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香港で行われた「FIFA 14」プレビューイベントをレポート。アグエロ選手やレスコット選手らが参戦したゲーム大会や「ULTIMATE TEAM」最新情報も
エレクトロニック・アーツ バイスプレジデント兼「FIFA」シリーズ エグゼクティブプロデューサーの牧田和也氏 |
昨年リリースされた「FIFA 13 ワールドクラス サッカー」(PC/PS3/Xbox 360/PS Vita/PSP/Wii U)は,全プラットフォームで累計1450万本のセールスを記録し,名実ともにサッカーゲームの頂点に立ったが,最新作「FIFA 14」ではさまざまな新機能を搭載し,よりリアルなサッカーを再現するべく開発が進められている。
「FIFA 14」の進化や新機能については,以下の関連記事で詳しく解説しているので参照してほしい。
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続いて,自分だけのオリジナルクラブを作成できるゲームモード「FIFA ULTIMATE TEAM」(以下,FUT)の説明が行われた。
現在,FUTは毎日340万試合がプレイされており,1700万人のプレイヤーが移籍マーケットに参加しているという。近年の「FIFA」シリーズは,実際のサッカーシーンに合わせたデータを定期的にアップデートしており,それはFUTも例外ではない。頻繁に更新される選手データや,世界中のプレイヤーが参加する移籍マーケットの動向などが大きな魅力となっているようだ。
ここで「FIFA 14」のFUTで新たに実装される要素をまとめておこう。
●新しくなったケミストリーシステム
チームの連携を数値化したケミストリーシステムが一新され,選手データにケミストリースタイルとLoyalty(忠誠心)が追加された。
ケミストリースタイルは,選手の個性的なプレイスタイルを表しており,ポジション(GK,DF,MF,FW)によって違いがある。チーム全体のプレイスタイルによる影響もあり,能力が変化する。
Loyaltyはチームに加入した時点から増加するが,移籍マーケットから獲得した場合は10試合出場後にアンロックされる。
選手データから,フォーメーションとMoraleが廃止になった
●シングルマッチモードの復活
「FIFA 13」で廃止されていたオンライン対戦のシングルマッチモードを搭載。
●10ディビジョン制のシーズンモード
シーズンモードは10ディビジョン制となり,試合結果を通じて昇降格が行われる。
●新世代機版とデータを共有できる
FUTのデータは,Xbox 360とXbox One,PS3とPS4の間で共有することができる。ただし,共有できるのは,選手やアイテム,シーズン情報,トロフィー,コインとなる。FIFA ポイントに限り,それぞれ新世代機版に移行することが可能。
イベント会場には,「75%の完成度」(牧田氏)というXbox 360版の試遊台が設置されていた。さっそくプレイしたが,以前の取材時に感じた不満がほぼ解消されており,ワンツーパスやスルーパスに対して,周囲の選手が自然に反応するようになっていた。
この点だけでも,「100%」に向けて順調に開発が進んでいることがうかがえる。空中戦(とくにクロス)のバランスも,攻守のどちらかが特別に有利と感じることはなかった。一方,ドリブル時の進行方向が増えた点や,パスを受ける際に体を入れてブロックする要素など,「FIFA 13」と同じ感覚ではスムーズにいかない部分もあり,このあたりは戸惑うことになりそうだ。
なお,「FIFA 14」の開発状況を始め,さらに詳しい話を牧田氏へのインタビューで聞かせてもらった。こちらの模様は後日お伝えしたい。
E3では出展されたが,アジア初披露ということで多数の取材陣が集まった。牧田氏の予定表を見せてもらったが,実に10分刻みで次々とメディアの取材を受けていた |
●羽染選手の優勝コメント
イベントの直前,急に「FIFA 14」でプレイすることになりましたが,いかがでしたか。
羽染選手:
「FIFA 13」とは,選手の動きがまったく変わっていますね。全然違うので慣れるまでには,ちょっと時間が掛かりそうだなと思います。
4Gamer:
とくに難しかった点は?
羽染選手:
ドリブルは全体的に重みを感じますね。前作は足とボールが吸い付く感覚だったのが,「FIFA 14」ではリアルなサッカーに近づいたことで,離れてしまうことがあって難しかったです。
ただ,慣れれば「FIFA 14」のほうがサッカーらしさもあるし,ゲームとしても面白くなると思います。
4Gamer:
ズバリ勝因は?
羽染選手:
やっぱりディフェンスですね。まずはちゃんと守れた(4試合で1失点)のが,良かったかなと。
4Gamer:
おめでとうございました。
香港ではプレシーズンマッチ「BARCLAYS ASIA TROPHY」が開催されており,英プレミアリーグのマンチェスター・シティ,トットナム・ホットスパー,サンダーランドに加え,地元・香港王者のサウスチャイナによるトーナメント戦が繰り広げられている。この4クラブに所属するプロ選手がイベント会場に招かれ,「FIFA 14」のゲーム大会が開催された。
普段,ピッチで見せる姿とは異なり,終始リラックスした様子で「FIFA 14」を楽しんでいたのが印象的だ。
(左)ジョレオン・レスコット選手(マンチェスター・シティ) |
セルヒオ・アグエロ選手(マンチェスター・シティ) |
マンチェスター・シティ同士の対決となった,ジャック・ロドウェル選手対デドリック・ボヤタ選手の決勝戦 |
トーナメント戦を制したボヤタ選手と羽染選手の一戦は,前半の1点を守りきったボヤタ選手の快勝。まさかの敗北に羽染選手は,相当悔しかった様子 |
「FIFA 14 ワールドクラス サッカー」公式サイト
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