんどん手に入るので、弾数管理を気にすることなく様々な武器をぶっ放すのが爽快。
ステルスが要求されるシーンなどもあり、状況に応じた武器の使い分けやブラックサイトの使いどころなど、自分の上達を実感できるところが良い感じ。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4 -
Ready at Dawn Studiosの挑戦 85 - 投稿者:Horatiocaine(男性/40代)
- 投稿日:2015/02/23
- 良い点
- 1)グラフィック・・・非常に優れている。
特筆すべきはテカリやちらつき、キャラクターやオブジェクトと背景との違和感といったものがこれまでにないほど抑制されている点だ。ライティングは抑えられ、被写界深度もソフトで全く違和感がない。それらの要素が複合し、「ムービーを動かしている」感覚は随一のものとなっている。
モデリングも秀逸で、特に小物の出来は素晴らしい。インファマス:セカンドサンですらローポリゴンに抑えられていた部分にも芸の細かいモデリングが施されている。
リアルタイムで窓ガラスに映りこむ風景、煙突からたなびく煙、風に揺らぐ万国旗等、架空の舞台設定でありながら違和感のないリアリズムの演出に役立っている。
2)アクション・・・軽快で自由度のあるTPSとなっている。一般的な要素に加え、いくつかの独自要素が存在するが、全体的にはオーソドックスなアクションである。
珍しい要素としては任意でライフの回復が出来る。
3)ストーリー・・・ヴィクトリア朝のサイエンスフィクションというだけでも涎が出そうだが、重厚で緊張感のあるストーリーと緊迫感のある演出が的確にツボを突いてくる。
4)サウンド・・・いかにも洋ゲー、といった趣だが、世界観に良く合っている。吹き替え声優も洋画の鉄板どころで絶対的な安定感。街の住人の会話も意外と長く、思わず立ち止まって聞いてしまう。
5)コンフィグ・・・そこそこの自由度はある。 - 悪い点
- 1)QTE・・・それほどストレスの溜まるQTEではないが、やはり特に楽しいものではない。即死するわけではないが、長いセリフが伴うことが多く、気になって聞いていると死んでしまったりするのはご愛嬌。リトライは比較的早い。
2)マルチプレイ・・・私は全く興味が無いので必要性を感じないが、マルチプレイ中毒のプレイヤーは多く簡単なモードでもあれば満足する人も増えるだろう。マルチプレイはスポーツの一種だと理解しているので、道具さえ用意しておけばやりたい人は勝手に遊ぶのではないだろうか。 - 総評
- 個人的に非常に好きなタイプの作品であり、かなり楽しめました。
特に驚いたのは画面の一体感です。インファマス:セカンドサンをVTRのテレビドラマとするなら、こちらは古き良きフィルムによる映画そのもの。動画などでは空気感や距離感が失われてしまい、ただボケているように見えてしまうのが残念です。実機、それも良いモニターで実際に見てもらわなければ伝わらないのが残念ですが・・・。
作品のスケールも大きく、世界観や美術設定もこだわりを感じ、これがHD初挑戦のスタジオ作品とはとても思えません。ストーリーや演出にも表現に対する明確な意図が感じられ、「作品」を作る事に対する情熱がしっかりと伝わってきます。
なんにせよ貴重なオフ専TPSであり、また出来も素晴らしいものです。出来れば数作程度はシリーズ化して欲しいと思います。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 3 -
光る部分が多々ある惜しい作品 75 - 投稿者:ぷっちょ(男性/30代)
- 投稿日:2015/02/23
- 良い点
- 映画のように上下に黒い表示部分があるがグラフィックが素晴らしい
音楽もかなり気合が入っていて良い
レールガンや火薬をばらまいで発火させるような武器は使っていて面白かった - 悪い点
- ボス戦が殆どQTE
その他いろんな動作にQTEが用いられている
走れずに歩く時間が長い
マルチがないからこそボリュームが求められるがそれが少ない - 総評
- まずこの作品をTPSだと思って買った人は恐らく思っていたのと違うという感想を持つと思う
重要なシーンを(この欄で他のゲームを持ちだしていいかは迷うが)heavy rainのようなQTEを用いたアドベンチャーで作り
その間でTPSをやっているようなゲームである
またマルチモードがない上にボリュームが少ないということで最近のトレンドからは大きく外れているゲームなので海外ゲームサイトでの評価が思わしくないのも仕方がないと思う
だが個人的にはTPS部分はもっと長い時間この武器で戦いたいと思える程度には面白かったし
ストーリーもよくある表現だがまるで映画のようでなかなか良かったように思う
だが全体で見るとチグハグしてる感は否めないので次回作があるなら割り切って
アドベンチャーかTPSどちらかに振り切ったらより良い物になるのではないだろうか
- プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 1 -
2級品 35 - 投稿者:chyobin(男性/40代)
- 投稿日:2015/02/22
- 良い点
- ・グラフィック
コンシューマーとしてはきれいですね。
・音楽
好みの音でした。記憶に残るようなものだったかというと、残らないです。 - 悪い点
- ・操作性
特に、移動が遅くて、アイテムを探してマップを回るのが面倒です。 - 総評
- ノーマルをエンディングまで到達した時点の評価です。
全体(ストーリ、ゲーム性、etc..)的に2級品って感想です。
値段相応かといわれると、高いかな?って感じです。
特に、ストーリーは。すごいでかいボスとか出てきて盛り上がったりはせずに、淡々とすすみます。エンディングに行っても、「次作へ続く」みたいな終わり方をしているので、不満に思う人は多いかもしれません。
- プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 2 2 3 -
グラがPS4を超えている 95 - 投稿者:ミッフー(男性/30代)
- 投稿日:2015/02/21
- 良い点
- グラフィックが最高だった。多分、これ以上のものは出てこないんじゃないだろうか。
アンチャーテッド、FF15、もちろんまだ発売してないので言い切れないが、そのくらいグラが飛び抜けてよかった。
シナリオもいい。完結してないという感想もあるだろうが、しっかりとけじめをつけて終わらせている。これで不満だというのはかなり無茶がある。アサシンクリードで、テンプル騎士団を壊滅できていないからクソだと言っているようなものである。
予想外だったり奇抜だったりするわけではないが、堅実で重厚なものとなっている。ネタバレを見ずにプレイして、没入してほしい。 - 悪い点
- 操作性はちょっともっさりしている。それとQTEが多く、探索要素もほぼ皆無といったくらいだろう。
それ以外には特にない。 - 総評
- 実に良かった。
これまでに発売された洋ゲーの対策といえばBFやCOD、あるいはオープンワールドのアサシンクリードやファークライ、GTAだった。そこにこのゲームがやってきたというのは嬉しいものだった。
確かに一本道の、普通のTPSである。だが、その普通さがいい。この普通のTPSが最も映像美を堪能でき、シナリオに集中し、ゲーム世界に没入できるのだ。
昨今はオープンワールドや探索要素、サイドクエストの豊富さなどが讃えられている。当然それは楽しいし、大好きなのだが、ゲームに没入できるかといえば、違う。
誰かに指示されたり、救援を求められているのに、あちらこちらへとぶらぶら寄り道ばかりする主人公に共感できるか。できやしない。主人公が到着するまでじーっと待っていてくれる敵や、瀕死の仲間、そんなのおかしいだろ。リアリティもくそもあったもんじゃない。
オープンワールドなどのゲームは楽しい。
同時に、普通のTPSも楽しい。
このTheOrder1886は後者で、最高傑作に近い品質なのだ。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 2 5 3 -
ボリューム不足。 50 - 投稿者:jaming(男性/40代)
- 投稿日:2015/02/20
- 良い点
- 世界観、設定、グラフィックはすばらしい。ムービーレベルだったキャラモデリングがリアルタイムで動かせる。イベントと動かせるグラフィックの差が無い。
- 悪い点
- とにかくボリューム不足。
続きは総評の欄に書きます。 - 総評
- とにかくボリューム不足。初見難易度ハードで6時間弱でクリア・・・。
ストーリーも完全に続編ありき の作りになっているため、登場人物では結局あれって誰だったの?や、この後から面白くなりそうなのに!ってところで終わります。100%続編ありきです。ライカン(半獣)もそんなに色んな場面で出て来るわけではなく、大半が人との戦闘です。ユニークな武器も多くなく、全てにおいて中途半端な感じ。
この作品は起承転結の「起」の部分みたいな感じです。個人的には再度トロフィー埋めにプレイするつもりですが、友達には薦めません。
かなり期待していただけに、続編ありきの作品だとは思いませんでした。残念です。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 3 1
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